根本山・熊鷹山( 綺麗だが怖い根本沢ルート )
- GPS
- 06:36
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,122m
コースタイム
天候 | 晴れだが強風で黄砂が酷い、そのため展望ゼロ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
根本沢〜峰ノ平が本コースの核心( 個人的な感覚だと難度は中級の上〜上級の下 ) ********沢************************** 沢の渡渉多数。そのため、滑りにくい防水性の靴必須。 沢を登りつめて行く上で足場が悪く、狭いトラバース多数。簡単なクライミング風味で濡れた岩のトラバースもある。尚、落ちたら大怪我or死亡の箇所も多数あり。 そして、落ち葉が多く、足場が見えない。 *******沢を抜けた後〜峰ノ平********* 両側が落ちた長い痩せ尾根の鎖場。 鎖自体は難しくないが、落ちたらほぼ死亡。 *******峰ノ平以降******************* 難しい箇所はなし。 |
写真
感想
昨日川井ボルダーにいけなかったので、本日はレスト予定を返上し、アカヤシオを見るために根本山・熊鷹山に行ってきました。
6時前に駐車場に到着。今回も仮眠をせず、準備、6時ちょい過ぎに出発。
林道を少し進むと、沢ルートの入り口に到着。
・・・初っ端から鎖場(ロープ)。
前回と違い今回は軽量装備ではないので、ロープを使用しながら、安全に登っていく。
上部に到達後、沢沿いを進んでいく。
最初は左手に沢を見下ろしながら、落ち葉の乗った狭い道を進んでいく。
足を滑らすと、沢まで滑落する箇所。結構怖い。
しかし、これは沢ルートの序の口。
更に先に進んでいくと、沢の渡渉を行うようになる。
そして、ここで大失敗をして、渡渉中、水中の岩に足を滑らせ、ドボン。
下半身とザックの下部を濡らしてしまった。
冬だと撤退だが、幸い今は春。特に寒くもない。また、カメラ等も水に入らなかった(意地でも守った)ので、このまま続行。先に進んでいく。
沢ルートの道は比較的明瞭。ふみ後もあるし、何より印が豊富。
そのため、迷いはしない。
・・・迷いはしないが、比較的危険なルートである。
個人的な感覚では、先日登った両神山の八丁尾根より危険。
八丁尾根は落ちたら死亡の危険ルートであるが、危険箇所には必ず鎖があるうえ、足場が比較的良いためである。
それに対し、今回はとにかく足が悪く、以下のような状態である。
・道が狭い
・濡れている
・落ち葉が足場を隠す。
・道の大半が土であるため、歩くとずれたり、崩れたりする。
・クライミング風味の濡れた岩のトラバース
等など危険箇所が多数ある。
※今回は危険をクローズアップしていますが、沢自体はかなり綺麗です。緑も多く、花も咲いている。ゴルジュ(っぽい)のもあります。棒ノ峰の沢などが好きな人は必見。
そのような道を緊張して進んでいくと、階段、灯篭ときて、鉄梯子が出てきます。
鉄梯子の抜けるところは濡れており、直ぐ傍が落ちているので、若干怖いです。
そこを抜け、先に進んでいくと、鎖場出現。それを登ると、尾根に到着。
その尾根から峰ノ平までは鎖場の連続。
おまけにその尾根が結構な痩せ尾根。両側が落ちています。落ちたら確実に死ねます。
三点支持を忠実に守りながら、登っていく。
周囲を見回すと、アカヤシオが結構咲いており、また展望も良い。
しかし、長くそれを楽しむ余裕はなく、直ぐに登り続ける。
鎖場を最後まで上り詰め、少し歩くと、峰ノ平に到着。
ここで小休止。食事を取り、体力と精神力を回復させる。
10分ほど休み、出発。
急な坂を鎖を使って、少し下る。鞍部に着いたら、登り返す。
ここも若干悪いが、先ほどまでの道に比べれば大分良い。
そして、そこを登りきると、後は気持ちの良い尾根(痩せではない)を進んでいく。
少し進むと、中尾根ルートとの合流地点に到着。
そこを通過し、先に進むと、根本山の標識が出てくる。
それに従い、急な坂を進むと、根本山山頂に到着。
山頂は木々に遮られて、展望は微妙。
しかし、黄砂の影響か木々の間から見える遠方も真っ白であるため、悲しいことにあまり関係ない。
記念撮影した後、小休止。その後出発。
尾根を一気に下り、その後は緩いアップダウンを繰り返し、十二山に到着。
ここは記念撮影をして、直ぐに通過。
また緩いアップダウンを繰り返して、暫く進むと熊鷹山に到着。
ここに展望台がある。
展望があれば、絶景であろう。
しかし、今回は真っ白。何も見えません。
そのため、直ぐに記念撮影。その後、昼食。
昼食後、直ぐに出発。
尾根を下り、祠を通過。少し進んだ後右に下る。
急な坂を下ると、林道に到着。
後は林道を1時間ほど歩き、駐車場に到着。
帰路に着いた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する