記録ID: 909656
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沢登り
東海
ホハレ峠再び(途中撤退)
2016年07月03日(日) [日帰り]
コースタイム
9時にホハレ峠に到着も、雨、風、霧で動けず車内待機。11時に撤退決定下山。
天候 | 雨、霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ホハレ峠手前のダート箇所は雨でぬかるみ水たまりでハンドルとられやすくなっていた。4駆ローにして切り抜ける。 |
写真
撮影機器:
感想
つい半月前に「門入不動滝」の下見をするため、この峠へ登って来たばかりである。雨雲レーダーの6時間予想では、雲は金草、冠山付近にあって南に降りて来ないことになっていた。さかうち道の駅でも曇ってはいたが雨ではなかった。林道に入って黒壁が見える高さ(600mぐらい)でワイパーを動かすようになった。峠の上では雷の音も聞こえてきた。
今日は「不動滝」ではなく門入へ入る手前に、蕎麦粒山から落ちている「コビクラ」谷が目的である。徳山の情報収集の下調べで岐阜県立図書館へ行った時にその存在を知った。数年前に大垣山岳会の会員が無雪期に、ソロでこの谷を詰めて蕎麦粒山の頂上に立った記録が目に入った。「奥美濃随一の名瀑、貴婦人のような気品」とある。
それにしても10月下旬の無雪期に、この谷から蕎麦粒に立ってホハレ峠まで帰って来ている。単独日帰りである。常人にはとうてい真似できない行程だと思う。地図を読む限り標高900mから頂上までの残り400mはほとんど壁のような斜度になっている。紅葉真っ盛りの季節とはいえ、その壁のような道なき藪に喘ぎながらしがみつき、紅葉を愛でる余裕などなかっただろうことが想像できる。そのみごとな度胸と根性に最大限の敬意を表したい。
私にはとても真似できない。せめて「貴婦人」だけでも訪ねたい。
先日下見で歩いた黒谷の大堰堤付近が取りつきだから、峠から1時間の下りである。無理すれば行けないこともないが、黒谷に一か所左岸から右岸へ渡るところがある。そこが増水していればアウト。撤退を決定。
来週の天気の回復を祈るのみ。
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