牛斬山〜円陣の滝(五徳峠から)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 410m
- 下り
- 413m
コースタイム
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 3:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
五徳峠、香春三の岳・牛斬山、登山口に、数台の駐車スペース有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上りは、防火帯の稜線道。笹の生い茂る中をアップダウンを繰り返しながら高度を上げる。 下りは、山頂直下の分岐で、「円陣の滝」の標識に従い南方面へ左折。 杉林の中の山道。割と急坂。土が柔らかく滑りやすい箇所も有。 林道歩き、作業道歩きを経て、円陣の滝の上部に。一カ所、沢を徒渉する。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
2月最終日の28日土曜日に、夕方まで、時間が空き、お天気も良かったので、思い切って、山歩きする事にしました。
母を迎えに行ってから、1時間弱で、行けそうな山ってことで、田川の牛斬山か香春岳に登りに行きました。
五徳峠まで、クルマを走らせ、峠の駐車スペースが数台分あり、そこに駐車しました。
この五徳峠は、峠から、左に、香春岳、右に牛斬山と二つの登山口があります。両方登るのならば、一度、この駐車スペースまで、戻ってこないといけません。時間もないので、今回は、牛斬山だけを登る事にしました。
登山口から、木段を登って、右に曲がったら、いきなり開けた防火帯の急登があらわれました!カラダも暖まっていない感じなので、ちょっと、嫌な感じでしたが、慌てず、ゆっくり登りました。
この牛斬山への登山道は、ずっと防火帯を歩く感じで、稜線歩きが続きます。なので、アップダウンをしながら(と言っても殆ど登りですが)高度を上げて行きます。
開けているので、見上げると青空が広がって、とても気持ちが良いです。
やがて、別の防火帯に出ます。左に行くと、ロマンスが丘、で、右が牛斬山です。なので、右折します。
その防火帯を登って行くと、またまた別の防火帯に出ます。ここでも、左が、ロマンスが丘で、右が牛斬山です。が、よく見るとここは、四叉路で、直進して、樹林の中へ下って行くと『磁石山』との標識がありました。聴いた事のない山でしたが、次の機会に行ってみたいな。と思いました。
で、右折して、防火帯を登って行きます。
高度を上げて、左側の視界が開け、福智町の街並の展望が抜群です。左前方には、この防火帯が続いている先にある「垢牟田の辻」だろう高いピークや、その先から支尾根で、福智町に突き出ている「鷹取山」が見えます!福智山は、手前のピークで、見えない様でした。
そんな感じで、のんびり防火帯を登っていくと、やがて、ここまでで、一番の下りにさしかかります。そこから、登り返した先に「三本の松の木がある分岐」が見えます。そこが、牛斬山への分岐の様です。そこから右に伸びる稜線に視線を向けると、こじんまりとしたピークが見えます。それが「牛斬山」でした!
その分岐から、右折し、やがて、採銅所への分岐(四叉路)を直進したら、ロープのある上りの道が現れます。ここを上がったら、牛斬山の山頂でした!
山頂は、展望がとても良かったです!
腰掛ける事の出来る大きな石もあったし、今回の様なお天気の良い日には、最高のロケーションでした!北東側には、平尾台と貫山も見えますが、そちらをよく見てみると、白い煙がもうもうと上がっています。どうやら、『野焼き』のようです。
この『野焼き』があると、毎回、我が貫の町には、灰が降ってきます!灰と言っても桜島の噴火の様な「火山灰」ではなく、黒い草の燃えカスが、舞い降りてくるのです。今頃、貫では、降っているかな?って想像しながら、白い煙を眺めてました!
展望と言えば、すぐ南側にそびえる、香春岳の展望が抜群に良いです!
左から、鋭峰の「三の岳」「二の岳」削り取られて低く平らになった「一の岳」が、目の前です!。この山頂標識の近くに「国見岩」って標識があったので、そちらに向かって進んでみると、山頂よりも、香春岳の展望が、更に良かったです!が、高所恐怖症の私は、ちと怖かったです!(苦笑)
山頂で簡単にお昼を済ませた頃、他の方が登って来られ、ご挨拶をして、この山の事を伺ってみたら、地図には記載がない道があって、この「牛斬山」の中伏をぐるりと回っているようで、その途中で分岐がアリ、下って行くと「円陣の滝」という滝が有るとの事でした。また、私がクルマを駐車した場所が、五徳峠なので、そこから、車道を少し登り返したら、五徳峠だと教えて頂くことができました。
なので、急遽、その道で下山する事にしました!
山頂直下の、四叉路から、黄色い標識の「円陣の滝」方面に従い、左折しました。
道は、すぐに、杉林になり、どんどん、まっすぐに、下っていきます!
やがて、「牛斬の湧き水」という標識がある、斜面から水が沁み出ている箇所に出て、更に下ると、林道に出ました。高度で、420mあたりです。山頂から150m程下の様です。
ここから、この林道を左折し、ゆるやかに下りながら牛斬山を左に巻く感じで進んで行きます。地図には記載がない道ですが、歩きながら、どうも古くから使われている生活道というか、峠越えみたいな道の様に感じました。ひょっとしたら、これが五徳峠の旧道なのかもしれないな。って思いました。
やがて、道は、牛斬山のちょうど真南あたりに来た地点で、右の杉林の中に下る道があるように「赤テープ」の目印があったので、こちらを下りてみる事にしました。
地図にも「円陣の滝」の記載はないのですが、さきほどの「湧き水」を源流にして、下ったところに「滝」があるのではないかな?って推測をたてたら、ここを下った方が良いと思ったのでした。
どんどん真下に下って行く感じで道は続きます。
滑りやすいといった感じはなかったので、とても歩きやすい道だと思います。
やがて、右側が竹林になって、道がクヌギの林を過ぎたあたりから、右手には、沢となって音をたてて流れているのが分かります。
そうしたら、なんと、未舗装ですが、広い作業道に出ました。
ちょっと、興ざめだったのですが、この道は、最近になって作られた道の様で、まだ完成途中みたいです。
とりあえず、作業道は、沢を左手にして、沿って下っているので、その道を歩いて行きます。
やがて、道は、沢から離れ、右にカーブして行く辺りで、左に「円陣の滝方面」という標識を発見!それに従い、沢まで、下り沢沿いを下ります。
赤テープの目印によって、徒渉したら、やがて、「円陣の滝」の上に、出ました!
滝を見下ろしてみたら、大きな一枚岩みたいになっていて、滝は、そこを滑る様に4段にわかれて、落ちていました!
幅も、そんなに大きくないのですが、滑り台をすべるように流れる白い水にしばらく見とれてしました!
滝の下は、公園の様になっていたので、いったん、そこまで下りて、今度は、滝を下から見るポイントまで来ました。
迫力のある滝ではないですが、なんかやすらぐ流れです!
マイナスイオンたっぷりですし、しばし、ここで休憩!
思いがけない収穫でした!
公園の中を下っていくと、すぐに、車道に出ました!
午前中に、五徳峠に向かって、クルマで登った道です!
そこを、15分ほど、歩いて登って、五徳峠に戻りました!
途中、枯れたバナナの木が数本あったのには、ちょっとびっくりでした!
これって、人間が食べる為に植えたんでしょうね。
やはり、この辺りじゃ、育たなかったのでしょうね。
初めて訪れた「牛斬山」でしたが、なかなか楽しい山歩きでした!
歩いてみて思ったのですが、上りを「円陣の滝」からにして、下りを「防火帯」歩きにした方が、きっと楽しいかな。そんな印象です!
今度は、香春岳に登ってみたいです!
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