錫杖岳・1ルンゼ（見張り塔からの変更）
岐阜県
ritandesu
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,008m
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| 天候 | 晴・曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
6:30
クリヤ谷について渡渉準備をする。
どうも、いつもより増水しているようだ。
昨日、かなり降ったのかな。
とりあえず、靴を脱いで渡渉したけど、
下山時迄に更に増水すると渡渉できなくなるかもなと思った。
8:40
前衛壁・北沢大滝に着。
いつもよりルート上に水が多かったので心配していたけど、
壁は予想以上に濡れていた。
足元も水が流れていて川のようになっていた。
ここを超えても、ずっと濡れているかもしれない。
空を見ると怪しげな雲が沸いていた。
なんだか夕立もありそうな気配。
見張り塔はピッチ数も多いし、支点も殆どない。
突撃したら頂上まで抜けるしかないけど、
どうも不安要素がありすぎる。
考えているうちにも
刻々と時間は過ぎ、ますます可能性がなくなってくる。
残念だけど、
結局、見張り塔を中止することにした。
やっぱり無茶はいかん。
せっかくなんで
中央稜ルートと思われるルンゼを下見した。
上部は立っていて、なかなか面白そうだった。
別の時にでも行ってみようかな。
左方カンテと1ルンゼの取付も見に行くと、
左方カンテは1パーティが入っているようだった。
錫思杖戯にも1パーティが入っているようで、
皆さん頑張っていた。
1ルンゼを見に、ショートカットルートを辿っていく。
1ピッチ目終了点にでると
思ったより乾いていて、なかなか良さげなコンディション。
ここからなら3〜4ピッチで終わるし、
雨が降ってきても、そのまま懸垂下降で降りることができる。
予定と異なることはダメだけど
1ルンゼの登攀をすることにした。
ずいぶん前に登ったので
ルートもある程度しか覚えていなかった。
簡単だったという記憶があったけど、
集中していたからかもしれない。
気軽に行ったら、各ピッチとも思ったより長くて怖かった。
それでも岩は乾いており、楽しく登攀することができた。
焼岳はちょっと雲がかかっていたけど、秀麗な姿で鎮座していた。
予定のピッチを終え（最終ピッチは割愛）、懸垂下降を開始する。
なんとか降られずに済んで、一安心。
けど、頭上を見上げれば、雲がひっきりなしに湧き出ていた。
槍穂高連峰もずっと雲がかかっている。
いつ降り出してもおかしくはない。
急いで下山することにした。
見張り塔から1ルンゼに急遽変更したけど、
なかなか楽しめることができたな。
やっぱり錫杖岳はいいな。
また来よう。
見張り塔でもいいし、中央稜でもいいな。
下山したらソフトクリームかな。かき氷かな。
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【1ルンゼ・ルート状況】
1ピッチ目：開始時間が遅くなった為、ショートカット。
2ピッチ目：�検�10メートル）。ビレイ支点がリングボルトなので滑落注意。
3ピッチ目：�掘�25メートル）。ルンゼを詰めた後、左側へ。
4ピッチ目：�検�35メートル）。カンテ沿いに行く。
終了点は5ピッチ目のスラブ横。
5ピッチ目：�検�25メートル）。5メートルスラブの後、直登。
スラブにはペツルピンが2ケ有。
【日程/工程】
《駐車場まで》
00:40起床➡1:00出発➡2:00 川島SA 2:15➡4:45中尾高原口バス停
《アプローチ》
5:30 中尾高原口バス停➡6:30 クリヤ谷徒渉地点 6:50※1➡
8:10 錫杖沢・岩小屋 8:15➡8:40 錫杖岳・前衛壁（北沢大滝） 10:00（※2）
10:30 錫杖岳・前衛壁1ルンゼ
※1：クリヤ谷は前日の雨により増水。靴を脱いで徒渉。
この先も川となってる箇所が有り、
この時点で北沢大滝が濡れていることを予想した。
※2：北沢大滝は前日の雨により、水が流れており、壁面も濡れていた。
この先も濡れている可能性を否定できないこと、
午後から降雨の可能性があることから
頂上へ抜ける「見張り塔」ルートは中止。
中央稜ルートを確認（ルンゼと思われる）後、1ルンゼルート取付へ。
《登攀：前衛壁1ルンゼ》
錫杖岳・前衛壁（1ルンゼ）11:00➡1ルンゼ登攀/懸垂下降➡
14:30 錫杖岳・前衛壁（1ルンゼ）
《駐車場へ》
15:00錫杖岳・前衛壁（1ルンゼ）➡17:30 中尾高原口バス停
【装備】
アセンジョニストザック（45L）、登山靴（スカルパ/リベレ；サイズ40）
ヘルメット（ペツル/シロッコ）、ハーネス
ザイル（60メートル×2；マムート・フェニックスドライ）、
シュリンゲ＋管付カラビナ（60cm×5、120cm×2、180cm×1）
ルベルソ＋管付カラビナ×2、カム（＃0.5〜＃4）、PAS、
クライミングシューズ（スポルティバ/TCプロ；サイズ39.5）
クライミングシューズ用靴下、登山靴収納袋（大きめのビニル袋）
コアプレシェルフーディ（マウンテンハードウェア；サイズS：※1）
手袋（オーバーミトン；特に使用せず）
レインウェア（上；パタゴニア/クラウドリッジジャケット；サイズXS）、
ストック（BD/ウルトラライトカーボン）、
コンタクトレンズ、メガネ、テーピング、コンパス、リップ、ナイフ、
ヘッドランプ、電池、トレペ、ウェットティッシュ、お金、腕時計
食料（※2）、水分（スポーツドリンク×950ml、お茶×1,000ml）
※1：すぐに暑くなった為、使用せず。
※2：アンパン×5ケ(88キロカロリ―×5)
アーモンド小魚（レーズン入）、ソーセージ×3（摂取せず）、飴
【服装】
アクティブスキン（ファイントラック）、ドライシャツ（ナイキ：※1）
ハンピロックパンツ（パタゴニア；サイズ28）、登山靴用靴下、
※1：すぐに暑くなった為、使用せず。
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