六甲山系・西山谷 涼を求めて沢歩き

コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 1/25000 「六甲・摩耶」 ※3点確保が必要な個所があります。 |
写真
感想
西山谷は六甲山系の秘境です。たくさんの小滝群を巻いて登ります。下界は30℃を超える酷暑なのに谷筋は22℃と快適でした。この谷最大の滝は落差20mの西山大滝、2日前の降雨のため渓流量が豊かで豪快に流れています。行く手を絶壁のような砂防堰堤に阻まれる箇所もありました。堰堤横の垂直の断崖を木の根を頼りに必死の思いで越え、次いで川床に降りるため岩場を下降します。既設のロープがありますが、先輩会員がこれでは危険と判断し、会員携行のロープを使って無事通過しました。道を見失い一時立ち往生したこともありましたが、所要3時間45分で山上のドライブウェイに出ました。スリルに富んだ沢歩きでした。下山は、天狗岩南尾根を経て1時間で出発点の千丈谷堰堤へ。スイカで打ち上げをして散会しました。
千丈谷堰堤でミーティング。リーダーから「2004年頃に滑落死亡事故があったルートなので慎重に登ろう」との注意があり、このあと谷に入って行きました。2日前の降雨のため渓流量が豊かです。しばらく左岸山腹を横切って登り、最初の滝下に出ます。これよりたくさんの小滝群を登っていきます。すべての滝に巻き道がありますが、岩場が滑りやすいので慎重に登る必要があります。
西山大滝は落差20m、この谷最大の滝です。豪快に流れています。下界は30℃を超える酷暑なのにここは22℃と快適です。さらに登ると、行く手を絶壁のような砂防堰堤に阻まれます。これを巻くため、堰堤右岸の垂直の断崖を木の根やロープを頼りに登ります。必死の思いで堰堤上部を越えると、今度は堰堤底に降りるため、岩場を下降しなければなりません。設置済みのロープでは危険と判断し、会員携行のロープを伝って無事全員通過しました。
西山谷上流部の第7堰堤は、特徴のある赤レンガです。ここは堰堤手前の右側を登って支尾根を横切り、本流の左岸に渡ります。この地点で、倒木のため踏み跡を見失い一時立ち往生。結果はそのまま渓流を遡行して再び道を見つけました。最後はきつい尾根筋を登って天狗橋東の道路に飛び出しました。
西山谷を登りきるまで3時間40分。スリルに富んだ沢歩きでした。下山は、天狗岩南尾根を経て1時間で出発点の千丈谷堰堤に下りました。スイカで打ち上げをして散会しました。
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