【過去ログ】亀井谷


- GPS
- 08:02
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,225m
- 下り
- 1,225m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
ザック
行動食
非常食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
クイックドロー
スリング
渓流シューズ
ルート図
ネット
サングラス
熊鈴
熊スプレー
防水袋
トレイルシューズ
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感想
亀井谷と言えば、広見山塊と岩倉山塊を南北に分かち、広島県最高峰恐羅漢山に北西面から一気に突き上げる、この界隈では存在感のある谷と言えよう。
下道川上地区を起点としたが車を出る前からアブの大群が車に体当たりする音がバンバン鳴り響き先が思いやられる。カッパを着込み完全武装でスタート、約30分の歩行で亀井谷奥橋より入渓する。序盤は単調なゴーロ歩きだが、うだる下界を思えば最高の贅沢。F1イヨキリ滝は水量多めで取り付く気にもならず左岸から巻き上げる。落ち口から見下ろし巻いて正解だったと確信。その後たいして難しいところもなく順調に高度を上げていく。
傾斜が増し多段滝〜ナメラ滝が出てきたところで核心F7だが、取り付き付近にザックや登攀用具が散乱している光景に出くわし緊張感が高まる。滝は登れそうに見えたため、ひとまず正面から取りつきチョックストーンの上に立ち込んでみた。ここから2mほど登り上部のリッジさえ掴めば抜けられるように見えたが、それまでの間にスリップしたら大事になりかねないため、万全を期してクライムダウン、右俣から巻き上げることにした。
右股に入ると一気に傾斜が増し水量も減少する。余り詰めすぎると台所原方面から離れてしまうため、適当な所から左手にトラバースを開始する。急傾斜地で緊張するが小尾根を巻き込むと徐々に緩んできた。反比例するかの如くササの密度が濃くなってきたが想定の範囲内、掻き分けながら進む。12:57登山道に飛び出したところで小休止、靴を履き替える。
安全圏に入ったのであとは気楽なもの。沢道具をデポし恐羅漢山へと向かう。ここを歩くのは18年ぶり。今回は『分水嶺』であることを感じながら辿った。到着した恐羅漢山には誰もおらず、真夏の大展望を思う存分楽しむ。
台所原から亀井谷への三十三曲がりルートは初めて。つい今しがた歩いたばかりの源頭域の立体感を感じながら気分よく下ることができた。
亀井谷に着地してからは右岸、左岸渡り返しながら下って行くが、先週の煤井谷の時と同様に登りでは全く目に入らなかった登山道に沿って歩くだけのことで同じ風景が全く違った見え方をするのが面白い。うっかりしていたのは、647m地点の広見山方面破線道の入口チェックを忘れたこと。
F7以降を辿れなかったことは残念だが、大きく巻き上げたことで源流域の景観を広く感じることができ、それはそれで良かった。
詳しくはコチラ ⇒ https://yamap.com/activities/33371181
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