奥能登・千体地蔵
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.6km
- 登り
- 262m
- 下り
- 253m
コースタイム
往復2時間くらいだったろうか?
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
2010年現在、曽々木海岸に行くには車 (自家用・レンタカー等) が一番だと思う (当時もか) 。 路線バスもあるにはあるが、本数がかなり少ない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1985年当時、この道は遊歩道と表示されていたが、途中でロープがあったりと、とんでもない道だった。 あれから25年、ナニコレ珍百景にも出たことだし、道の整備も進んでいるのかもしれない。が、ちゃんとした靴で行くべし。 |
写真
感想
それは25年前、まだ女子大生だったころ、友人3人と奥能登へ旅行した。そして、なんの予備知識もないまま、思いつきで千体地蔵へ行くことになった。
以下、当時の日記より。
・・・・・食後の散歩として千体地蔵へ行くことにした。民宿のおばさんは歩いて15分くらいと言ったので。登り口のところに杖が置いてあった。ちなみに遊歩道なのである。なんかいやな予感がした。道はしっかり山の方へむかっている。予感は的中。けわしい山道なのであった。もろ、山! みんなぜーぜー言いながら登っていく。Cちゃんは車山登山よりきついと言う。ちなみに私たちの格好がすごい。私ミニのワンピースにサンダル、Mちゃんワンピースにローヒールのパンプス!! 汗がものすごく流れる。どれだけ途中で引き返そうかと思った。だけどみんながんばってるし・・・と思って我慢した。後から聞くと、みんな誰か引き返そうと言わないかと期待していたのだそうだ。遊歩道のはずなのに、途中、上からロープが下がっていた! これにつかまって登るのか? 本気? と思ってしまった。いったいこれのどこが遊歩道なのだ?・・・・・
恐ろしい記録である。
多分、今ではロープくらいでビビることはないと思うが、ミニスカート、サンダル履きでロープを登ることは、いろんな意味でありえない。
得たものもあるが、失ったものもあるということか。
あれから20年以上たって、ナニコレ珍百景にこの千体地蔵が出た。
そうか、珍な経験だったのだ。
今でも当時の友達と会うと出る千体地蔵の話題。
「あんとき愚痴だらけだったあんたが、ヒマラヤなんか行くようになるとはねえ」
いやはや、まったくわからないものだ。
添付の写真の下方には、ありがたい千体地蔵様の前にもかかわらず、ミニスカート、ワンピースだのを着て、サンダル、パンプス履きで両手両足むき出しの、若さはあるが、思いっきり不愉快な顔をした私たちが写っているのである。
それを公開する勇気はもちろんない。
(2010年10月 記)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する