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Yamareco

記録ID: 72731
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

長野県戸隠山、ゲリラ山行と蒸し風呂登山

2010年08月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:50
距離
6.3km
登り
668m
下り
682m

コースタイム

6:50奥社駐車場-7:25奥社登山口(登山者カード記入)7:30-8:40五十間長屋-9:30蟻の戸渡り10:00-12:00奥社登山口-12:30奥社駐車場
天候 曇り時々霧
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<往路>
自宅-信州中野IC-信濃町IC-信濃信州新線-戸隠神社奥社駐車場
<復路>
戸隠神社奥社駐車場-信濃信州新線-北信五岳道路-自宅
コース状況/
危険箇所等
奥社駐車場から奥社登山口までは参道なので、段差や階段のつまずきに注意に注意をすれば、さほど危険な箇所は有りません。
奥社登山口ではこの時期5:00〜14:00まで夏山登山相談所が開設され、登山者カードの記入の指導から、コースの案内まで親切丁寧に教えて頂けます。
さて問題の登山道ですが、非常に危険な箇所が多く子供の同伴は避けるほうが無難です。
最初の30分は急登で九十九折で草木の濃い森を登ります。足元は砂利・土がメインで若干スリップしやすく、段差が大きい箇所と一枚岩を鎖で登る箇所が有ります。
ここまでは里山のコース程度の難度ですが、この先からは鎖場が多数有り、ガケがほぼ垂直で、一枚の岩壁を鎖を使用して登る事になります。
百間長屋を過ぎた先の鎖場はほぼ垂直な壁を、トラーバス箇所を含め腕力を使って力ずくでよじ登ります。落差10メートル以上で手を滑らせて後ろ向きに落ちれば、先ずは命はないでしょう。
更にその先の鎖場は高度感漂う岩登りといえる場所の連続となります。
滑落すれば50メートルの谷へ一気に落ちてきます。
久しぶりに足と腰が引けました。
3段程度の鎖場を登るといよいよ蟻の戸渡りとなります。
取り付けは鎖があり5メートル程登りますが、先輩のアドバイスで「下を見たらあかん!」をすっかり忘れ、しっかり下を見た為5歩登った所で撤退しました。
体長の優れない時は絶対に通行はやめるべき箇所です。
左へ巻く道はあるのですが、途中で崖崩れ箇所にて巻き道は終っているとの事でした。
下りは岩壁にしがみつくと足の取り付け場所が判らなくなるので、腕力を使って半身を乗り出せば、足の取り掛かり場所が判りやすかったです。
比較的石や岩が壁より突き出しているので、それを足がかりに出来ますが、スリップする場合も有るので、3点確保は必須となります。
特に濡れた場所や苔は必ずすべるので要注意です。

百間長屋の前後はオーバーハングしたガケの下を歩きますが、登山道に拳大の岩が落ちてる事から、落石に注意が必要です。
出来ればヘルメットや厚手の帽子をかぶった方が無難です。
また一部足元がネマガリダケを刈った場所を通過する為、ネマガリダケや木の根によるスリップに注意が必要です。

