熊野川 小口川 静閑瀞
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 50m
- 下り
- 45m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:45
過去天気図(気象庁) | 2002年08月の天気図 |
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アクセス |
感想
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道沿いの空き地にテントを張っていた。空にはガスがかかってる。もぉかなり明るい。俺は なんでこんなとこで寝てたんや?そういや、昨日、夜遅ぉまで車で走ってたな…、ようやく記憶が繋がってくる。ガスが晴れて陽が出てくる。夏の陽射し。武田ちゃんは黄色い抱き枕にまとわりついて地ベタで寝てる。「おるぁぁ、起きんかー。」。
なんでココにしたか とゆうと、「黒蔵谷の近くで かつ 泳ぎの沢」という俺の希望でミスマスヲに調べて貰い「ほなここや」ということになった。
テン場で着替え等済ませてから奥の取り付きへ向かう。国道から結構離れている。小口川 水少なし。川沿いには所々テントがある。キャンパーって奴け。風景はイイところ。
道路地図・地形図と首っぴきで車を走らせ「多分ここやろ」っちゅうとこに車を停める。既に1台 車が停まってる。釣師やったら嫌やなー。ま えっか。そん時は気にせんとこ。ミスマスヲに遡行図を見してもらう。「遡行図とは出発点が違うねー。」、ミスマスヲ「いや、これ下るコースらしいねん。うちら一台しかないから…」。えーーーー?そんなん早ょ言うてやー。ま、えっか、行けるとこまで登って降りてこ。
早速 道から降りて 川原歩き開始。場所によっては深いところもある。…っとミスマスヲ躓く。痛がる。しばし休憩。また、どんどん進んでいく。ちょっとずつ水深が深くなり泳ぎも入りだす。スノーケル・ゴーグルをつけ ひたすら泳ぐ。魚影が見える。群れになって泳いでいる。淵の中に光線が差し込んでいる。底が全く見えない。どんだけ深いんや?まるで海のよう…。飛び込んでは泳ぐ・飛び込んでは泳ぐ…。流れは緩やか。ひたすら泳いで遡る。
時間が最初に言うてた引き返す時間ぐらいになった。ココで昼飯休憩。休憩を終え、引き返そーとすると武田ちゃんが「もーちょい行こや」と言い出す。でも、遅なるしなー。早い目に帰った方が楽ちゃうかなー。武田ちゃんは遡行図を見て「ここがオモロそー」だのなんだの言うとる。俺には 今の景色が続いている様にしか見えない。「ほな、俺ここで昼寝して待っとくから行ってきー」と言うと、「一緒に行こや」とのたまう。「なんでや?」と尋ねるが、ボソボソと要領を得ない返事しか返ってこない。なぜかミスマスヲも奥まで行ってみたい様子。しゃーないなー…。っちゅうことで そこにリュックを置いて あと30分ほど行こかいな …と。
歩き出すと、上から男女二人連れが降りてきた。俺らと同じく ライジャケ装着沢登りスタイルや。聞くと、下に車を置いて、上まで2時間ほど舗装路を歩き、んでもって下ってきた…とのこと。こっから先も延々と同じ調子の風景が続いているらしい。すれ違ってから もーちょっと行って んで引き返す。瀬はウルトラマン飛行スタイルで流れる。楽しい。途中 岩で肘やら膝やら打つ。でもオモロい。まだまだ泳ぎが続く。段々と暗くなってくる。ミスマスヲは朝 コケた時に打った膝が痛く 歩くのが辛い様子。「もーーーー!やっぱり早ょ帰った方が良かったやないけー、くそ、おっさんっ!」。必死で歩いて なんとか5時前に車にたどりついた。ほっ…。車の近くで また瀬流れして遊ぶ。ミスマスヲも完全にハマっとる。
熊野川温泉に浸かってメシ食ってから帰る。ここの湯は川臭い感じがするので俺は好きやない。五條で祭りか何かのため クソ混み!やばい、もー ミスマスヲの終電には間に合わん。武田ちゃん次の日 仕事や ゆーとったんちゃうんかいな、訊くと「いや、なんか休めるみたい…」、「はーーー?」…。ま、えっか、っちゅうことは3人全員 明日は休みっちゅうこっちゃ!金剛山は越えたが、310号線沿いの石見川バス停で力つき、テント張って寝る。朝 寒かったーーー。んで朝、吉牛くってから帰る。
やっぱり、あの時、武田ちゃんみたいな思いつきで行動する奴は ほっといて車のキーを奪って帰るべきやった。ほたら その日じゅうに帰れたのに…。以後、気をつけよー。っつか「武田ちゃんと一緒に行く」という選択肢を取った俺自身がまちごぉとるんかも。…むむむ。まぁキレイな写真を撮ってくれたし、誰か大怪我したりしたわけでもないし、えーとしょっか。
黒蔵を含めて この3日間、ハードやった。ひたすら泳ぎまくった。もーしばらく泳ぎはエエ。この3日間は「泳ぎ沢合宿」と名づけてもイイんでないの。最初は この3日間に恋ノ股川に行く予定で登山届も作ってもろてたけど、武田ちゃんの仕事の終わる時間が遅いために この黒蔵+静閑瀞に行き先を変えた。この選択は正解やったと思う。すんごく楽しめた。色々とハプニングはあったけど いい時間を過ごせたと思う。ミスマスヲ・武田ちゃん、そして谷と天気のおかげやと思う。
静閑瀞は増水時にカヤックで下ってみたい。道ついてるから回送も楽やしね。
ミスマスヲは この朝に打った膝が結構キテて、結局 1ヶ月半近く 谷に入れなかった…。帰り、よぉガンバって歩いたはったね。すごい精神力っすーーーー!!!
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