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記録ID: 1032818
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越

権現山 〜川内山塊北端の山〜

2016年12月25日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.8km
登り
563m
下り
556m

コースタイム

日帰り
山行
2:20
休憩
0:15
合計
2:35
13:10
55
中川原集落
14:05
14:05
35
459m峰南鞍部
14:40
14:55
25
15:20
15:20
25
459m峰南鞍部
15:45
中川原集落
・積雪状況
登山口〜標高300m:0〜5センチ、標高400m〜山頂:10〜15センチ
・山頂から南尾根を少し下った送電線の鉄塔広場は刈り払われており川内山塊方面の展望良好(標高差60mを往復する価値あり)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙見川に架かる県道より正面に望む権現山、きれいなピラミッド形をしている。
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仙見川に架かる県道より正面に望む権現山、きれいなピラミッド形をしている。
早出川を渡ると正面右に中川原集落
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早出川を渡ると正面右に中川原集落
橋を渡った正面に権現山の方向版と「忠犬タマ公」の案内板あり。
橋を渡った正面に権現山の方向版と「忠犬タマ公」の案内板あり。
登山口のある中川原が「忠犬タマ公」伝説発祥の地。JR新潟駅の構内(新幹線)に忠犬タマ公の像あり。
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登山口のある中川原が「忠犬タマ公」伝説発祥の地。JR新潟駅の構内(新幹線)に忠犬タマ公の像あり。
集落内の舗装道路に権現山登山口の標柱がある
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集落内の舗装道路に権現山登山口の標柱がある
奥へ進んでみると民家の間を縫うように進む
奥へ進んでみると民家の間を縫うように進む
空家の脇を通過していると
空家の脇を通過していると
縁の下からタヌキが出てきた。この家の現在の住人のようだ(^^;)
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縁の下からタヌキが出てきた。この家の現在の住人のようだ(^^;)
この民家の脇を通過して奥へ進むと杉林へ
この民家の脇を通過して奥へ進むと杉林へ
振り返ってみる。矢印が登山ルート。
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振り返ってみる。矢印が登山ルート。
山の斜面に突き当たると道は二俣になっている。直進が登山道、右の明瞭な道は小沢へ進んでいるようだ。
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山の斜面に突き当たると道は二俣になっている。直進が登山道、右の明瞭な道は小沢へ進んでいるようだ。
登山道で斜面を上がるとまた杉林となる
登山道で斜面を上がるとまた杉林となる
まもなく新しい林道が横切る地点に突き当たる
まもなく新しい林道が横切る地点に突き当たる
林道を少し下り沢が横断している地点から再び登山道に復帰する。
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林道を少し下り沢が横断している地点から再び登山道に復帰する。
小沢に沿って登山道は延びている。
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小沢に沿って登山道は延びている。
小沢の水際を進む登山道
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小沢の水際を進む登山道
小沢から離れ杉林が終わると雑木林の中の登りとなる。積雪も出てくる。5センチ程度。
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小沢から離れ杉林が終わると雑木林の中の登りとなる。積雪も出てくる。5センチ程度。
459m岩峰を右に見ながら緩やかな山腹を登る。
459m岩峰を右に見ながら緩やかな山腹を登る。
459m岩峰の手前には湿地が広がっている
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459m岩峰の手前には湿地が広がっている
権現山の西尾根に上がる。積雪は10センチ程度。時々赤布あり。
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権現山の西尾根に上がる。積雪は10センチ程度。時々赤布あり。
西尾根に上がると高木がなっく比較的展望が良い。登ってきた方向を振り返る。右は459m峰。その奥は不動堂山。
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西尾根に上がると高木がなっく比較的展望が良い。登ってきた方向を振り返る。右は459m峰。その奥は不動堂山。
右からNo91鉄塔のある尾根を合わせる地点。この先は緩く下り再び急登りが始まる。
右からNo91鉄塔のある尾根を合わせる地点。この先は緩く下り再び急登りが始まる。
山頂部が見えてくる。
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山頂部が見えてくる。
振り返ってみる。
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振り返ってみる。
西の白山方面。
権ノ神岳アップ。
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権ノ神岳アップ。
越後平野(村松の市街地方面)アップ。
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越後平野(村松の市街地方面)アップ。
菅名山塊方面、手前に早出川。
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菅名山塊方面、手前に早出川。
杉木立に囲まれた権現山山頂。
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杉木立に囲まれた権現山山頂。
屋根のある祠
三角点と祠
山頂から西尾根を少し下った展望の良い地点で休憩。川内山塊方面。(元サイズ→拡大)
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山頂から西尾根を少し下った展望の良い地点で休憩。川内山塊方面。(元サイズ→拡大)
灰ヶ岳アップ。双耳峰(右が山頂)
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灰ヶ岳アップ。双耳峰(右が山頂)
灰色の雲が低く垂れこめた越後平野。
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灰色の雲が低く垂れこめた越後平野。
灰色の雲の向こうに新潟の市街地のビル群
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灰色の雲の向こうに新潟の市街地のビル群
白山北尾根の鉄塔
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白山北尾根の鉄塔
下山完了。舗装道路からみてこの民家の右脇をまっすぐ進んだ方が一直線に進め分かりやすい。ショートカットにもなる。
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下山完了。舗装道路からみてこの民家の右脇をまっすぐ進んだ方が一直線に進め分かりやすい。ショートカットにもなる。
集落を東西に通る舗装道路の西側終点には駐車できそうなスペースがある
集落を東西に通る舗装道路の西側終点には駐車できそうなスペースがある
帰途、早出川の橋の上で上流方向を望む
帰途、早出川の橋の上で上流方向を望む
再び権現山を振り返る。形のいい山だ。
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再び権現山を振り返る。形のいい山だ。
こちらは白山。
忠犬タマ公の看板のアップ
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忠犬タマ公の看板のアップ
昔は村松の「さくらんど温泉」の直売所で忠犬タマ公のTシャツが売っていた。現在はもう売っていない品。
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昔は村松の「さくらんど温泉」の直売所で忠犬タマ公のTシャツが売っていた。現在はもう売っていない品。
現在、忠犬タマ公はこちらのご当地キャラに置き換わっている。
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現在、忠犬タマ公はこちらのご当地キャラに置き換わっている。
(おまけ)
JR新潟駅の新幹線ホーム手前の構内にある忠犬タマ公の銅像(10年前の画像)
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(おまけ)
JR新潟駅の新幹線ホーム手前の構内にある忠犬タマ公の銅像(10年前の画像)
(おまけ)同じく忠犬タマ公の銅像
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(おまけ)同じく忠犬タマ公の銅像
送電線(東北電力)の巡視路を利用した登山ルート(オレンジ点線)。杉川方面と田川内方面の2ルートがある(一部未確認)。青の点線は地形図の破線と実際の登山道が異なっている区間(中川原コース)。(元サイズ→拡大)
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送電線(東北電力)の巡視路を利用した登山ルート(オレンジ点線)。杉川方面と田川内方面の2ルートがある(一部未確認)。青の点線は地形図の破線と実際の登山道が異なっている区間(中川原コース)。(元サイズ→拡大)