奥社入口にて。
2010年08月01日 06:49撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 6:49
奥社入口にて。
朝の駐車場はこんな感じ。
2010年08月01日 06:49撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 6:49
朝の駐車場はこんな感じ。
参道入口。
2010年08月01日 06:49撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 6:49
参道入口。
参門でここが下馬となります。
2010年08月01日 06:51撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 6:51
参門でここが下馬となります。
段々と雰囲気が・・
2010年08月01日 07:00撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:00
段々と雰囲気が・・
中間の門です。
2010年08月01日 07:02撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:02
中間の門です。
杉並木がとても素晴らしいですね。
2010年08月01日 07:03撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:03
杉並木がとても素晴らしいですね。
奥社入口。
2010年08月01日 07:16撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:16
奥社入口。
奥社です。
ここで参拝。
2010年08月01日 07:22撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:22
奥社です。
ここで参拝。
奥社より少し下がった所に登山道入口が有ります。
昔は社事務横を通ったのですが。
2010年08月01日 07:24撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:24
奥社より少し下がった所に登山道入口が有ります。
昔は社事務横を通ったのですが。
2010年08月01日 07:48撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:48
急登を一登りした所です。
2010年08月01日 07:53撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:53
急登を一登りした所です。
ななかまどが紅葉していました。
山はもう秋ですね?(おいおい)
2010年08月01日 07:55撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:55
ななかまどが紅葉していました。
山はもう秋ですね?(おいおい)
2010年08月01日 07:58撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 7:58
2010年08月01日 08:00撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:00
いよいよ岩登り・鎖場が出てきましたね。
2010年08月01日 08:08撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:08
いよいよ岩登り・鎖場が出てきましたね。
結構滑ります。
2010年08月01日 08:19撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:19
結構滑ります。
見えてきました岩場。
2010年08月01日 08:22撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:22
見えてきました岩場。
落成注意です。
2010年08月01日 08:30撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:30
落成注意です。
2010年08月01日 08:30撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:30
岩場の花が素晴らしい。
2010年08月01日 08:31撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:31
岩場の花が素晴らしい。
2010年08月01日 08:40撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:40
百間長屋ですが、誰が造ったのでしょうか?
2010年08月01日 08:42撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:42
百間長屋ですが、誰が造ったのでしょうか?
誰が飾ったのか、岩壁がお花畑です。
2010年08月01日 08:44撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 8:44
誰が飾ったのか、岩壁がお花畑です。
蟻の戸渡り肩部から登山道入口方面を眺める。
2010年08月01日 09:35撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 9:35
蟻の戸渡り肩部から登山道入口方面を眺める。
これが蟻の戸渡り。
左の岩壁は見えている部分で10メートル以上の落差です。その後100メートル以上の谷となっています。
2010年08月01日 09:35撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 9:35
これが蟻の戸渡り。
左の岩壁は見えている部分で10メートル以上の落差です。その後100メートル以上の谷となっています。
岩壁というより岩の塀ですね。
へぇ〜 なんてね。
見た目より怖いです。
2010年08月01日 09:36撮影 by  DSC-W170, SONY
8/1 9:36
岩壁というより岩の塀ですね。
へぇ〜 なんてね。
見た目より怖いです。
撮影機器:

感想

当日の朝1時に就寝し何故か5:00に目が覚めてしまった。
リビングへ下りて来ると、前日に参加した祭りに使用した嫁のリュックがおいてあった。これに雨具と水・食料を入れれば山登りにいけるなぁと思い、ガイドブックを何気に広げるとそこに戸隠山のページが開いた。
目に飛び込んできたのは「蟻の戸渡り」で、何かがはじけたと共に登山準備を開始、ほぼ45分後に自宅を出発。
6:20には戸隠神社奥社駐車場に到着し、ラジオ体操(特番1,000万のラジオ体操)をライブに聞きながら行い出発。
寝不足もありちょっとふらつき気味だが、奥社までの参道を立派な杉並木を見ながら歩いた。
まるで戸隠山に対してゲリラ的な登山を慣行したのであった。(ただの思いつきですが・・・)
お昼に帰宅する事を条件に設定しての登山なので、山頂は初めから狙っていませんでした。
でも蟻の戸渡りは渡ってみたかったですが、今回は体調不良(寝不足によるふらつき)も有り、きっぱり諦めました。でも、マジでびびりましたね。
気温は18度程度湿度は多分100%であったと思われます。
とにかく蒸し暑く汗がとどまる事を知らず一杯出てきますので、ダイエットをするには最高かもしれません。
雨は降りませんでしたが、パンツまで汗でびっしょり濡れた次第です。
因みに、ここに来るまでコンビニが無かった為に朝食はリュックに入っていた非常食のカロリーメートにて朝食を取りました。
何時かまた体調を整えて再トライをしたいと思います。

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コメント

おはようございます
戸隠山へのゲリラ山行お疲れさまです。

確かに蟻の戸渡りはビビりますよね、体調万全で時間に余裕がある時、再トライしてください
2010/8/2 6:25
お疲れ様でした
kintakunteさん、ゲリラ山行お疲れ様でした。

3月に奥社までは行ったことがあるのですが、まだ上の方には行ったことがありません。
かなり迫力がありそうですね!
行きたい山のリストに加えさせて頂きます。
2010/8/2 22:32
手短な難度の高い山でした。
kusmmkさん、fireboltさん今晩は、
この山は久しぶりにビビリが入る程の山でした。
装備はもちろん体調も整えて行かないと、危険極まりない登山ですね。
実は余り知らなくて蟻の戸渡りに行くまでに、何箇所も危険な鎖場が有ったとはびっくりしました。
最低限の装備にて荷物を軽くしたのと、ゴム引き手袋が大変重宝しました。
次回は山頂までチャレンジをしたいと思います。
出来れば戸隠キャンプ場に出る一周コースですね。
2010/8/2 23:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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