TrailNoteは、登山者向けの地形図印刷・ルート編集アプリ(Mac専用)です。
昨年、ヤマノートで紹介して以来、一部のMacユーザの方に使って頂いているようです。
どうも、ありがとうございます。
その後、利用者の方から幾つか要望を頂いておりまして、少しずつ機能を追加していました。
新バージョン(Ver1.2)を公開しましたので、紹介させてください。
主に、以下のような新機能を追加しています。
・ウェイポイントの編集機能
・トラック、ウェイポイントのリスト表示
・複数トラックに対応(トラックの選択、結合、分離)
・登り、下りのルートの色分け
・標高グラフの地図への組み込み、PNG出力
詳しい使い方は、以下のサイトをご覧ください。ダウンロードもこちらからできます。
昨年、ヤマノートで紹介して以来、一部のMacユーザの方に使って頂いているようです。
どうも、ありがとうございます。
その後、利用者の方から幾つか要望を頂いておりまして、少しずつ機能を追加していました。
新バージョン(Ver1.2)を公開しましたので、紹介させてください。
主に、以下のような新機能を追加しています。
・ウェイポイントの編集機能
・トラック、ウェイポイントのリスト表示
・複数トラックに対応(トラックの選択、結合、分離)
・登り、下りのルートの色分け
・標高グラフの地図への組み込み、PNG出力
詳しい使い方は、以下のサイトをご覧ください。ダウンロードもこちらからできます。
以下に、TrailNoteの概要や新機能を説明します。
シンプルな画面と操作
登山用の1/25000地形図を印刷する
地図の色を変更したり、磁北線・ルート線などを追加して、登山で使いやすい地図を作成できます。
Ver1.2からは、ルート線の色を登りと下りで分けられるようになりました。
Ver1.2からは、ルート線の色を登りと下りで分けられるようになりました。
この例では、大樺ノ頭から雁ヶ腹摺山に向かって進んでいます。
大樺ノ頭から雁ヶ腹摺山まで、赤線が3回出てくるので、登りが3回あることが分かります。
等高線と赤線、青線のアップダウンが一致しているのが分かりますでしょうか。
登りと下りを色分けした地図を持って行くと、先読みが楽になります。
大樺ノ頭から雁ヶ腹摺山まで、赤線が3回出てくるので、登りが3回あることが分かります。
等高線と赤線、青線のアップダウンが一致しているのが分かりますでしょうか。
登りと下りを色分けした地図を持って行くと、先読みが楽になります。
ウェイポイントを表示する
Ver1.2から、ウェイポイント(地点情報)を入力できるようになりました。
地図に標高グラフを組み込む
標高グラフを、自由なサイズ・配置で、地図に組み込むことができるようになりました。
どのような感じになるかは、サンプルを見て頂くと、分かりやすいと思います。
以下のPDFが、天子山塊の縦走ルートを、A3用紙2枚に出力した例です。本栖入口を出発して、竜ヶ岳、毛無山、長者ヶ岳と縦走していき、白糸の滝までのルートになっています。
どのような感じになるかは、サンプルを見て頂くと、分かりやすいと思います。
以下のPDFが、天子山塊の縦走ルートを、A3用紙2枚に出力した例です。本栖入口を出発して、竜ヶ岳、毛無山、長者ヶ岳と縦走していき、白糸の滝までのルートになっています。
このPDFを開くと、何これ、と思われるかと思います。肝心の地形図が含まれていません。
これは、広範囲の地形図をネット上に掲載すると、国土地理院の利用規約に反してしまうためです。実際は、上の出力例で示したような地形図が印刷されます。
1枚目の地図に、山行全体の標高グラフを組み込んでいます。地図上のルート線は、登りが赤線、下りが青線としています(色や透明度、太さは自由に変えられます)。
ルート線の色と標高グラフを見るだけで、雨ヶ岳から毛無山までの区間に、どんなアップダウンがあるか分かると思います。毛無山の山頂直前に、ニセピークがあるのが分かりますでしょうか。
2枚目の地図には、この地図に含まれる区間のみの標高グラフを付けています。TrailNoteでは、印刷範囲内だけのグラフにしたり、指定した区間だけのグラフにすることができます。このように区間を絞ることで、より細かいアップダウンが確認できます。
