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記録ID: 8193943
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ハイキング
箱根・湯河原

箱根の明神ヶ岳

2004年11月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:50
距離
10.7km
登り
1,090m
下り
698m

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
0:30
合計
6:20
8:00
30
道了尊バス停
9:45
60
10:45
11:15
70
12:25
80
箱根分岐
13:45
35
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2004年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往:小田原−(伊豆箱根鉄道)−大雄山−(バス)−道了尊
復:仙石原−(バス)−小田原
最乗寺山門手前。右に安気地蔵尊。左には開運橋。正面の参道を進んで瑠璃門から境内に入って行く。
最乗寺山門手前。右に安気地蔵尊。左には開運橋。正面の参道を進んで瑠璃門から境内に入って行く。
境内にあった最乗寺案内図。
境内にあった最乗寺案内図。
最乗寺本堂にお参りしてから登山口に向かう。
最乗寺本堂にお参りしてから登山口に向かう。
碧落門を出ると明神ヶ岳登山口。明神橋を渡って登山道に入って行く。
碧落門を出ると明神ヶ岳登山口。明神橋を渡って登山道に入って行く。
始めはゴロゴロした岩が多いつづら折りの道だが、一登りして尾根に出たあとは杉林の中の緩やかな登り道になる。途中2度車道を横断して行く。写真は2度目のところ。
始めはゴロゴロした岩が多いつづら折りの道だが、一登りして尾根に出たあとは杉林の中の緩やかな登り道になる。途中2度車道を横断して行く。写真は2度目のところ。
鉄塔を左に見て登って行くと見晴小屋に着く。さらに登って行くと樹林が途切れてススキが生い茂る道になる。道の脇にはさび付いた鉄塔が立っている。ススキの道を登って9時45分に“神明水”に着く。
鉄塔を左に見て登って行くと見晴小屋に着く。さらに登って行くと樹林が途切れてススキが生い茂る道になる。道の脇にはさび付いた鉄塔が立っている。ススキの道を登って9時45分に“神明水”に着く。
神明水で咽を潤してから登りを続ける。振り返ると先ほどのススキの道の彼方に足柄方面が望まれた。
神明水で咽を潤してから登りを続ける。振り返ると先ほどのススキの道の彼方に足柄方面が望まれた。
再びススキの中の急坂を登って行き、さらに樹林帯から灌木帯を経て、クマザサの中の道を右に回り込んで緩やかに登ったあと、滑りやすい道を一登りして10時45分に明神ヶ岳山頂に着いた。広々とした山頂には既にかなりの登山者が屯していた。
再びススキの中の急坂を登って行き、さらに樹林帯から灌木帯を経て、クマザサの中の道を右に回り込んで緩やかに登ったあと、滑りやすい道を一登りして10時45分に明神ヶ岳山頂に着いた。広々とした山頂には既にかなりの登山者が屯していた。
頂上の一角に座り込んで少し早い昼食を取っているうちに雲の動きが早くなって南の方から徐々に青空が広がってきた。
箱根の主峰神山は逆光ではあるが重量感ある姿を見せている。その麓の大涌谷からは幾筋もの白い煙が昇っていた。
頂上の一角に座り込んで少し早い昼食を取っているうちに雲の動きが早くなって南の方から徐々に青空が広がってきた。
箱根の主峰神山は逆光ではあるが重量感ある姿を見せている。その麓の大涌谷からは幾筋もの白い煙が昇っていた。
明神ヶ岳から金時山への縦走路もよく見えるようになった。明神ヶ岳から高度を落とした外輪山は小さな起伏を連ねながら延々と金時山へと続いている。金時山の後ろには富士山の裾野が見えている。
