山溪業書2「小屋番三百六十五日-人と自然と山仕事、
山小屋暮らしとっておきの五十五話-」を読んだ。
全国55の山小屋の小屋番さん、小屋で働いた方に
よるエッセイだ。
通常テン泊(というかビバーク)のため、なかなか
有人小屋に泊る機会はないが、あらためて小屋の存在が
山の魅力と直結しているところもあるなと思うことができた。
そんな55の小屋の中から幾つか、気になる、行って
みたい小屋をピックアップしてみる。
・手づくりの山小屋(船窪小屋)
・高千穂の日の丸(霊夢庵)
・愛鷹の翁(愛鷹山荘)
・「新米管理人」、二年目の夏へ(朝日小屋)
・小屋番を楽しむ(大日平山荘)
・伊東宗右エ門の思い出
・鬼が守る山(前鬼宿坊、小仲坊)
・大朝日岳のミョウキン和尚(朝日鉱泉ナチュラリストの家)
いずれの方も、穏やかな、物腰の柔らかな中に、
確固たる思い、強さのようなものを感じる。
もう少し歳をとったら、こんな魅力的な小屋を
のんびりとめぐる山旅をできればいいなと、
思ったりする。
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