【百名山紀行：79座目頓挫】斜里岳、増水と強風で途中で撤退！

2015年09月12日(土) [日帰り]

• GPS: 04:25
• 距離: 5.7km
• 登り: 596m
• 下り: 599m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:06
• 合計: 4:25

6:20 清岳荘
7:54 8:00 下二股
8:46 8:46 熊見峠手前
10:45 清岳荘

■距離：5.7km
■累積標高差：596m/589m
■コースタイム：4時間10分
■行動時間：6時20分-10時45分（4時間25分）
＊実際は、熊見峠の手前で引き返していますので、距離等は正確ではありません。

天候

曇り（時々小雨が混じっていました）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

■9月11日：羽田空港(ANA/11:15-13:00)女満別空港(CAR/13:40-15:20)清岳荘＜泊＞
■9月12日：斜里岳登山・清岳荘(CAR/11:10-14:30)ホテル地の涯<泊＞
■全体の日程は、以下の旅行記をご覧ください。
http://tabisuke.arukikata.co.jp/schedule/71519

コース状況／危険箇所等

■下二股まで十数回の渡渉がありますが、ここ数日の雨で増水していました。靴が完全に水に浸かるほどでした。数か所は、靴を脱いで渡渉しました。
■下二股からは新道を登りましたが、急斜面の荒れた道が続きます。
■稜線に出て、熊見峠手前で雨混じりの急風が吹きだしたので、そこで引き返しました。

その他周辺情報

■ワンズレンタカー　
https://www.ones-rent.com/shop/detail.php?location_no=0063-003
■清岳荘
http://www.kiyosatokankou.com/sharidake/yamagoya.html
■ホテル地の涯　
http://iwaobetu.com/
■ガスボンベは、清岳荘で販売しています。

写真

前泊した清岳荘。鉄筋の綺麗な建物です。この建物の右手が登山口で登山届の箱もあります。

ここが寝室。

自炊スペース。食器も揃っていますが、ガスは使えません。

ドライフーズやガスボンベも揃っています。

翌朝は雨が上がっていました。

登山口をしばらく進むと、

林道に降りますが、ここをしばらく進みます。

いよいよここから山道に入ります。

40分ほど歩いた所で最初の渡渉個所が現れます。何とか渡れましたが、この後下二股まで十回ほど現れます。

ヘツリも出てきます。

いったいどこを渡ればいいの？と言う感じです。段々と靴の中に水が入って来てヌルヌルし出します。

仙人洞と言うようです。

先行者の後を着いていきますが、この方にはあっという間に引き離されました。

昔の清岳荘跡です。

下二股の分岐に着きました。沢は諦めて新道を登ることにします。

段差の大きな荒れた道が続きます。この後標高1100mほどまで登りますが、そこで撤退することにします。

下って来たら、なんと晴れ間も出て来ました。こんなもんですよね。

朝よりは沢の水が増えています。

いちいち靴を脱いで歩くのも面倒ですので、濡れることを覚悟で沢を渡ります。

なんと青空！

ようやく林道に戻って来ました。靴の中はびっしょりです。

登山口に戻って来ました。

オフォーツクの海が良く見えています。

車でウトロに移動中に見えた斜里岳です。晴れ間が出て来たようです。また、来ます！

感想

町田の熊

斜里岳と羅臼岳に登ろうと大分前から計画していましたが、台風17号の影響で散々な山行になりました。前日、清岳荘に入りましたが、この天気ですので泊りは私一人でした。管理人さんから色々と山の情報を頂きましたが、沢が増水している可能性があるのと、稜線に出たら強風が吹いている可能性があるとのことでした。幸い翌日は雨も上がっていましたので、6時過ぎに出発します。駐車場にも十台前後の車が停まっていました。

歩き始めて40分後には最初の渡渉個所が現れますが、靴が水に浸かるほどの水量です。数か所は、靴を脱いで渡渉しましたが、あっという間に靴の中に水が入ってしまいました。途中で引き返して来るパーティもありましたが、取り敢えず下二股まで入って見ることにします。

下二股からは、本来であれば沢のルート（旧道）を登りたいと思っていましたが、この水量では無理と思い新道で山頂を目指しますが、稜線に出た途端に、雨混じりの強風が吹き付けて来ますので、標高1100m付近で撤退することにしました。下山途中で何組かのパーティとすれ違いましたが、どうなったことでしょうか？下山の時の方が水量は増していて、登りの時は見えていた石も見えなくなっていました。最後は、靴が濡れるのを覚悟で沢を渡り急いで下山しました。斜里岳は、再度水量の少ない時に、沢のルートを歩いて見たいものです。

翌日の羅臼岳の山行記は、こちらをご覧ください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-717014.html

<参考までに＞
百名山の山行履歴と今後の計画を次の日記で整理しています。興味のある方はご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-111830