(年末年始遠征その10) 231228の(3) 24年ぶりに出水でナベヅル+マナヅル+オシリカジリムシ
- GPS
- 00:41
- 距離
- 0.9km
- 登り
- 1m
- 下り
- 1m
コースタイム
- 山行
- 0:41
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 道の駅「みなまた」 宮原SA |
写真
感想
この日、3つ目のレコになります。鹿児島県出水市の鶴越冬地は20年以上前に来たことがあります。その時はまだ鶴の観察センターがあるだけで、じっくり観察するだけでした。
今回訪れたところ、近くにお店もできているし、中では、一眼レフや双眼鏡のレンタルもやっているし、電気自動車のレンタルも行っていて、今回見た江頭違いのもう一つの場所にも行くことができます。しかし、観察が終わった後には、車のタイヤ4輪の消毒を行うなど厳しくなった部分もあります。また、整備費用として1000円取られました。これらのお金を使って観察の整備をしたり、消毒液を買ったりするそうです。ここに住んでいるツルの1番の天敵は鳥インフルエンザウィルスだそうです。また、出水市は養鶏も盛んであり、ここから鳥、インフルエンザが出てしまうと、養鶏の面でも大きな影響が出るそうです。
ここの越冬地が貴重なのは、世界中のナベヅルのうち、6割から8割がここで越冬すること。中国北部なので産卵し、子育てをするのですが、本格的に餌を取ることを覚えさせたりするのはここになります。なので、家族を中心としたコロニーを作り、家族単位で過ごすのです。
今日見たツルは「ナベヅル」「マナヅル」がほとんどでしたが、他の種類のツルもたまには来るようです。北海道釧路湿原で有名なタンチョウヅルも観察されたことがあるそうです。
本日の飛来数は約20,000羽、毎年統計をとっているようですが。少しずつ飛来数が増えてきているようです。
その後、私は「オシリカジリムシ」発見の地、に向かいました。「おしりかじり虫」と言えば、あの歌とうるまでるびさんによる漫画やイラスト、NHKの歌を思い出す人が多いと思います。
「オシリカジリムシ」は令和3年に発見され、令和4年に新種と認定されました。ハゼの尾に齧り付いた状態で発見された。この生き物は、形は、ケンミジンコに近いそうで、メスだそうです。現在オスはまだ発見されておらず、捜索中と思われます。
最初発見された時は、「魚に何かゴミがついてるんじゃないか?」程度でしたが、それが動き出したことから、鹿児島大学の甲殻類を専門とする教授とともに鑑定を行ったそうです。軟体動物などに寄生するこのような生き物は見られていたのですが、魚類に寄生する生き物は、今まで知られておらず、新種と判断したそうです。ハゼ類の尾峰にしがみついていたことから発見した大学院生は、この名前を考えていたのですが。新種の命名に当たり「おしりかじり虫」の著者であるうるまでるびさんの許可を得たそうです。うるまさんも快諾し、「オシリカジリムシり科オシリカジリムシ属オシリカジリムシ」と命名されました。
その後、私は熊本入りしました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する