記録ID: 7846982
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アイスクライミング
日光・那須・筑波
女峰山北面 帝釈沢/野門沢 布引の滝
2025年02月22日(土) 〜
2025年02月23日(日)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,205m
天候 | 22日=晴れのち雪、23日=雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
初日は標高1490mあたりの林道終点にテントを設営したあと、帝釈沢の氷瀑を探索。帝釈沢下の大滝をリードで登った。ロープスケールで40m弱だが、終了点用の木まで登ると60mぎりぎりだった。その上にある帝釈沢大滝は時間切れで登らなかった。
二日目は遊歩道から野門沢へ下りる。前衛滝は抜け口を除いてほとんど雪で埋まっており、ロープなしでも問題なく登れた。
布引の滝は下段・中断・上段の3段から構成されており、これを全3ピッチで登る。1p目はロープスケール40mほどで雪田に出る。ここは氷も灌木もなく、中段の氷瀑までロープを伸ばすには遠すぎるので、スタンディングアックスビレイでフォローを確保した。2p目は約55mでちょっとしたテラス上に出るが、ここは大穴がいくつも開いて岩壁を露出させている。大穴をのぞくと、底の見えない暗闇に向かって水がどうどうと流れ落ちている。ここもスクリューを決められるような氷が見当たらないので、雪氷にアックスを2本刺して流動分散で終了点とした。3p目は左寄りの弱点部から雪壁を這い上がったあと、くぐるようにして滝上段を右上する。上部左岸に灌木があるため、ここから懸垂下降ができる。
氷瀑としての単純なスケール・難度の観点では大武川一ノ沢大滝の方が上かもしれないが、布引の滝には支点の不安定さ、弱点を探り当てながらの登攀、絶対に落ちてはいけないという緊張感がある。水量が多く凍結のタイミングをつかむのが難しいと思われるが、今回無事にチームオンサイトできて良かった。
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