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記録ID: 101645
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山滑走
大雪山

ニセイカウシュッペ山(厳冬期、日帰り)

2011年01月30日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.6km
登り
1,492m
下り
1,487m

コースタイム

入山口(5:30)-1061m標高点(8:00)-1533m標高点(10:10)-ニセイカウシュッペ山(12:30〜12:40)-1061m標高点(15:25)-入山口(16:30)
天候 晴後曇
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道39号線の層雲峡から6Km余り旭川寄り、万景壁橋の袂にある「ロックサイドホテル」付近には、広く除雪されたスペースがある。そこから入山口のニセイテシオマップ川の畔までは、歩いて10分位。
コース状況/
危険箇所等
標高550mから700mの間、尾根の登りはやや樹林密度が濃い。帰りはやや急だが沢沿いにルートをとると滑って下れる。

標高950mから1050mの間も、樹林密度が濃い。少しルート取りに苦労するかもしれない。

標高1060mの廊下状の尾根部分は、東へ緩く傾斜している。帰りは登りになるのでちょっと辛いところ。

標高1350mから1060mの間は、下山時滑降が楽しめる。
広い駐車スペースが得られるロックサイドホテル付近。(前日撮影)
広い駐車スペースが得られるロックサイドホテル付近。(前日撮影)
入山口となるニセイテシオマップ川の袂。(前日撮影)
入山口となるニセイテシオマップ川の袂。(前日撮影)
ニセイテシオマップ川支流の谷に入る手前で振り返る。(前日撮影)
ニセイテシオマップ川支流の谷に入る手前で振り返る。(前日撮影)
標高550m。尾根への取り付き。(前日撮影)
標高550m。尾根への取り付き。(前日撮影)
標高700m。尾根の傾斜が緩んだ所。(前日撮影)
標高700m。尾根の傾斜が緩んだ所。(前日撮影)
標高1000m。夜は明けたが、朝日はまだ尾根の向こう。
標高1000m。夜は明けたが、朝日はまだ尾根の向こう。
標高1060m。廊下状の尾根の様子。
標高1060m。廊下状の尾根の様子。
夏道の通る尾根を目指して。
夏道の通る尾根を目指して。
登山道ではない道を辿っていたら、こんな標識が……。
登山道ではない道を辿っていたら、こんな標識が……。
標高1200m付近は緩傾斜の雪原が広がる。
標高1200m付近は緩傾斜の雪原が広がる。
大槍と山頂が見えてきた!
大槍と山頂が見えてきた!
1533m標高点(展望台)からのパノラマ。
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1533m標高点(展望台)からのパノラマ。
大槍が近づいてきた。
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大槍が近づいてきた。
大槍の南西面は迫力あるガケ。
大槍の南西面は迫力あるガケ。

感想

冬季、ニセイカウシュッペ山に登る場合、以前夏道があった双雲別川からアプローチされることが多い。このルートはちょっと行程が長く、日帰りで頂上を極めるのはなかなか困難だ。もう少し距離を短縮できるルートは無いかと探して、今回のルートを設定してみた。前日(29日)に標高1200mまで偵察&トレース付けを行い、スキーが使えること、日帰り登頂可能なことを確認してから山行に臨んだ。

夜明け前に出発。前日のトレースに従いニセイテシオマップ川の支流からアプローチ。沢はほとんど雪に埋まっていて、通過に支障は無い。

標高500mで尾根に取り付く。やや樹林密度が濃いが、スキーで登れる。標高700mで傾斜が緩み、樹間も広くなる。次の急斜面までスノーハイキング気分で進む。

標高950mから1050mの間は、再び樹林密度の濃い急斜面。ルート取りに神経を使う。標高1060mの廊下状尾根にでてホッと一息。その後は、標高1350mを越えて尾根が狭くなるまで緩傾斜の広い雪原が広がる。この辺りは帰りのスキー滑降が楽しみだ。

標高1300mで思いがけなく新しいトレースに出会う。どうやら双雲別川から入った先行者がいるようだ。

1533m標高点は別名展望台。その名のとおり、ニセイカウシュッペ山、大槍、大雪山と大展望が得られる。

先行者は標高1550m付近にテントを張っており、既に登頂と撤収を終えて帰るところだった。トレースの礼を言いすれ違う。

標高1600mを越えた。ここから延々トラバースして直接山頂へ向かえばスキーのままでも行けるかもしれないが、尾根通しに行くのも興味深い。スキーをデポしてアイゼン、ピッケルに換える。

1742m峰を越え、大槍をトラバース、もう一つ峰を巻くと山頂への登り。しかし、山頂へ着くと曇ってしまった。視界無くちょっと残念。山頂は広く平で、最高点を踏み、GPSで三角点の位置を確認。

下山は往路を戻る。

茅刈別第三支川源頭や、山頂から西へ延びる尾根を滑るのも楽しそうだ。泊まりでこの辺を滑るのも良いかなと思う。

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