苦土川大沢左俣

- GPS
- 07:33
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:34
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
F1手前に雪渓あり。今は潜れる |
写真
感想
昨年見聞きし気になっていた苦土川大沢左俣遡行からの井戸沢下降。何やらとても楽しいとの事。
沢のモチベが年々低下し昨年は米子沢1回のみ。この週末もお手軽ジムボルダーと悩んだが、ここで行かなかったら今シーズンは1回も沢行かないかもしれない、もう山に行けない身体(と精神)になってしまうかも・・それはイカン!と自分でケツを叩き遡行することに。とはいえ山登り自体GWの山スキーから一切行っておらず、いきなり初見の沢なんて大丈夫なのか・・不安ばかり募る前日だった。
不安な山行はなるべく早出すべし、眠気を我慢し自宅を1時出発、途中時間調整し駐車ポイントに4時半到着、諸々準備しちょうど5時登山開始。
林道歩き40分ほどで入渓ポイントへ。久々の沢、マイナスイオン全開で少しテンション上がる。しばらく平凡なゴーロ歩きをこなすと雪渓が現れる。右俣は雪渓で埋まりまだ厳しいとの記事を見たが、左は潜って抜けられるのでダッシュで通過。
雪渓のすぐ向こうのF1を超えると核心のF2。
セオリーでは左のルンゼ上を途中まで上がってから滝身へ抜けるらしい。そのプランで行こうと取り付いたがのっけからルンゼが渋い・・。右へトラバースするポイントに着いたが滝は結構立ってるしヌメッてそうだし行く気にならず。悪いと評判のルンゼ登りを継続。後半は更に悪くなり久々の沢登りで初っ端から全力全身クライミング。何とか抜けたがとっても疲れた・・。
F2を抜けた後は特に問題になるような所はなく登れる滝が続く。連瀑帯やスラブ20m滝、なるほどこれは楽しい、楽しいがそろそろ飽きてきたところでハイライトの40m滝に到着。
すこぶる快適との前評判、単独フリーソロなのでルート選定は慎重に・・ホールドは明瞭なのであえて難しい登り方しない限りは至るであろうルートで快適フリー。何手か微妙なところもあったが良いアクセント。高度感も相まって登り切ったら素晴らしい達成感を覚えた。
その後は早くもツメの様相。出てきた二股を左に進みひたすら笹トンネルを登る。と突如現れる結構な高さの滝。階段状の親切設計で助かった。
虫と枯れ葉にまみれるのも久しぶり、ツメ長い・・と思わずボヤキが出る。トンネル状を抜け稜線が見えてから余計長く感じるのもいつも通り。30分ほど笹を漕ぎ稜線に到達するも中々登山道に合流せず少し焦ったところで登山道発見、一息ついた。
井戸沢は以前登っているが下るのは初めて。そういやこんな感じだったなーと懐かしさを覚えながらの下降。滝は大体笹か枝を利用してのモンキークライムダウンで何とかなる。懸垂は一度もせずに済んだが最後の大滝だけは左岸の濃い急斜面笹薮を下る、笹懸垂ともいうべき状況でちょっと嫌だった。
井戸沢入渓点間近でカモシカと遭遇。一分ぐらい見つめあってから程なくして堰堤到着。下降終了となった。
数年前は毎週のように行っていた沢登り。いつしかモチベが上がらなくなり足が遠のき、初見の沢に行ったのも2年前が最後。ちゃんと登れるか相当不安だったが、今シーズンはいい形で沢を始める事が出来た。今年はこれ1回ではなく数週間に一回は沢登りに行ければいいなと思う。(しかしながらジム行ってクライミンググレードを上げたいという欲求との兼ね合いが難しい・・)
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