詳しくは、以下をご覧ください。
これは、広範囲の地形図をネット上に掲載すると、国土地理院の利用規約に反してしまうためです。実際は、上の出力例で示したような地形図が印刷されます。
1枚目の地図に、山行全体の標高グラフを組み込んでいます。地図上のルート線は、登りが赤線、下りが青線としています(色や透明度、太さは自由に変えられます)。
ルート線の色と標高グラフを見るだけで、雨ヶ岳から毛無山までの区間に、どんなアップダウンがあるか分かると思います。毛無山の山頂直前に、ニセピークがあるのが分かりますでしょうか。
2枚目の地図には、この地図に含まれる区間のみの標高グラフを付けています。TrailNoteでは、印刷範囲内だけのグラフにしたり、指定した区間だけのグラフにすることができます。このように区間を絞ることで、より細かいアップダウンが確認できます。
詳しくは、以下をご覧ください。
なお、長者ヶ岳から、ルート線が2本になっているのは、エスケープルートも印刷しているためです。
複数トラックに対応しましたので、このようにエスケープルートも印刷できます。
複数トラックに対応しましたので、このようにエスケープルートも印刷できます。
トラックポイント、ウェイポイントのリスト表示
新バージョンでは、トラックポイントやウェイポイントをリストで表示できるようになりました。
印刷時間の短縮
新バージョンでは、印刷品質を落とすことなく、カラー印刷時のデータ量を、60%ほどに削減しています。
以前は、コンビニで印刷した際に、A3高精細のカラーだと4分以上かかってしまっていましたが、新バージョンでは、2分程度になりました。
地形図の印刷は、コンビニでの印刷がオススメです。
以前は、コンビニで印刷した際に、A3高精細のカラーだと4分以上かかってしまっていましたが、新バージョンでは、2分程度になりました。
地形図の印刷は、コンビニでの印刷がオススメです。
その他の新機能
以下、細かい新機能について簡単に説明します。
・ポインタの向きの表示
進行方向が地図上に表示されるようになりました。
・時間の補正
GPSログの時間をクリアしたり、日本ローカル時間を標準時間に補正する機能を追加しました。
・間引きの性能改善
トラックポイントの間引きを高速化して、性能を向上させました。
・取り消し、やり直し機能
10段階前までの取り消し処理と、やり直し機能を追加しました。
・休憩時間、平均速度の表示
GPSログの記録を取り込んで、休憩時間や登り、下りの平均速度を表示できます。
・トラックの分割、結合
複数トラックが扱えるようになりました。
1つのトラックを2つに分割したり、結合したりすることができます。
・ズームレベル18まで表示
Ver1.1では、ズームレベル17が上限でしたが、もう1段階ズームできるようにしました。
・GPXの追加読み込み、選択トラックのみの保存
GPXファイルを追加で読み込んだり、特定のトラックだけの保存ができます。
・ピーク、コルの表示
ピークとコルを自動で検出して、地図上やリスト上に表示します。
・バスルートへのリンク
現在表示している位置、ズームで、バスルート(http://map.bus-routes.net)が開けます。
・標高グラフのPNGファイル出力
標高グラフだけを、PNGファイルに出力できます。
・各種表示のON 、OFF
情報表示や、トラックの表示、ウェイポイントの表示のON、OFFができます。
トラックを非表示の状態で印刷すれば、ルートなしの地図が作成できます。
・ポインタの向きの表示
進行方向が地図上に表示されるようになりました。
・時間の補正
GPSログの時間をクリアしたり、日本ローカル時間を標準時間に補正する機能を追加しました。
・間引きの性能改善
トラックポイントの間引きを高速化して、性能を向上させました。
・取り消し、やり直し機能
10段階前までの取り消し処理と、やり直し機能を追加しました。
・休憩時間、平均速度の表示
GPSログの記録を取り込んで、休憩時間や登り、下りの平均速度を表示できます。
