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記録ID: 94632
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雪山ハイキング
谷川・武尊

天神平(ラッセル訓練もどき)

2011年01月10日(月) [日帰り]
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naoki99999 その他1人
GPS
02:21
距離
2.2km
登り
146m
下り
154m

コースタイム

ロープウェイ天神平駅9:03-10:30田尻尾根10:56-11:21ロープウェイ天神平駅
天候 降雪・微風〜強風
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
激しい降雪であったが、水上IC〜湯桧曽の温泉宿街までは、融雪用の水が道路から湧き出ているため、あまり問題はなかった。ただ、一部急な登りの個所で水の流れが途切れている場所があり、50mぐらいにわたって雪が溜まっていた。そこだけは除雪車で雪を取り除いていた。
湯桧曽を過ぎると、いきなり真っ白な路面になるので、要注意。また、ロープウェイ駐車場少し手前で坂が急な箇所があり、スリップしながらも登りきった。路面状況次第では、FFスタッドレスでは登れない可能性がある。
コース状況/
危険箇所等
ロープウェイ降りて右手に見えるゲレンデの右わきのポールの外側に登山道の看板がある。
ポール沿いに行けば、田尻沢ノ頭までいけるはずである。
なお、ポールの外側は、スキー場スタッフの見回りにも使われている模様。
ロープウェイ駅の外を覗いてみる。
うまく写ってないが、白くもやっているのは細かい雪が左から右に猛スピードで飛んでいくせい。
2011年01月10日 08:02撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/10 8:02
ロープウェイ駅の外を覗いてみる。
うまく写ってないが、白くもやっているのは細かい雪が左から右に猛スピードで飛んでいくせい。
ロープウェイを降りて、一番右側に見えるふかふかゲレンデを登る。写真は登りだして、ロープウェイ駅を振り返ったところ。

登山道はこのゲレンデの右側ポールの外側にある。(写真では左側に見えるポール)
この時は、このように視界状態が悪かったため、案内板に気がつかず、かつトレースのない急斜面を登ってみたくてゲレンデに入り込んでしまった。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
ロープウェイを降りて、一番右側に見えるふかふかゲレンデを登る。写真は登りだして、ロープウェイ駅を振り返ったところ。

登山道はこのゲレンデの右側ポールの外側にある。(写真では左側に見えるポール)
この時は、このように視界状態が悪かったため、案内板に気がつかず、かつトレースのない急斜面を登ってみたくてゲレンデに入り込んでしまった。
もがく同行者。(同じく冬山初心者)
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
もがく同行者。(同じく冬山初心者)
深さは膝ぐらいから深いところで膝上ぐらい(ただし、スノーシューを履いて)。
急な斜面では、ストックを横に持ち、雪を手前に落としてから踏む込まないと、前に足が出せない。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
深さは膝ぐらいから深いところで膝上ぐらい(ただし、スノーシューを履いて)。
急な斜面では、ストックを横に持ち、雪を手前に落としてから踏む込まないと、前に足が出せない。
ゲレンデを見上げる。
同行者は一登りしたところで座って待っている。(胸まで埋もれているのではない)
なおこの後、ゲレンデ巡回のスタッフに見つかり、ゲレンデ外を歩けと注意された。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
ゲレンデを見上げる。
同行者は一登りしたところで座って待っている。(胸まで埋もれているのではない)
なおこの後、ゲレンデ巡回のスタッフに見つかり、ゲレンデ外を歩けと注意された。
田尻尾根上部に着く。
ここから斜面を西にトラバースすれば天神尾根に出れる。そっち方面から来たパーティもいた。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
田尻尾根上部に着く。
ここから斜面を西にトラバースすれば天神尾根に出れる。そっち方面から来たパーティもいた。
時折のぞく太陽。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
時折のぞく太陽。
ここで撤退を決めたので、少し深雪で遊ぶ。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
ここで撤退を決めたので、少し深雪で遊ぶ。
ゲレンデ方面。
右上の方は田尻沢ノ頭か。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
ゲレンデ方面。
右上の方は田尻沢ノ頭か。
ロープウェイ駅がかすかに見えている。というか、ここまでしか登ってないのか、という感じ。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
ロープウェイ駅がかすかに見えている。というか、ここまでしか登ってないのか、という感じ。
今度はポールの外を下るが、吹きだまりになっていて雪が深い。腰ラッセルだが、スノーシューでの下りは楽だ。一歩一歩が股が裂けるほどの大股になるが。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
今度はポールの外を下るが、吹きだまりになっていて雪が深い。腰ラッセルだが、スノーシューでの下りは楽だ。一歩一歩が股が裂けるほどの大股になるが。
ストックを刺してみると、さして力をかけずにここまで潜る。
ゆえに、一度転ぶとなかなか起き上がれない。
ソロの場合、深雪での転倒は要注意だ。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
ストックを刺してみると、さして力をかけずにここまで潜る。
ゆえに、一度転ぶとなかなか起き上がれない。
ソロの場合、深雪での転倒は要注意だ。
ロープウェイ駅に戻ってきた。
昼食をザックに入れずにいたので、ここで昼食とする。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
ロープウェイ駅に戻ってきた。
昼食をザックに入れずにいたので、ここで昼食とする。
吹雪の中でもスノボをしている人はいる。
2011年01月22日 22:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/22 22:18
吹雪の中でもスノボをしている人はいる。
帰り道。湯桧曽の手前ぐらいで。
ちょっとだけ青空が見えているが、だからと言って晴れるわけではない。
2011年01月10日 13:16撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/10 13:16
帰り道。湯桧曽の手前ぐらいで。
ちょっとだけ青空が見えているが、だからと言って晴れるわけではない。
道路以外は雪壁になっているので、道路沿いの駐車場とかドライブインとか、除雪されていないとどこにも入れない。
2011年01月10日 13:17撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1/10 13:17
道路以外は雪壁になっているので、道路沿いの駐車場とかドライブインとか、除雪されていないとどこにも入れない。
撮影機器:

