記録ID: 87455
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積雪期ピークハント/縦走
関東
長沢背稜(雲取山→棒ノ折山)
2010年11月16日(火) 〜
2010年11月18日(木)
mizuki
その他1人
コースタイム
16日:奥多摩駅発8:45→(バス)→鴨沢バス停留所9:42〜七ツ石山〜16:00雲取山荘(素泊)
17日:雲取山荘6:40〜7:45芋木ノドッケ〜9:14長沢山〜11:55酉谷峠〜13:10七跳山〜14:40一杯水避難小屋(泊)
18日:一杯水避難小屋5:54〜7:08蕎麦粒山〜7:55日向沢ノ峰〜10:10槇ノ尾山〜10:38棒ノ折山11:11〜12:08清東橋バス停留所12:58→(バス)→青梅線川井駅
17日:雲取山荘6:40〜7:45芋木ノドッケ〜9:14長沢山〜11:55酉谷峠〜13:10七跳山〜14:40一杯水避難小屋(泊)
18日:一杯水避難小屋5:54〜7:08蕎麦粒山〜7:55日向沢ノ峰〜10:10槇ノ尾山〜10:38棒ノ折山11:11〜12:08清東橋バス停留所12:58→(バス)→青梅線川井駅
天候 | 16日:晴れ 17日:曇 18日:曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山:清東橋バス停留所→青梅線・川井駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆15日(入山前日)夜中に、奥多摩に降雪あり。七ツ石小屋(標高:約1720m)より、雪が出てきた。日陰になっ登山道には3cmほどの積雪あり。 ◆雲取山荘の水は凍結。小屋の方に聞いても、長沢背稜上の小屋の水は出ているかどうか、まったく情報がないとのこと。つまり、誰も歩いていない! 1日目の自炊用水からは全て、雲取山荘でもらった。従って、17日は、2日目以降の水3リットルを背負って縦走。 ◆雲取山荘は、16日から屋内トイレになり、個室内も便座もあたたかく快適。予約をしておいたので、炬燵のある部屋に二人で宿泊。自炊小屋にもストーブを焚いてくれた。 ◆酉谷避難小屋や一杯水避難小屋に着いてみると、細々とではあるが、水は出ていた。でも、間もなく凍結するだろう。 ◆雲取山荘から酉谷峠の間には、雪の上に頻繁に熊の足跡あり。 ◆日向沢ノ頭からの下りは、奈落に落ちるような急下降。登山道も定かではなく、行程中、ここが一番の難所であった。 ◆一杯水避難小屋は管理が行き届いており、トイレも清潔。 ◆雲取山荘から棒ノ折山まで、誰にも会わなかった。 |
写真
感想
◆友人が、「長沢背稜の完全走破」をしたいというので、のってみることにした。
出発前日の天気予報では、17日は曇時々雨。当日早朝になって、雨マークが取れていた。また、3日目はバス停留所に降りて間もなく雨。私たち二人は、本当にラッキーであった。
◆3か月ぶりに重荷を背負っての縦走は、初日がことのほかつらかった。3日目になって、やっと調子が取り戻せた。12月第1週に、甲斐駒・黄蓮谷右俣のアイスルートをやる予定なので、その事前トレーニングに最適であった。
◆長沢背稜は埼玉県と東京都の県境を形成する長大な山稜である。雲取山から日向沢ノ峰(うら)までは、眺望もよいが、そこから棒ノ折山までは、さしたる眺望もなく、また、踏み跡が明確でない部分もあり、あまり人気が無いようだ。誰にも出会わず、登山道の雪に点々と続いている熊の足跡だけが、お供。何とも物騒な縦走であった。
◆日向沢ノ峰(うら)から棒ノ折山の間にある山で。地図には明確なピークとして掲載されている「長尾ノ丸」には、表示が無かった。
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