浅間山

2010年04月29日(木) [日帰り]

• GPS: 04:05
• 距離: 9.9km
• 登り: 916m
• 下り: 346m

コースタイム

浅間山荘7:50
火山館10:00
賽の河原・撤収10:30
火山館　12:00/12:30
浅間山荘　14:00　

天候

晴れ→雨→吹雪→晴れ

コース状況／危険箇所等

今月より解禁になった前掛山登山。コース自体は良く整備され、危険箇所はありません。
浅間山荘では温泉、食事、宿泊が可能です。

写真

4/30 16:15

穏やかな浅間山荘を出発。いい天気のはずだったのに。

4/29 12:18

火山館は雪化粧。ここから上は完全な銀世界
（吹雪で写真どころではなかった）

撮影機器：

iPhone 3G Apple

感想

pastralsnw

予定通り山荘を出発。
「きょうは風もなく、あたたかでよかったね」と話し合っていましたが、
二の鳥居あたりから雨、すると風雨になり、みぞれになり、
火山館につく頃には強烈な嵐。

あと1時間もすれば低気圧が通過、との情報を元に、しばらく休息の後山頂をめざす。
しかしみぞれは完全な雪となり、風も強くなり、
２０００ｍを超えた尾根は完全に危険な状態。
春山装備しか持って居ないツアーでこの先山頂を目指すのは危険とリーダーさんが判断され、
撤収となりました。

山の天気の怖さを思い知らされましたが、帰路の山路は春の気配が美しく、
後味の良い山行となりました。

今回もHolux m-241を同行させましたが、
マニュアルでは「低温では作動しない」と推奨されていない充電池エネループを入れて行ったのが失敗。
吹雪の中、エネループは電圧低下し、火山館まで降りたところで息絶えてしまいました。
ルートにアップしたＧＰＸファイルはm-241のログです。
火山館までしか記録がないのはこのためで、決して遭難したわけではありません。
しかしそこまでのログは完璧。あの悪天候のなか、しかも非防水ということでレインウェアの中に
装着した状態での記録と考えると、GPS自体の性能は素晴らしいと言えます。

しかし逆に言うとあの吹雪のなかで現在地を確認するために取り出すことが出来ない、というのは問題。
リアルタイムの位置同定の手段として使えるのは天気の良い夏山に限られるということになります。
ま、市販の防水ケースを用意すればすむ話かもしれませんが。