百松沢山〜常次沢・600mまで〜
- GPS
- 04:18
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 346m
- 下り
- 484m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
|
写真
感想
今年2回目の百松沢山行き。今回は福井から。スノーモービルランドが結構にぎわっているようだったので、源八沢コースはやめて、百松沢山の初登ルートである常次沢を目指す。積雪期にここに来るのは初めてだが、夏に来たのもはるか35年前。しかもその時は、登りは送電線の鉄塔建てのトラックに乗せられて冬ルートの尾根に上がってしまい、沢は下山に使っただけだった。滝はほとんどなく、つまらない“ブタ沢”だった気がする。そうでなければ、今でももっと遡行したという話を聞くはずだ。
採石場を通って林道を行き、35年前にトラックに乗せられた場所とおぼしきあたりの先でゲートを通り、さらに左岸の林道を行く。やがて林道が沢から上がり、左側が沢に向かって切れ落ちたところに出る。
それからほどなく、標高370mのあたりで林道は対岸へと渡り下流へと戻っているので、ここで林道を離れ、沢筋を登っていく。地図を見ると、常次沢は中央区と西区の境界線になっている。ところどころ沢が口を開けているので、左岸から右岸へ、右岸から左岸へと、ルートを選びながら登って行く。沢の断面はV字をなしており、両岸の側面が急なところには雪崩のデブリも見受けられるので、慎重に。
ところで常次沢ルートと言っても、沢筋を北峰と南峰のコルまで忠実に詰めるのか、それとも途中から左岸(右)側の尾根に上がるのか、はっきり決めていなかったが、前者はちょっと雪崩がこわそう。昔の記録やガイドなどでは、標高450mのところからの尾根を使っているものもあるようだが、この取り付きはあまり気乗りがしなかったので、さらに進み、標高530mあたりから、左岸側の小さな支流の向こう側の小尾根に取り付く。
そして50mほど登ってこの尾根上に登ったあたりで、今回の山行は突如として終わりを告げた。ポケットに入れていたはずのiPhoneがないことに気づいたのである。茫然自失。もう先へ進む気にならず、シールを外して斜面を滑り降りるとあとは来た道を、iPhoneが落ちていないか捜しながら下っていく。すぐに単調な林道下りとなる。結局iPhoneは見つからず、地獄の日々が待ち受けていた。
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