なかなか快適そうな稜線で帰路は富士山の眺めを期待してこの縦走路を行くことにした。
明神ヶ岳から金時山への縦走路もよく見えるようになった。明神ヶ岳から高度を落とした外輪山は小さな起伏を連ねながら延々と金時山へと続いている。金時山の後ろには富士山の裾野が見えている。
なかなか快適そうな稜線で帰路は富士山の眺めを期待してこの縦走路を行くことにした。
南北に長い明神ヶ岳の北端にある電波反射板が設置されているピークを過ぎると道は急降下する。山頂から下る途中で明神ヶ岳を振り返る。
南北に長い明神ヶ岳の北端にある電波反射板が設置されているピークを過ぎると道は急降下する。山頂から下る途中で明神ヶ岳を振り返る。
金時山を見ながら下って行く。眼下に縦走路が見える。
金時山を見ながら下って行く。眼下に縦走路が見える。
急降下を終えて火打石山への登りの途中から徐々に遠ざかる明神ヶ岳を振り返る。
急降下を終えて火打石山への登りの途中から徐々に遠ざかる明神ヶ岳を振り返る。
火打石山を巻いて次の笹に覆われたピークに立つと金時山から続く外輪山の稜線越しにはっきりと富士山を眺めることが出来た。
火打石山を巻いて次の笹に覆われたピークに立つと金時山から続く外輪山の稜線越しにはっきりと富士山を眺めることが出来た。
振り返り見れば明神ヶ岳は遥か後方に遠ざかり、すっかり晴れ上がった青空の下に横に長いドッシリとした山体を横たえていた。
振り返り見れば明神ヶ岳は遥か後方に遠ざかり、すっかり晴れ上がった青空の下に横に長いドッシリとした山体を横たえていた。
このピークを越えた後も小さなピークは数カ所あったが、いづれも背丈を超えるハコネダケに覆われており展望は得られなかった。
矢倉沢峠手前のピークから金時山と富士山の最後の眺めを楽しみました。
このピークを越えた後も小さなピークは数カ所あったが、いづれも背丈を超えるハコネダケに覆われており展望は得られなかった。
矢倉沢峠手前のピークから金時山と富士山の最後の眺めを楽しみました。
富士山を拡大
峠手前のピークで一段とスケール感を増した金時山を仰ぎ、白い富士山を眺めたのを最後に急降下して午後1時45分に矢倉沢峠に到着した。
峠手前のピークで一段とスケール感を増した金時山を仰ぎ、白い富士山を眺めたのを最後に急降下して午後1時45分に矢倉沢峠に到着した。
峠には“うぐいす茶屋”があり、多くの登山者が休憩していた。金時山登山口には午後2時10分ごろに下り立つ。
午後の日差しに照らされた紅葉した木々を眺めながら仙石原のバス停まで歩き、そこから2時30分頃のバスで小田原に向かった。
峠には“うぐいす茶屋”があり、多くの登山者が休憩していた。金時山登山口には午後2時10分ごろに下り立つ。
午後の日差しに照らされた紅葉した木々を眺めながら仙石原のバス停まで歩き、そこから2時30分頃のバスで小田原に向かった。

感想

箱根の明神ヶ岳は外輪山の東に位置し、北の金時山と人気を二分する山です。大阪に向かう新幹線が小田原に近づくころに行く手に見えてくる山並みの中で一際重量感のある丸みを帯びた山が明神ヶ岳で、その右手には富士山の上半身が大きく望まれます。
この山は以前東京に転勤していた折りに山行を計画したことがあるが何かの理由で実現しなかった。そこでこの週末の東京への出張を利用して10年来の計画を実行に移すこととしました。
この山行の第一の目的はやはり富士山の眺めだったが、午前中は雲の多い空模様で山頂からわずかに裾野が見えた程度だった。しかし外輪山の縦走路を金時山に向かう途中で雲も切れて真っ白な山頂部が見えるようになり、何とか目的を達成することができた。
小さなピークを幾度も踏み、明神ヶ岳を振り返りながら縦走した外輪山上の道も眺めがよく期待以上に変化に富んだものでした。

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