ゆずの里から縦走してもゆずの里―大高取山・毛呂駅〜越生駅
- GPS
- 03:30
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 379m
- 下り
- 381m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
八王子9:12(JR八高線・電化区間) 高麗川9:59/10:17(JR八高線・非電化区間) 毛呂10:24 (復路) 越生14:56(JR八高線・非電化区間) 高麗川15:07/15:30発(JR八高線・電化区間) 八王子16:12 |
写真
感想
正月に使うのか去年に引き続き今年もまた親がユズを買いに毛呂山へ行こうという。
去年はユズを買いに行くだけではつまらないので大高取山まで歩こうとしていたのだが風邪をひいて断念してしまったので、今年は絶対に大高取山まで歩きたい。
ゆずの里である毛呂山町から大高取山まで歩いた場合そのまま下って越生駅へ行けるので電車の方が便利だ。
なのでJR八高線の毛呂駅から越生駅まで歩くルートにする。
JR八高線は高麗川駅で電化区間と非電化区間に分かれているので高麗川駅で乗り換えることになるのだが、その接続が悪すぎる。
平気で20分ほど待たされる。
ここで読み始めた『海賊とよばれた男』を持って行ってよかった。
ローカル線で冬の陽射しを浴びながら読書するのものんびりとしていてなかなか乙なものだ。
毛呂駅から歩き始めると、冬の陽射しが薄雲に遮られていて寒かったが、「柚子の郷製麺おたか本店」で名物のゆずうどんを使った「天ぷらそば」を食べているうちに陽が出てきた。
桂木観音までは途中まで車道だが、周囲はユズだらけで川沿いにはゆずの散歩道も作られていてなかなかいいハイキングコースになっている。
途中から車道をそれて山道にはいるが、林床にはサカキとフユイチゴがたくさんあった。
桂木峠へ近づくとまたユズの栽培地になっていて陽当たりもいい。
桂木観音展望台からは埼玉新都心から東京都心の展望がいいはずなのだが、今日は東側が霞んでいて眺望が効かず残念だった。
桂木観音の境内ではニホンスイセンがもう満開だった。
このスイセンは学名Narcissus tazetta L. var. chinensisで、中国から渡来(海岸線に多いことからすると漂着?)したもので、学名からしても中国にあるものと同じだ。
それを和名で「日本水仙」でいいのかどうかとちょっと疑問に思う。
そもそもがヨーロッパ地中海沿岸のフサザキスイセン(Narcissus tazetta)の亜種なのだから、和名は別に「房咲き水仙」でもいいような気がする。
別に名付けるとしても「東洋水仙」か。
大高取山は展望のきかない山だが、東側だけ伐採されていて見晴らしがよくなっている。
が、今日は霞んでいて筑波山から東京都心への展望は全くきかずちょっと残念。
また来る機会もあるだろう。
次のピークは西山高取だが、なぜ高取西山ではないのだろうか?
なんだか、新銀行東京や首都大学東京を彷彿とさせるネーミングセンスで最近になって付けたものなのだろうかと思った。
越生の町に下りたところで目にしたのが「ゆず之介」の幟。
ゆずのキャラクター「もろ丸」がいるゆずの里の毛呂山町から縦走してきて越生町に下りてきたが、ここもまたゆずの里であった。
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