(西湖いやしの里根場BS)→王岳→五湖山→(赤池BS)
- GPS
- 05:51
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,090m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
↓ (高速バス)
河口湖駅 0850 0910
↓ (路線バス)
西湖いやしの里根場BS 0950
↓
鍵掛峠 1120
↓
鍵掛 1146
↓
王岳 1233 1247
↓
五湖山 1401
↓
女坂峠 1444
↓
精進湖BS 1522
↓
赤池BS 1550 1618
↓ (路線バス)
河口湖駅 1648 1710
↓ (高速バス)
新宿駅 1855
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※ いやしの里の中には、道標無し。道順は、感想に記載しました。 赤池BS ※ 下山口の精進湖BSは、バスが極端に少ないため、30分ぐらい歩いて赤池BSまで行く。赤池BS前に、喫茶店(レストラン?)有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西湖いやしの里の中には道標無 |
写真
感想
(詳細は、ムービーにて)
前回の山歩きから一か月近く経過し、なんとなく身体も鈍ってきた感じなので、天皇誕生日を利用して、王岳という格好の良い名前に惹かれ登ってみる。名前の由来は、判らないが、立派な名前なので、立派な山に違いない。
新宿から高速バスに乗り、懸念した渋滞もなく、予定より早く河口湖駅に着く。レトロバスに乗り換える。他に登山者が二組(四人)いたが、両組とも毛無山登山口で下車した。バス内の地図によると、鍵掛峠登山口への最寄は、西湖いやしの里根場(ねんば)BSのようなので、いやしの里BSで下車する。BSからすぐ先の川で左折し、川に沿って30mほど登り、最初の橋のところで左折し、10mぐらい行った先の大きな木が数本生えている所に神社があり、鍵掛峠への登山口になっている。いやしの里内には、道標は一切無いのは、少し不親切な気がする。しばらく砂利の道を登り、小さな沢を渡り、暗い樹林帯に入る。「この付近にクマ出没。注意」などという嫌な看板がある。しばらく歩いた右手に登山道入り口がある。山の左斜面に沿って、思ったより急な道をジグザグに登る。運動不足がこたえる。やがて急登を登りきると、支尾根らしき、ちょっとだけ見晴らしの良いところに出る。そこから、しばらく真っ直ぐに緩やかに登るが、再びジグザグの道となり、時々、山の斜面に沿って左右に振れながら支尾根を登り、左に天子山塊の見える谷に沿って登るようになると、主稜線上の鍵掛峠は近い。
鍵掛峠から数m行ったところから富士山、西湖の眺めが良い。小休止して、おにぎりを食べる。登り口のいやしの里根場も見える。疲労度の割に、あまり登っていないのが、少し情けない。鍵掛(山?)を越え、やせた尾根のアップダウンを何度か繰り返す。甲府盆地からの風はかなり冷たい。雪はほんの数か所に少し有ったので、先日の雨は、この辺りではやはり雪だったのだろう。木が薄く、富士山や西湖の眺めが良いところが所々にある。
鍵掛峠からは、今度こそ王岳かと何度もだまされ、笹の間や雑木林の中を何度か繰り返して上り下りして、ようやく王岳に到着する。あまり広くない山頂で、休憩し、新宿で買ったパンを食べ、しばし休憩する。王岳からの下りは、かなりの急降下がしばらく続く。笹の深い藪が時々ある。横沢頭は、何も看板が無く、いつの間にか通り過ぎたらしい。木漏れ日の心地よい雑木林の中を行く。尾根からは、右手には甲府盆地、左手には富士山が、枯れ木の間から見える。王岳も振り返ると、立派な山に見える。前方には、天子山塊の毛無山が立派に見える。時々、尾根は、かなり痩せるが、危険を感じるほどではない。やがて、地理調と書いた三角点のあるところに出る。そこから少し行った先が、五湖山。しかしながら、五湖どころか、精進湖が木の間から辛うじて見える程度で、狭い山頂は、木々に囲まれ展望は無い。
五湖山から少し行くと、木が薄くなり、三宝分山、南アルプス、天子山塊の眺めが良い所に出る。ここらあたりから、しばらく写真スポットが続くので、なかなか先に進めない。雑木林に入り、しばらく行くと女坂峠に着く。
女坂峠は四つ角になっている。ここから主稜線にさらばを告げ、精進湖へ下る。精進湖まで3000mと書いてある。古の峠道とのことで、道は広く緩やかである。所々に、石垣の名残がある。雑木林の中をジグザグに下って行くので、気持ちが良い。やがて、舗装道に出て、村の中を直進した先、精進湖とのT字路の直ぐ右に、精進湖BSがあるが、バスはほとんどない。次のバスは、1時間半以上、待たなければならない。意を決して、赤池BSまで歩くことにして、精進湖に沿って、車が猛スピードで走って行く道を20分ほど歩き、赤池へ着く。次のバスまで、少し時間があったので、BS近くのレストランでホットミルクを飲んで休憩する。8分程、遅れてやって来たバスに乗り、河口湖へ出る。新宿行きのバスに乗り、帰りも渋滞に巻き込まれることなく、無事に帰宅する。
登山者が少なく、1組の御夫婦と王岳山頂で後一緒になっただけで、逆ルートで来る人には、一度も出会わなかった。天気も良く、静かな山旅を十分に満喫した。
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