第45 回兵庫労山主催 六甲全山縦走 みんなの笑顔
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
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感想
スタート地点の須磨浦公園と一軒茶屋チェックポイントでの様子です。神戸中央山の会では一軒茶屋でスープ、コーヒーのサポートを行いました。写真は縮小して掲載しています。
昨年の六甲全山縦走のスープが好評を博し、今年も六甲縦走路の最後のチェックポイントの一軒茶屋にスープのサポート場を設置、温かいスープを縦走参加者に提供しました。六甲全山縦走は須磨から宝塚までの山越え、谷越えの55キロの長丁場を、早朝から夜中まで歩きます。以前は県連のスープ、ぜんざいのサポートがありましたが廃止になりました。そこで疲れがピークに達する一軒茶屋で、神戸中央山の会独自でのスープ作りが誕生しました。
今年の六甲全山縦走参加者は昨年を大きく上回り73名。県連全体で618名(いずれも西コース、東コースを含む全完走者)と県連の中でも、神戸中央山の会からの参加者はダントツとなりました。他の会を大きく上回る参加者となった要因は、昨年行ったスープサポートが人気を呼び、「あのスープで元気をもらった」、「あのスープの味が忘れられない」と、多くの参加申込者が続出、嬉しい悲鳴となりました。また東日本大震災の「義援金箱」も用意。縦走参加者は勿論、親子連れの家族からも支援をいただきました。
今回は10人のスタッフが約90人分のスープを準備。今年の中央の目印、赤いタオルの縦走参加者を待ち受けました。次々と到着する縦走参加者に温かいスープが手渡されると、このスープのお陰で今までの疲れも吹っ飛びました。宝塚までもうひと踏ん張りと、足早に去っていく姿を見送りました。そして今年もスープを通じて身も心も温まる、山の会の輪の拡がりを実感しました。(MO)
六甲全山縦走に参加されたみなさん、お疲れ様でした。完走されたみなさん、おめでとうございます。また、残念ながらリタイアされた方は、次の機会に頑張っていただきたいと思います。今回の縦走は東北地方の未曾有の大地震のさなかに開催されました。正直、日本の一大事のときに、こんな催しをしていいのか心が痛む思いが致しました。少し救われた気持ちになったのは、多くの方に地震の義援金をいただいたことでした。私はこのたび初めて縦走のサポートスタッフに参加させていただきましたが、六甲全山縦走はみんなの協力の結集で開催されていることを感じました。
六甲全山縦走をされる方が主役なのはもちろんですが、縦走が順調にスタートするまでの前準備の段階をいろいろお世話した人、朝早い須磨の受付にはじまり、途中のいくつかの箇所でサポートする人、縦走のアンカーとして最後までサポートしながら歩く人、山頂でスープを作って声援をおくる人、寒い中、宝塚でゴールを最後まで待ってくれた人、こうしたたくさんの人たちの思いが一つになって六甲全山縦走は実現していました。
私は朝の受付と山頂のスープの係りを担当しました。そこで、早朝寒い中、受付をするため早起きして家族ぐるみでお手伝いに来てくださった人や、遠い所かなり早く家を出て来ていただいた人など、皆が一丸となって縦走をする方たちを元気に送り出しているのを見ました。また、スープ係の人の中には、前日から買い物に行き下準備して持ってくる人、薪の準備をした人、かまどを家から持ってきて来た人たちがいました。3人の男性陣は火をおこしたり、テントを張ったり、即席のイスを作ったり、骨身を惜しまず奮闘しておられました。また、女性陣はすこしでも暖かいスープを食べて元気になって欲しいと、姿が見えてから急いで温めるなど気を配っておられました。これらのすべてが神戸中央山の会の団結力を見たサポート隊でした。皆様ほんとうにお疲れ様でした。(KA)
「第45 回兵庫労山主催 六甲全山縦走 宝塚を目指して」はこちら
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