オイルコンパスの気泡を排除-ヤマレコ

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更新日：2015年01月10日　訪問者数：19085

オイルコンパスの気泡を排除

同じ型番でも、品質が違う

いつも使っている、コンパスのNo.8(廃番)です。モデルチェンジ後に在庫を予備として買ったのですが、なぜか未使用のまま置いておいたら、気泡が入ってしまいました。同じ製品と思ったら、最初に買った物(二代目)は、mede in swedenの刻印があるのですが、新たに買ったもの(三代目)は、刻印がありません。パッケージを見ると、原産国『中国』でした。(エバニュー販売の正規品です)

左、中国製。右、スエーデン製

同じように見えますが、右のものは最下端に、Made in swedenの刻印があります。右のレンズは自分で改造して付けたものです。左のものは、気泡が表面の1/4ぐらいまで入ってしまって、針の動きに干渉して、実用に耐えられません！油の品質が違うのでしょうか？？

準備するもの

今回使用したもの

・φ1.2mmのドリル歯
・ピンバイス(大型模型店か、通販)秋葉原で昔、入手
・注射器(5ml)(アマゾンで入手)ドラッグストアでは置いていない。
・ミシン油(自転車店、DIY店など)
・半田こて(穴をふさぐときに使用)

半田こて

半田こてが無い場合は、先を熱したマイナスドライバーでもOK。火傷に気を付けてください。

ドリル歯をピンバイスに取り付け、側面に穴を開ける

コンパス本体を固定して側面に穴を開ける

万力などに固定した方が安全に作業ができます。
今回は手で押さえて、穴を開けてしまいました。
側面の目盛の数字の無いところを狙って穴を開けました。最初は横向きでドリルを回しますが、穴が空く直前には、オイルが漏れないようにコンパスを縦に押さえて、穴を開けました。別にオイルが漏れても、オイルを追加するためなので問題ないです。作業している所にオイルが漏れるだけです。下に汚れてもいいような、布なり、新聞紙などを敷くと良いでしょう。

穴を開けたところから、ミシン油を追加する