感想

厳冬期の谷川はどんなんなってるんだろう・・・、と胸までのラッセルを期待して水上の道の駅で車中泊したのち、早朝暗いうちにロープウェイ乗り場に向かう。
道の駅の辺りは、道路から水がわき出てて融雪されており、なんだ楽勝じゃん、と思っていたら、湯桧曽過ぎたら急に真っ白な路面に。しかも、土合過ぎたあたりから風も強まり、道路わきの雪だまりから雪煙が。
なんだか、ロープウェイ乗り場に着く前に、車ごと遭難しそうな雰囲気にちょっとビビってしまい、テンション急降下。
ロープウェイの駐車場に着いたが、昨日の車中泊で睡眠時間が短かったのが、テンション下がったせいで急に症状に現れたのか、眠気に襲われる。
そんな感じで、だらだらと準備していたら、ロープウェイは7時から動き出したのに、乗ったのは8時を過ぎていた。

ロープウェイの中では、最近登山を始めたというスノボカップルと談笑。冬も登ってみたいけどどうしていいかわからないというので、初心者歓迎の講習会もあるから、まずはいろいろ教わるのがいいよ、と自分が本来行くべきなのに、偉そうに人に奨めてみた。

ロープウェイ駅から出たとたんに、吹雪の中に突入。どこを登ればいいのかよく下調べをしていなかったので、とりあえず夏道があった辺りを登り始める。ただし、ポールで区切られた内側。夏道らしき所を見つけたが、ポールの外は立ち入り禁止なのかと思い、そのままふかふかの雪の斜面を登る。急な箇所では雪面が腰や胸の前に来る感じ。ストックで崩しながらじゃないと、とてもじゃないが足が前に出ない。そうしながら必死で登っていくと、ポールの外側を上から歩いてきた人に、「そこはゲレンデなので、ポールの外側を歩いてください」と言われる。人影が見えた時に、こんな日でも登山している人がいるのか、とちょっと心強く思っていたが、登山者じゃなくて巡回してるスキー場のスタッフだったのか、とがっかり。
ポールの外に移動し、またもひたすら登っていくと、平らな場所に出た。田尻尾根の上だ。

尾根の上で座布団を出して座って行動食を食べていると、あとから来た人に抜かれる。その人はそのままポール沿いに、天神山の方に登って行った。またその後、天神山の右の斜面の奥から二人組が現れた。天神尾根の方からトラバースしてきた模様。二人はそのまま、ポール脇を下って行った。

気温はマイナス10℃。冬山に慣れてきたのか、雪が降ってるせいなのか、今までよりはだいぶ暖かく感じる。だが、この天気だと何も見えないし、登りのラッセルで一生懸命頑張り過ぎて汗びっしょりになったのが冷えてきて、ちょっと寒くなってきた、手袋も結構濡れてるし、と言うことで、撤退を決定。

ロープウェイで話したカップルにも、山頂まで行くんですか?と聞かれて、さすがに今日山頂目指しても行き着けないし遭難するので、途中にある避難小屋まで行けたらいいところでしょうね、と言ってはおいたが、さすがにスキー場の上で撤退とは自分でも予想外。ただ、写真撮るの好きな人間としては、どこにカメラ向けても真っ白な風景しかないのがつまらない、というのが一番大きかったかもしれない。青い空の下でまぶしいほどの白銀に輝く谷川岳に出会えるのは、3月頃にならないと無理なのか。

ちなみに、相変わらずの夏靴であるが、今回は靴下に貼るカイロを中敷きの下に貼ってみた。結果は、ないよりはまし、程度であった。でも、ふとした時に指先に温かみを感じるでの、多少の安心感にはつながった。ただ、天神平だとマイナス10℃程度なので、マイナス20度以下になる3000m級の稜線では気休めにもならないだろう。

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