・トラックの分割、結合
複数トラックが扱えるようになりました。
1つのトラックを2つに分割したり、結合したりすることができます。
・ズームレベル18まで表示
Ver1.1では、ズームレベル17が上限でしたが、もう1段階ズームできるようにしました。
・GPXの追加読み込み、選択トラックのみの保存
GPXファイルを追加で読み込んだり、特定のトラックだけの保存ができます。
・ピーク、コルの表示
ピークとコルを自動で検出して、地図上やリスト上に表示します。
・バスルートへのリンク
現在表示している位置、ズームで、バスルート(http://map.bus-routes.net)が開けます。
・標高グラフのPNGファイル出力
標高グラフだけを、PNGファイルに出力できます。
・各種表示のON 、OFF
情報表示や、トラックの表示、ウェイポイントの表示のON、OFFができます。
トラックを非表示の状態で印刷すれば、ルートなしの地図が作成できます。
ヤマレコの山行記録を取り込む
これは、以前からの機能ですが、ヤマレコの山行記録や山行計画を簡単に取り込むことができます。
詳しくは、以下をご覧ください。
詳しくは、以下をご覧ください。
TrailNoteについて
TrailNoteは、私が趣味で作っているアプリですので、無料です。
多くの方に使って頂けると嬉しいです。
何か、新機能の要望や、不具合を発見したなどありましたら、ご連絡下さい。
多くの方に使って頂けると嬉しいです。
何か、新機能の要望や、不具合を発見したなどありましたら、ご連絡下さい。
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johndoeさんの記事一覧
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※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
開発、お疲れ様でした。
さらに便利に使えそうで、うれしいです!
pomchan4さん、コメントありがとうございます。
このアプリの利用者数は、せいぜい100人ほどだと思われますが、公開3日で
50人ほどの方に新バージョンをダウンロードして頂いたようです。ありがとうございます。
Macユーザーは若い方が多く、登山者は50歳以上の人が多いことや、最近はスマホで便利なアプリがたくさん出ていますから、このくらいの数の方に使って頂ければ、上出来ではないでしょうか。
今後も、細々とでもよいので、開発を続けていければいいなと思っています。
もし、使っていて、前より使いづらくなったとか、動きがおかしいなどありましたら、ご連絡ください。
バージョンアップありがとうございます。私の登山計画には欠かせないアプリとなっています。地図のコンビニ印刷の時間が短縮されたのはうれしいです、時に冷たい視線と戦って印刷していましたので。
snakamさん、初めまして。
TrailNoteを使って頂いているとのことで、どうも、ありがとうございます。
私の薦めている、コンビニ印刷も利用して頂いているようですね。
ただ、コンビニ印刷の時間が短縮できたのは、カラー印刷の場合だけで、白黒印刷の場合は、以前と変わりません。標高グラフを組み込むと、データが少なくなるので、少し印刷が速くなります。
セブンイレブンの場合、機種が古いため、USBの転送速度が遅いのかもしれません(USB2.0と3.0の違い)。
今後とも、お使いいただけるとありがたいです。
何気なくヤマレコを見ていて、御ソフトのリリースを知り、ダウンロードさせていただきました。今までは、品川地蔵氏の基盤地図ビューアやSimpleDemViewerなどを使っていましたが、地理院地図そのものを利用するには、使い勝手が煩わしいものでした。この手のソフトのMac版は貴重なものと存じます。また、旧OSX(10.6.8)に対応しているのも嬉しいものでした。有難く利用させていただきます。
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