毛利家家紋の山『金成山』で散歩

2012年05月16日(水) [日帰り]

• GPS: 01:30
• 距離: 2.0km
• 登り: 140m
• 下り: 141m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:20
• 休憩: 0:10
• 合計: 1:30

7:00 スタート地点
7:30 7:40 金成山山頂
8:30 ゴール地点

○この程度の標高の低い山では、蜘蛛や蚊の多さには、ウンザリします。山頂までの時間も平素の倍以上かかりました。

天候

曇天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○「金成山（かなりやま）」（標高175m）は、山口市内から防府市方面に向かう国道262号線沿いの山口市大内御堀（みほり）金成団地入口付近の仁保川沿いに位置し、山頂に毛利家家紋のある祠（ほこら）のある里山である。

○無料駐車場は、登山口付近交差点の国道262号線沿いに有り（10台程度）。

コース状況／危険箇所等

○危険個所なし。
○付近に登山ポスト、トイレ等はなし。

写真

10/8 11:47

国道262号線、金成団地入口の信号機交差点の直近に登山口がある。

10/8 11:46

「 金成山東登山口」とある標示板。登山口は、ここ以外に、山口県立育成学校（山口県山口市大字大内御堀537-1）付近の空き地から登頂できる「西登山口」もある。

10/8 11:47

この登山口から一気にそのまま登頂できる。

5/16 7:38

途中、開けた岩場のある付近で休憩しながら、東側の眺望を楽しむ。低い山だが、それでもかなり先まで観ることができた。おまけに、前方にはこの低さでも雲が漂っている！

5/16 7:32

さらに進むと、ようやく前方の視界が平けて山頂に到着。登山中の終始続いた蜘蛛の巣の撤去作業で、汗がしばらく止まらなかった。

5/16 7:33

山頂を進むと、立派な祠（ほこら）が鎮座していた。こんな小さな山にしては、えらく立派過ぎる。

5/16 7:34

祠を観察すると・・上部に、紋章の様な記号が観えた。「あら！これは・・・”一文字に三つ星”の家紋！・・おお！これは、毛利家の家紋ではないか！」・・戦国武将の毛利元就が、大内、陶を滅ぼして山口の長門・周防を平定した、あの戦国の世の歴史が伝わってくる。

5/16 7:34

山頂からは、悲惨な姫山伝説のある「姫山」が、遠く左側前方に見えた。また、右前方にはうっすらと雲がたなびいていた。

5/16 7:41

この山頂部は不自然に平坦に削られている。この山の地域に隣接する地区は、「氷上（ひかみ）」と呼ばれ、昔、「氷上城」という城があったと戦国時代の記録にあるのを読んだことがあり、もしや、この山の山頂だったのではないか？と勝手に推測している。

5/16 7:35

下界を眺めるうちに、眺望もよく、付近に仁保川もあり、戦略上の観点からも、ここに城があったのではないか？・・と増々強く感じた。

5/16 7:41

山頂からそのまま南進して尾根伝いに「西登山口」を下山した。最初の「東登山口」まで金成団地の中を迂回して徒歩で戻るのに約1時間もかかった。午後は、ここから見える「姫山」を目指した。

撮影機器：

Canon PowerShot A530 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 筆記用具 ガイド地図（ブック） 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

備考

○軽装備で十分な里山です。

感想

REALIST

○登山の時期が悪かった。春ではあるが、登山道は草や枝が伸び放題の状態で、それにも増して、高山でありえない、最初から最後まで前方をさえぎる蜘蛛（くも）の巣状態が続き、絶えず前の蜘蛛の巣をストックで払いのけながら進まざるおえなかった。低山中の低山なので、春・秋が最適で、山頂でも暑さ厳しく、山中も蜘蛛の巣や蚊の多い夏や初夏の登山は不適です。