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Yamareco

記録ID: 7889583
全員に公開
山滑走
鳥海山

鳥海山

2025年03月08日(土) 〜 2025年03月09日(日)
 - 拍手
GPS
12:18
距離
24.3km
登り
1,805m
下り
1,935m

コースタイム

1日目
山行
5:49
休憩
0:00
合計
5:49
距離 7.4km 登り 768m 下り 141m
10:07
1
スタート地点
10:47
309
15:56
宿泊地
2日目
山行
7:37
休憩
0:00
合計
7:37
距離 16.9km 登り 1,037m 下り 1,794m
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
2025年03月11日 18:31撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/11 18:31
2025年03月11日 18:31撮影 by  iPhone 13, Apple
3/11 18:31
2025年03月11日 18:31撮影 by  iPhone 13, Apple
3/11 18:31
2025年03月11日 18:31撮影 by  iPhone 13, Apple
3/11 18:31
2025年03月11日 18:31撮影 by  iPhone 13, Apple
3/11 18:31
2025年03月08日 12:57撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/8 12:57
2025年03月08日 14:54撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/8 14:54
2025年03月08日 15:45撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/8 15:45
2025年03月11日 18:31撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/11 18:31
2025年03月11日 18:31撮影 by  iPhone 13, Apple
3/11 18:31
2025年03月09日 05:53撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/9 5:53
2025年03月09日 06:26撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/9 6:26
2025年03月09日 06:55撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/9 6:55
2025年03月09日 06:59撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/9 6:59
2025年03月09日 07:31撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/9 7:31
2025年03月09日 07:37撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/9 7:37
2025年03月09日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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3/9 9:25
2025年03月09日 09:26撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3/9 9:26
2025年03月09日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
3/9 9:44
2025年03月09日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
3/9 10:31
2025年03月11日 18:31撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/11 18:31

感想

2025年3月8日㊏9日㊐2days

鳥海山中島台ルートテン泊BCログ

2019年から通っている
大好きな冬季限定鳥海山中島台ルート。

ここ数年の恒例行事である
1泊2日の冬季テン泊BCツアー。

3月8日㊏の午後から回復傾向、
9日㊐は終日快晴との予報から
今年もソロで決行した。

3月8日㊏8:00
秋田市の自宅を出発。

9:30
中島台獅子ヶ鼻湿原駐車場まで除雪済み。
361からのスタートを覚悟していたので
これは嬉しい誤算!

予定より1時間以上短縮できたので、
ゆっくり落ち着いて準備。
この余裕が冬季登山では結構重要。

コンビニで購入した行動食や昼食、
コーラやお酒をザックに詰める。

最近導入した手持ちの重量計によると
ザックを含めた総重量は17.5kg。

最近控えているお酒と
真水は完全に現地調達としたので
これまでのソロテン泊よりはかなり軽い。

10:00
駐車場脇の大きな雪壁を越えてスタート!

いつものよう赤川にかかる橋に向かうが
ここでさっそく問題発生!!

背丈ほどに雪がこんもり積もったまま。
先行者のトレースは川沿いに右折…

え!駐車場手前の橋まで引き返すの…めんどくさ
などと思いながらトレースを辿ると
赤川にかかる極細スノーブリッジにトレースを発見。

先行した方はここを通ったのかー、、
下手すると2mくらいは落ちるな、こわっ!!


どうしようかなーとかなり迷ったが
勇気を出して慎重にクリア。
あまりおすすめしません、マジで!

帰りはスノーシュー組が
橋を通れるようにしてくれるさ、と
この時はそう思っていた…


気を取り直し再出発。
13:00
今日はたっぷりの雪でアップダウンが少なく、
さらに今冬の坂練が効いているのか
かなり楽に昨年の野営地に到着する。

さっそくテントベースの整地に取りかかる。

これまでの経験でベースの平坦度は
睡眠の質に大きく影響するので
時間をかけて特別丁寧に整地した。

テント設営を済ませ、
遅いランチを取った後は
偵察と遊びをかねてハイクアップ。
少し上で雪洞泊をされている方と遭遇。

一度は経験したい雪洞泊。憧れます。

テントに戻って16:00。

夜の帳がおりつつある鳥海山を肴に
ビール360ml缶のみのささやかな宴会。
風もなく少し暖かいくらい。

だいぶ陽も落ちたのでテントに入り
大事な大事な真水作り。

バーナーの燃焼音をBGMにしつつ、
スタンレーのスキットルで持参した
ウイスキーのお湯割りを楽しむ。

スキットルは友人からの
誕生日プレゼントでヘビーユース。
良いモノを貰いました。感謝。

真水も十分確保出来た
19:00あたりに就寝して
この日の行程は終了するはずだった…

2025年3月10日㊐

20:00あたりから風が強くなり
バタバタとテントがはためく音で
浅い睡眠から目覚める。

様子を見ようと吹き流しから顔を出すと
薄く積もったパウダーが地吹雪となり
出した顔が一瞬で雪まみれになった。

テントが吹き飛ぶほどではないが、
時折強く吹く風に睡眠を邪魔されながら
行動開始予定の3:00に起床した。

外はまだ風が強く、月明かりも無いので
すっかり冷えたナルゲンゆたんぽを温め、
再び眠りにつく。

目覚めると4:30。
快適すぎて寝過ぎてしまった。

風も弱まったので準備開始。

スキーブーツが凍ってしまい
履くのにかなりの時間を要した。

やはり面倒くさがらず
ガスバーナーで乾かすべきだった。

これだけ寒さに慣れると、
少し暖かいだけで乾くような感覚になるが
シュラフ内以外はテント内であっても
氷点下なのだ。

かなり時間をロスしたので
今回の反省点のひとつ。

少し空が明るくなってきた
6:00に出発。

そこからはいつもの感じで
山頂まで淡々と歩を進める。

しばらくすると稲倉岳に
モルゲンロートが差し込み
鳥海の門がみるみる朝日に染まっていく。

一切の音がない荘厳な時間が流れる。

「チ」のシュミットや、ドゥラカのように
神を信じる気になるのはこんな風景か。

今回は山頂までしっかり雪がついており
スキーアイゼンの出番も無くほぼ直登。

10:30に山頂に到達。
所要時間4時間30分

バターロールパンと
暖かいマサラチャイでカロリー補給。

山頂からの景色をゆっくり楽しんだ後は
ウォークモードからアルペンモードへの
スキーとブーツのモードチェンジ。

今回はここも丁寧な準備を心がける。

エッジの氷もしっかり取り、
ビンディングの緩みもチェック。
高級ワックスもしっかり塗って
滑走を開始する。

基本的に新雪で快適。
パック雪の箇所もあったが一時的。
ずっと気持ちの良いライディング。

滑り始めたらあっという間で
1時間もかからず野営地に到着。

下山してきた方々と
ちょっとした会話を楽しみながら
野営地の撤収作業。

13:20
重いザックに振り回されながらも
新雪が残るブナの木々の間を
メローに楽しみつつ駐車場へ。

さて問題の赤川橋。
多少は踏み跡があったが、まだ少し怖い感じ。

スノーブリッジの方がマシに見えたので
そちらをチョイス。帰りも大丈夫だった。

いくつか反省点、改善点はあるが
ほぼほぼ完璧なツアーだったなと
アマアマな自己採点。

山頂に向かうだけではない
まだまだ行ってみたいルートもあるし
中島台は奥深し。

というわけで今回も楽しい2日間でした。

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