装備

個人装備
長靴

感想

権現山は川内山塊の北端、早出川ダムの入り口に位置する標高630mの低山である。権現山に向かう県道からは端正な三角形に見えるのですぐ特定できる。かなり昔に一度登っているが久々なので新たな気持ちで登ることにする。

早出川にかかる橋を渡ると正面に「忠犬タマ公」伝説の説明板が立っている。雪崩にあった主人を二度も助けたタマ公の伝説が記されている。そして舞台となったのがこれから登る権現山である。登山道は中川原集落の古民家の敷地を縫うようについているため迷いやすい。杉林の中を少し進むと笹目集落方面から延びる新しい林道が横切る。標識に従い林道を少し下ると沢沿いを登る登山道入り口へ復帰できる。薄暗い杉林を抜け雑木林になると積雪が出てくる。459m岩峰を右手に見ながら権現山西尾根の鞍部に向かって緩登する。

西尾根に上がると山頂まで急な登りがほぼ連続する。登山道は湿った雪と落ち葉で非常に滑りやすく、時々枝につかまりながら進む。500mあたりから木々の合い間に越後平野の展望が広がるようになる。重く垂れこめた灰色の雲と冬枯れ色の新潟平野を蛇行して流れる阿賀野川、風景に寂しさが漂う。

西尾根を登り切ると積雪10センチほどの山頂広場に到着する。広場の中央には屋根付きの祠があり、少し離れて雪から頭だけ出した三角点がある。周囲は杉の木立で展望はない。他の登山記録によると、山頂から南に尾根を60mほど下った所にある紅白の大鉄塔のある広場からの展望が良いそうである。下ってみる価値はありそうである。

山頂から登ってきた尾根を少し下った展望の良い地点で遅い昼休憩とした。川内山塊の盟主、粟ヶ岳は雲の中だが灰ヶ岳、権ノ神岳、白山が望まれる。下山は往路を下り中川原集落へ戻る

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