バリルートで三嶺→西熊山 『三嶺北西尾根→三嶺→西熊山→西熊山北東尾根』
- GPS
- 07:32
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,324m
- 下り
- 1,280m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 9:11
天候 | 快晴だが南面強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西熊山北東尾根は北西尾根と違ってほとんど誰も歩かないルートです。 降下時は途中で尾根から西に降って渡渉地点に急降下しなければいけません。 動物達の楽園で自然がふんだんに残っています。 必ず地図読みできる方と同行してください。 できれば行かないほうが無難です。 |
写真
感想
今日やりたかったこと。
三嶺に行きたい。
8月に登った西熊山北東尾根を下ってみたい。
この2つ。
ならば三嶺北西尾根からとりついて、三嶺→西熊山→西熊山北東尾根下降。
しかし西熊山北東尾根は難所だ。
もしも足でもくじいて動けなくなったら、こんなとこ歩く人なんて何週間何ヶ月後かわかったもんじゃない。
山慣れしていておぶって降りられる。
💡そうだバッくんしかいない。
早速バッくんにLINEすると即オッケー。
しんのゆうこんな変態ルートは女子は参加するワケがない。
(」・∀・)」 とっても綺麗なコケの庭園があるよ!
とかなちゃん誘っても、コケの代償に大きな天罰が待っているに違いない。
とゆうわけでLINE登山部汚いオッサン2人旅となった。
いつもの通りとってもわかりにくい三嶺北西尾根とりつきからスタート。
こんなんどこがとりつきやねん!この変態オヤジ!
と早速バッくんから罵られる。
いきなりの急登をひいこらひいこらと詰めていく。
振り返ると鬼軍曹バッくんが睨みをきかせて早よ行かんかい!
とガラの悪い視線で攻撃してくるので休みたくても休めない (´+(エ)+`)ウゥ
少し進むたびに汚いオッサン2人はハーハーヒーヒーと末期ガン患者のようにあえぎまくる へ(´o`)へ
想像しただけでも汚い光景である。
そんなことを三嶺山頂まで何度も何度も繰り返す。
三嶺まで最速タイムの2時間35分で到着。
最近低山ばかりだったので、ファイントラックの長袖の上に半袖にしたのだけど、強風な上に霜柱まで立っていた。
たまらずレインを着込む。
その後、大阪から数十年ぶりに訪れたとゆう方がいらして写真を撮っていただいた。
帰って見てみると10枚以上連写暴発していた (^^;;
山頂でしばらく休んだ後に、今まで行ったことなかったヒュッテ裏の展望所へ。
そんなこんなで三嶺界隈で1時間も滞在した。
三嶺北西尾根の急登に疲れた汚いオッサンペアは西熊山北東尾根下降なんてことはもう風前の灯火となっていた。
このまま三嶺北西尾根ピストンで帰ろうかとお気楽悪魔が囁く。
見晴らしの丘でお昼ごはんにして下ればいいさ。
だが昼にするにはちと早過ぎる。
しかも風が強いので外で休むのは避けたかった。
おかめで昼にして西熊山北東尾根キャンセルで西熊山北西尾根から降りようか?とバッくんにたずねてみた。
えっ?おかめまで行くん???
