南高尾から高尾山 〜アケボノソウ、センブリ、アケボノシュスラン〜

2023年10月16日(月) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　JR橋本駅から峯の薬師入口バス停
帰り　日影バス停からJR高尾駅

コース状況／危険箇所等

南高尾山稜の南斜面を縫う「大野道」(西山作業道)は、途中に手作りのベンチもあり、ある程度、草も刈られています。ただ、「スズメバチ注意」、「マムシ注意」、「クマ注意」の看板が頻繁に現れます。特にクマ(1頭のオス熊と言われています)は、時々、目撃されており、遭遇しないように注意が必要です。

写真

10/16 7:40

峯の薬師入口バス停で下車。

10/16 8:07

遠く横浜方面の展望が広がります。

10/16 8:40

三沢峠には寄らず、「大野道」を探索することにしました。2つの電波塔の間から入ります。大野道は山腹を縫いながら、見晴らし台まで続いています。

10/16 9:51

いったん関東ふれあいの道に戻ります。有名な「タカとフクロウ」の木彫り(Iさんの作品)にご挨拶です。

10/16 10:11

再び大野道を探索です。泰光寺山南尾根とぶつかった地点です。

10/16 10:28

ふたたび関東ふれあいの道に戻り、龍の木彫り彫刻(これもIさんの作品)です。風倒木をチェーンソーで見事な作品に仕上げています。

10/16 10:57

見晴らし台から丹沢の盟主、蛭が岳を望みます。

10/16 10:57

いわゆる「寝姿観音」が横たわります。

10/16 10:57

富士山も白冠雪です。

10/16 11:36

セブンサミッツの第6番目のコンピラ山です。リュック掛けもあり、地元のボランティアによる手作りです。

10/16 11:46

第7番目の大洞山です。

10/16 12:12

陸橋を渡ります。

10/16 12:35

防火帯をたどります。

10/16 12:55

一丁平上の休憩舎と展望スポットです。

10/16 14:15

大きな巨樹が聳えます。

ここから出会った花々です。まず南高尾のアケボノソウです。

この地のアケボノソウは、1,000株を超えるそうです。

自生種はどんどん減っていきました。

それを憂えた地元の方が、自宅の庭で苗を育て、この地に移植を続けられたと言います。

頭が下がります。

保護のため、ロープも張られています。

昨年のこの時期に比べると、花の付き方が悪い印象です。

アケボノソウは2年草が通常ですが、花を付けていない大株もあり、3年草もあるのでしょうか。

そうなら、来年はかなり期待が持たれます。

蕾も多く、花の盛りはもう少し先でしょう。

アケボノソウを鑑賞しているのは、私ひとりでした。

大垂水峠にも、アケボノソウが咲いています。

微笑んでいるようです。

一丁平付近の巻き道には、センブリが今を盛りに咲き乱れていました。

ちょうど見頃でした。

白い清げな衣装をまとっているようです。

小さなブーケのようです。

気品高く、秋の日差しを受けています。

みずみずしい色彩です。

パッと花が開いた感の新鮮さがあります。

写欲をそそります。

宝玉のように輝いています。

見飽きるほどに魅入ってしまいました。

まばゆいばかりです。

愛らしく、おどけた微笑を投げかけています。

はつらつとした美しさです。

ヤクシソウ

カシワバハグマ

シラネセンキュウ

シモバシラ

シモバシラ

ヤブマメ？

もみじ台付近のキチジョウソウです。

いつものアケボノシュスランです。

夕日を受けています。

日影バス停近くのオオヤマボクチです。

撮影機器：

RICOH WG-7 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

OLTA

花の鑑賞だけでなく、前々から気になってた「大野道」(西山作業道)を探索してみました。電波塔から見晴らし台まで続いているようですが、すべてを歩き切るのは、今後の宿題にしました。
南高尾のアケボノソウは、時期的にまだ少し早い感じがしましたが、それでも昨年ほどの花盛りにはならないような予感がしました。一丁平付近のセンブリは、まさに見頃を迎えていました。