高野山町石道ー和歌山県九度山からー
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 685m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:05
途中にやや平坦な行程があるので、20kmという距離の割に疲労感は少ないかもしれない。
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1町(109m)ごとに石塔、分岐点では道しるべあるので迷うことなし。 ツキノワグマ注意の看板複数あり、熊鈴など必要かも。 |
装備
備考 | 熊鈴 |
---|
感想
今年やり残したことは何でしょう…と自問自答したら
あっ高野山の町石道だ!
と頭に浮かんだので、週末を利用して歩いてきました。
大河ドラマの影響で、観光客で一杯かなと少し不安でしたが
さすがに早朝は人もクルマも疎らで一安心。
道の駅くどやまにゆったり停車させてもらいました。
冬の早朝は肌寒かったですが、空気が澄んでますね。
慈尊院から出発し、収穫済みの柿畑の間を縫って徐々に高度を上げていく。
眼下には紀ノ川や九度山・高野口の街並みが朝焼けに照らされています。
空海さん伝説の榧蒔石辺りから道がやや平坦になります。
ヒノキをメインとした植林山の中、1町ごとに石塔が建てられています。
間伐の時は石塔を壊さないように、伐倒方向など気を使うのだろうな…
地元のキコリさん達を少し想像してどんどこ進んでいきます。
途中で丹生都比売神社に寄り道して自販機でホット珈琲飲んだり、
町石道沿いのゴルフ場を眺めたり、
伝説の白蛇岩にムニャムニャお参りしたり、
なんかしてると、人っ子ひとり遭遇しない長い山道も飽きることありません。
国道480号との合流地点までくれば、残り60町(6km)ほど。
ここからは再び登り斜面になるので、
平坦な道に適応しかけた足の筋肉にジワリきて、
大門までの残り数町なんか妙に長く感じられましたわな。
阿と吽の仁王像のお出迎えを受けて大門をくぐれば
高野山に到着です。
電車を利用して数年前に来た時より、明らかに感慨が深い!
高野山にやって来た感が大幅アップ。
お寺、お寺、ファミマ、お寺…
ホトケ関連の人と建物で一杯の町通りを
トヨタ関連の人と建物で一杯の街から来た僕が歩く。
一千年以上前から影響を与え続けている空海さんの凄さを思って歩く。
空海さんが今でも祈り続けているらしい御廟まで、
名だたる大名家のお墓をキョロキョロ歩く。
最後は、空海さんに挨拶して町石道を無事歩けたことを報告しました。
愛知からはるばる歩きに来て良かったな。
歩くって、僕の性分に合ってるわと改めて思ったな。
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