摩周岳 敗退
- GPS
- 03:19
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 267m
- 下り
- 281m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
摩周温泉、泉の湯200円。地元の公衆浴場です。 |
写真
感想
今朝も寒い。早く目覚めたが、-15度を越える陸別を通るのが嫌になり、阿寒湖畔も-10度を下回っている。阿寒の山も寒すぎるので結局今日も美幌峠を越える。摩周湖第一展望台に車を止め、展望台から写真を取ってから出発準備、今日も雄阿寒が綺麗に見える。上下カッパを着て出発、と思いきや、あら、ストックがない。昨日の辺計礼山登山口に忘れてきたらしい。仕方なく、夏山ステッキを持って出発。踝ラッセル。歩きながら、ステッキの三段伸縮の上を伸ばして固定しようとしたら、あら、止まらない。壊れている。下を伸ばそうとしたら伸びない。なんだ、全然使えないじゃないか?一気にテンションが下がる。しかも、登山道は下っていく。ということは帰りは登り。踝ラッセルが地味にふくらはぎに効く。昨日はあんなに楽しかったラッセルが辛い。こんなときに四輪駆動になれないなんて、しかも、ステッキは役に立たず、ただの雪はね棒。木に積もる雪をたたいていたら、ステッキのゴムキャップとワカンがいつの間にかなくなっていた。どんどんテンションが下がり、ステッキをデポして、上カッパを脱ぎ2輪駆動高速登山に切り替える。が、外輪山一番の斜面を上りきってヘロヘロ、ちょうど12時、約1時間半歩いた。しかし看板の距離はまだ半分行ってない。先には長い緩やかな下り、雪も深くなり、完全に気持ちが切れた。ここで終了。登山道中一番高い凸、木はあるが少し移動すれば東も西も見える。阿寒の山が良く見える。平野の向こうに輝く海が微かに見える。摩周湖の向こうには藻琴山が、西別岳と摩周岳の間に標津岳周辺の山が。風もなく、日差しが暖かい。オオワシの成鳥が、5、6羽摩周岳の前で旋回して上昇し、西に飛んでいく。とても綺麗な成鳥。鳥の群れがナナカマドに飛んできた。何かと思ったらキレンジャクだった。警戒して近寄ってはこない。のどかな気分でギブアップの乾杯をし、カップヌードルとパンを食べ、約1時間のんびりし、雪山ハイキングを満喫、冷えてきたのでチンタラ帰る。カラの混群にぶつかり、ストップ。こいつらは全然人を警戒しない。ダラダラ歩き駐車場へ着く。辺計礼山の駐車場へ向かうをストックが2本落ちていた。回収して今日は摩周温泉、泉の湯へ。200円シャンプー石鹸無し、地元のひなびた公衆浴場。ここの湯は熱め、しかし着替えを中に持っていくのを忘れ、さっぱりしたのに結局同じものを着る羽目になる。なんだか今日はさっぱり。外に出たらちょうど夕焼け。もう一度展望台に行き、夕景の写真を撮って帰る。しかし、雪の摩周岳敗退何回目だろうか?いつも夏の気分で時間切れ、学習しない。標高差はないが距離はあるのだ。そのうちまた来よう。
1時間ものんびり出来たとは気持ち良かったでしょうね。
それはそれで楽しめたのではないでしょうか?
前日の辺計礼山より暖かく、風もなかったです。それだけに、もう1時間早く出ていて、ストックさえあれば山頂まで行けたでしょう。雪の季節は、ストックがとても大事な相棒だということに気がつきました。昨年も同じ時期に行って敗退した記録を読み返して、ちょっと残念です。
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