GW：修善寺にて Brightness falls from the Air

2015年05月03日(日) 〜 2015年05月04日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 3.2km
• 登り: 101m
• 下り: 95m

天候

二日目は荒れ気味だった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

GWは修善寺へ。御殿場ICのアウトレット渋滞はものすごかったwww　写真は東名高速の鮎沢PA。丹沢が近いせいかPAでモンベルグッズが売っている。SAPAで山のグッズを売っているなんて初めて見たな。

渋滞を通過しなんとか修善寺温泉へ到着。旅館に荷物を置いてから修善寺温泉をぐるりと散策。写真は「修禅寺」。正確には「福地山修禅萬安禅寺」と言うらしい。宝物殿を見学させていただく。いわくつきの「頼家の仮面」には驚いた。鎌倉幕府初期の家督相続は血で血を洗うほどの闇深さがある。自らの権力のために実の祖父が孫を暗殺するなんてどんだけなの？(；一_一)　現在の政治家もビックリ。はっきり言ってどん引きするほどの権力闘争である。詳しく知るためにも岡本綺堂の「修禅寺物語」を読んでみたい。

温泉街散策コースを歩きます。古い旅館が多く、素晴らしい景観です。

緑に朱色が映える。

ミシュラン2つ星☆☆の「竹林の小径」

そして少し温泉街散策コースを外れて「源範頼の墓」へ向かいます。

司馬遼太郎の「義経」で範頼は無能に描かれている。が、平家追討の総大将を務めたことや実の兄頼朝に疎まれた義経を庇うなど、人をまとめる力や人情的な心を持つ人物だったのではないか、と想像してみる。

範頼の墓。範頼は弟・義経の追討に反対したため謀反の疑いをかけられ騙し討ちされた、とのこと。権力の塊である頼朝に意見するとは・・・範頼は弟思いのやさしい兄だったのかな。義経とは壇ノ浦まで一緒に戦ったし仲がいい兄弟だったのかもね＾＾

範頼の墓から修善寺温泉方面を眺める。

伊豆で最も古い木造寺院と言われる「指月院」

その横には鎌倉幕府2代目、征夷大将軍・源頼家の墓がある。頼家も若くして修善寺に幽閉され北条氏により暗殺される。鎌倉時代とはリアル百鬼夜行の時代か・・・。

さて、今回のメイン。源義経像へ向かう。

途中、名前が気になっていた「おしゃぶり婆さん」に到着。子宝子育ての神様とのこと。

おしゃぶり婆さんの像。

意外に登って源義経像へ到着。

うーん、私のイメージの義経と違うなあwww　小柄で美青年の義経像が・・・どう見てもパワー系武将じゃんwww

さて、本日の旅館は「湯回廊・菊屋」です。修善寺の老舗旅館で380年の歴史らしいです。旅館内は廊下が迷路のように入り組んでいてます。回廊を歩くだけでワクワクするような旅館でした。写真は中庭の風景。

雰囲気がベリーグッド。たぶん修善寺の旅館の中でナンバーワンな旅館じゃないかな。

渋滞でお昼抜きだったので夕食は少し早めにしました。とても上品なコースでした。満足＾＾

GWで満室のはずも少人数制のため、とてももの静かな旅館です。建物は古いけどどこか懐かしい気持ちになる・・・夜が静かに更けます・・・。

翌日は、天城隧道へ。3度目です。

川端康成「伊豆の踊子」と松本清張「天城越え」を思い出しながら。

途中、道の駅「天城越え」でわさびソフトを頂きました。連れは食べる前は「ワサビとソフトってイマイチな感じ」って顔だったが、食べると笑顔になりました。まいう〜＾＾

日本100名瀑「浄蓮の滝」に立ち寄る

寝乱れて〜隠れ宿〜九十九折〜浄蓮の滝♪　「天城越え」の声量は男では歌えないw

浄蓮の滝のレストランで「天城越え定食」を頂きましたw

感想

yakidango

GWは修善寺へ行ってきました。

修善寺温泉は意外とこじんまりした感じ。雰囲気良かったです。

翌日は天城方面へ足を伸ばし旧天城隧道を見学。三度目の天城隧道でしたが川端康成の「伊豆の踊子」と松本清張の「天城越え」を思い出しながら歩きました。

帰りは早めに出立しましたが、案の定東名高速の事故に巻き込まれ渋滞もしっかりと堪能した2日間でありました(^^;;