小川山 お殿様岩
天候 | 晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
写真
感想
前日の甲府幕岩から移動して小川山へ。
パートナーがイムジン河をトライしたいとのことでお殿様岩に行く事に。
イムジン河は今年の6月にスーパーイムジンをトライしたときに、ムーブもプロテクションも決まっていたがスーパーもイムジン河単体でも私もまだRPしていなかったので、一緒にトライ。
午前中はカンカン照りになる岩場なので、真夏は無理かなぁと思っていたが、この日は運良く?日は出てなかった。が、イムジントライ中に小雨が。イムジンが終わった後に雨が上がるのを願って最高ルーフに移動したがどんどん雨足が強くなってしまい、すぐ土砂降りになって9時過ぎには撤退した。
朝活の雨降る前にイムジンだけでもなんとか登れてよかったです。
以下登攀記録 ムーブ記載有り
[イムジン河] 11cd NP ◯
昼から雨予報だったので7:00頃には駐車場を出発。10分ほどで岩場に到着してさっそくトライ。
雲が厚く、すでに天気が怪しい。
前回トライした時にメモしたカムとムーブを見てなんとなく思い出してスタートしたが、出だしのひとつ目のダイクに上がるところで左足がスリップしてフォール。
固め取りで何となく決めていた0.4が抜けて0.2で止まる。
気を取り直して0.2を回収してクライムダウン。すぐに最初からトライ。
が、先程スリップしたのと同じ所でどうも左足に乗れている感覚がなく、一旦クライムダウンして左足のクライミングシューズを確認した。
なんと5月に買ったばかりのブースティックの先端のラバーがもうゼロになって本体が露出しているではないか。
最近のクライミングシューズは高いし、リソールも1ヶ月半ほど掛かるのでテンション下がる。
やる気がなくなり、いったんパートナーにトライをゆずってビレイ。パートナーはサクッと完登。そしてチラついて来た小雨。
ドラゴLVも持って来ていたのでそれで登るかぁとも思ったが、チラつく小雨。登ってる途中で雨が強くなったらどうしよう、、と考えたけど、せっかく駐車料金払って来たし回収だけなら何とでもなるだろうとトライ。
若干ムーブは忘れていたが、雨もなんとか強くならずにRP出来て良かった。
前日の甲府幕岩でのヌメ手地獄の対策として本日は、
The most expensive climbing chalk in the world らしい東京粉末さんの新しいチョーク、ゼロTTを使用。
自分は甚だしいヌメ手なのでチョークを大量に使用するから普段は安いのを使ってるが、さすが拘っているだけあって私程度のクライマーでも違いは感じる事ができた。
今度からここぞと言う時はゼロTTを使おう。
最近、存在は知っていたけど聞いた事なかった粉末ラジオを岩場の行き帰りの運転中に聴いている。(ひとりの時だけ)
これが中々おもしろくて、道中眠くならない。
素晴らしいです東京粉末。ありがとうございます。東京粉末産プロテインも気になってきました。ポチろうと思います。
何はともあれ今回のイムジン河でトラッドグレード更新。12までもうちょっとだ。
ひとまずスーパーイムジンは秋の目標としてトライしたい。
イムジン河のルートとしては、自分のムーブではフィンガージャムを2か所ほど使ったが全体としてはフェイスムーブである程度誤魔化せた。
それよりは0.2とかのスモールサイズで登る精神力が必要そうなルートに感じました。
82年に池田功さん初登。当時はオールナッツで登ったのであろう。
クラシックなルートを登るといつも思うが、昔のクライマーの精神力には驚嘆するばかりである。
小川山本に載っている、大岩あき子さんのフェイバリットルート欄に書いてある生ギターのエピソードも素敵すぎる。
いろんな事を感じられる素晴らしいルートでした。ありがとうございました。
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