と不満そうに言う。
おかめやか西熊山からチョチョイノチョイで行けるわ、西熊山もこっから1時間ほどやと大ボラを吹いてみた。
そうかあほなら行こうかとなった。
すぐそこに見える西熊山だけど、なかなか縮まらないのが西熊山。
しかも最後の登り返しがキツい。
振り返ると鬼軍曹バッくんがしんどいキツいわあと言いながらも、すぐ真後ろで追い立てる (´+(エ)+`)ウゥ
なんと55分で新記録と思っていたが、帰ってみてみると、師匠と歩いたときは54分だった (^^;;
ここ数年はペースを落としてゆっくり歩いているとおっしゃっていてそのタイム。
かたや汚いオッサン2人ヒーヒーハーハー55分。
西熊山からおかめJCTまで17分。
意外と遠いなあとかとぼけながらごまかす。
みんなのアイドルおかめ小屋はとっても居心地がよくて、高知からのご夫婦もいらして1時間以上居座ってしまった。
白髪山の西尾根に池があることや、三嶺北西尾根のカッコいい白骨樹のことなどをお教えすると、是非行きたいとおっしゃっていらした。
締めにバッくんのハンドミル惹きたてコーヒーを戴く。
凝ってるワリにはコーヒーの分量がわからないとゆう。
可愛いヤツだ。
抱きしめたくなった ゴロニャン ~(=^・・^)ヾ(^^ )ヨシヨシ
すっかり怠けモードになってしまったので、西熊山北西尾根から降りるとゆう楽チンコースを選んだ。
おかめJCTに上がるまでもヒーヒーハーハーうるさいオッサン2人。
いつまでたっても北西尾根とりつきがこないおかしいなと思っていたら西熊山についてしまった。
簡単に気づくハズなんだけど見過ごしてしまった。
仕方がないので計画通りにデンジェラスな北東尾根を降りることに。
西熊山北東尾根とは、わあ、この笹原気持ちよさそう!
降りてみたい。
そう思わせるハニートラップが待ち構えている。
たしかに降下直後のその気持ちのいい笹原は最高の休憩場所。
大きな岩のテラスが2つほどあって、大展望でのんびりと休憩することができるとっておきの場所だ。
こんなとこ独り占めしてたんかとバッくんが羨ましがる。
最初はヒーヒーハーハーだったバッくんだったけど、すっかり道無き道が気に入ったようだ。
いやいやバッくん、ここはハニートラップであって、この下にまだ見えていない恐ろしい世界があるんだよ Ψ( `▽´ )Ψケケケケ♪
降りているとシカのツノをGETした。
それを見て羨ましがるバッくん。
その後すぐにバッくんもシカのツノGET。
それからはシカのツノ探しが下山まで続くことに。
甘い囁きの笹原ゾーンの奥は、大自然が残る動物達の楽園ゾーン。
しばし休憩。
誰もいない静かな森の中で小鳥のさえずりを聞きながら自然と戯れる。
しかし、バッくんのこんなんええわあ、充実やわあと感動する汚い声がせっかくの雰囲気を台無しにする (´┐`)ォェー
さあ先に進もうかと先を見ると歩ける道じゃない。
GPSで確認すると、だいぶ西に逸れていた。
さあここから先はいよいよ魔の伐採地足元極悪ゾーン。
散髪した枝がてんこ盛り落ちていて地面が見えない上に落ちそうな急斜面。
しかしバッくんは、こうゆんええなあってスッカリ道無き道にハマってるじゃないか (゜▽゜;)
やがて沢の音が聞こえてきて、急斜面のはるか下に渡渉地点が見えてきた。
踏み抜いて転落しないように慎重に降りていく。
渡渉地点でまた休憩。
おいおいバッくん休憩しすぎやろ o(。¬(ェ)¬。)oジーーーッ
でもここまで来たらもう下山は近い。
なんとか残っているトラバースを進んで林道に降り立った。
いやあ今日はホンマに充実したわあと感動しきりのバッくん。
せっかく下ったから今度はこの西熊山北東尾根を登りたいなんて言い出した (゜▽゜;)
しかも三嶺南東尾根まで登りたいと言い出す w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
西熊山北東尾根はせいぜい笹原から動物達の楽園ゾーンまでにしておきたい。
三嶺南東尾根は渡渉あるし増水したら行けんとか適当にごまかしておいた (^^;;
あんな滑り落ちそうな急斜面の笹原は歩きたくないわ (^^;;
ちょっと前まで真剣に考えていたけど、マジマジとあの急斜面見たら行く気が失せてしまった。
また道無き道行こうやとバッくんがいつ言ってくるのか怖くなってしまった (´+(エ)+`)ウゥ
まさかハマるなんて夢にも思わなかったのに......
とはいえ久々に充実した山歩きを楽しめました。
お山よ今日も素敵な1日をありがとうございました。
コメント
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オッサン2人はかなりキモイけど。
おもろそうやなー、また連れてってyo〜
まさかまさかのバッくんがハマってしまうとは (^^;;
でももうあれを登るんは (>_< )イヤッ( >_<)イヤッ
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