権現山 〜川内山塊北端の山〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 563m
- 下り
- 556m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:35
登山口〜標高300m:0〜5センチ、標高400m〜山頂:10〜15センチ
・山頂から南尾根を少し下った送電線の鉄塔広場は刈り払われており川内山塊方面の展望良好(標高差60mを往復する価値あり)
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長靴
|
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感想
権現山は川内山塊の北端、早出川ダムの入り口に位置する標高630mの低山である。権現山に向かう県道からは端正な三角形に見えるのですぐ特定できる。かなり昔に一度登っているが久々なので新たな気持ちで登ることにする。
早出川にかかる橋を渡ると正面に「忠犬タマ公」伝説の説明板が立っている。雪崩にあった主人を二度も助けたタマ公の伝説が記されている。そして舞台となったのがこれから登る権現山である。登山道は中川原集落の古民家の敷地を縫うようについているため迷いやすい。杉林の中を少し進むと笹目集落方面から延びる新しい林道が横切る。標識に従い林道を少し下ると沢沿いを登る登山道入り口へ復帰できる。薄暗い杉林を抜け雑木林になると積雪が出てくる。459m岩峰を右手に見ながら権現山西尾根の鞍部に向かって緩登する。
西尾根に上がると山頂まで急な登りがほぼ連続する。登山道は湿った雪と落ち葉で非常に滑りやすく、時々枝につかまりながら進む。500mあたりから木々の合い間に越後平野の展望が広がるようになる。重く垂れこめた灰色の雲と冬枯れ色の新潟平野を蛇行して流れる阿賀野川、風景に寂しさが漂う。
西尾根を登り切ると積雪10センチほどの山頂広場に到着する。広場の中央には屋根付きの祠があり、少し離れて雪から頭だけ出した三角点がある。周囲は杉の木立で展望はない。他の登山記録によると、山頂から南に尾根を60mほど下った所にある紅白の大鉄塔のある広場からの展望が良いそうである。下ってみる価値はありそうである。
山頂から登ってきた尾根を少し下った展望の良い地点で遅い昼休憩とした。川内山塊の盟主、粟ヶ岳は雲の中だが灰ヶ岳、権ノ神岳、白山が望まれる。下山は往路を下り中川原集落へ戻る
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