伊豆旅行のついでに山行（寝姿山，武山）【前半は直登】

2017年04月30日(日) 〜 2017年05月02日(火)

• GPS: 03:07
• 距離: 5.6km
• 登り: 308m
• 下り: 145m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:54
• 休憩: 1:10
• 合計: 3:04

12:22 伊豆急下田駅
12:31 12:31 取り付き
13:09 13:14 武山
14:01 15:06 寝姿山
15:26 寝姿山駅

　1　武山は，登山地図に掲載がなく，かなりマイナーな山のようであり，GPSログでも，自動的に反映されなかった。
　2　寝姿山山頂において，1時間待機している。誰もいない。

天候

概ね快晴（山行当日は，晴れ時々雨で強風。）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

　行き：自宅 → 【バス】 → JR新宿駅 → 【スーパービュー踊り子】 → 伊豆急下田駅
　帰り：伊豆急下田駅 → 【スーパービュー踊り子】 → JR新宿駅 → 【バス】 → 自宅

コース状況／危険箇所等

　※　武山は，マイナー過ぎる山であることから，ログにも自動的に出なかった。
　※　武山での直登は，がれた急斜面であり，枯れ木ばかりで，つかむものが寡少であることから危険。低山（里山）を馬鹿にしてはいけない。武山は，登る価値がないほど，景観に乏しく，地味である（私は好き）。
　※　通常考えたくなる寝姿山・高根山間の縦走は，昭文社の地図上では，一部立入禁止になっている模様。事前確認が必要。

その他周辺情報

　伊豆急下田駅から１駅先の「蓮台寺」駅から徒歩約１０分の所にある「金谷旅館」の日帰り温泉は，極めてお勧め。混浴・オール檜風呂。広い。当該温泉前・下田駅間は，東海バスでも運行している。

写真

4/30 8:58

　旅行において愛用するGLOBE-TROTTER。私の分身。
　ただ，山行では，使えないので，急きょ，現地で，1500円の肩掛け鞄を購入した。中々，優秀な鞄であった。今後も使用したい。

4/30 9:22

スーパービュー踊り子号
新宿駅に入線。

4/30 9:40

車内で購入した朝食。アジの押し寿司。

4/30 12:14

伊豆急下田駅で撮影したスーパービュー踊り子号。

4/30 12:15

伊豆急下田駅ホーム

4/30 12:18

伊豆急下田駅前。連休の中日であり，かなり落ち着いていた。

4/30 12:22

明日登る予定の武山。この山に登る人は，まずいないようである。しかし，駅前からの存在感は，とても強い。

4/30 12:28

駅前のつつじ。なぜか，南国を感じてしまった。

4/30 12:45

ペリー提督の記念胸像。そう，ここは下田。開国の地である。

4/30 14:44

下田公園の木々より。タブノキ。
タブノキは，三浦アルプス山行（3月）で見たばかりである。そうか・・・。

4/30 14:46

記念碑

4/30 14:51

海が近い。

4/30 14:51

美しい。

4/30 15:00

下田の街並みが見える。

4/30 15:01

何かの花。有名だろう。

4/30 15:07

ペリーストリートには，このような温泉が出ている。

4/30 15:08

ペリーストリートより1

4/30 15:08

ペリーストリートより2
古い物と新しい物とが混在して面白い。

4/30 15:09

ペリーストリート3
小京都のような風情である。

4/30 15:11

こんな階段も面白い。

4/30 15:12

神社

4/30 15:19

京都のようだ。

4/30 17:19

ホテルの飲食店に戻り，一杯。いっぱい！
静岡のビール。

4/30 17:23

地産品が勢ぞろい。

4/30 19:19

今日は落ち着いているが，いつもは，地元民で賑わう店。

4/30 20:04

女将さんが，特別に，うにをサービスしてくれた。

5/1 12:31

　さて，山行。ここから入る。テープと薄い踏み跡があったので，いつもの気持ちで，入山。GPS必携。

5/1 12:32

荒れている。

5/1 12:42

石だらけもある。

5/1 13:07

急坂を何とかクリアして，少し，開放的な場所に出る。

5/1 13:09

何だこれは？

5/1 13:11

GPSでは，武山の山頂のようだ。
この山は，まず，誰も歩かない。

5/1 13:13

GPSでは，武山の山頂のようだ。
この山は，まず，誰も歩かない。

5/1 13:14

かろうじて見えた展望。岩の上に登ってから。

5/1 13:18

トラロープ発見。

5/1 13:19

しかし，藪が濃い・・・。

5/1 13:21

藪漕ぎ状態。ここで，動物（鹿ではない。）が素早く逃げた。

5/1 13:26

何とか，平穏な道にたどり着いた。

5/1 13:34

当分の間，このような道を歩く。

5/1 13:46

「林道　寝姿山線」とのこと。

5/1 13:46

あれが，さっき，下りてきた山。

5/1 13:58

　寝姿山への登山道。もう一度，登山開始。

5/1 14:02

　すぐに，寝姿山。
　何もないが，とても広々としており，美しい。
　とても心安らぐ。

5/1 15:08

　すぐに，寝姿山。
　何もないが，とても広々としており，美しい。
　とても心安らぐ。

5/1 15:09

寝姿山ロープウェイ方面に歩くと，入場料金要請看板が。

5/1 15:13

お寺のお地蔵様

5/1 15:14

寝姿地蔵といわれているようである。

5/1 15:16

この輪っかに陶器製のコイン風の物を投げる。
8枚（400円）入れた。
全然，入らない・・・。

5/1 15:17

8枚（400円）入れた。
全然，入らない・・・。

5/1 15:23

風景

5/1 15:32

下田市街

5/1 15:44

ロープウェイに乗る。

5/1 17:23

下田市街から見た寝姿山の風貌。
人が寝ているように見えるのだそう。良い撮影スポットが見つからなかった。

5/2 10:27

翌日。
海水浴場。
地元の方が教えてくれた穴場。

5/2 10:27

田牛海岸1

5/2 10:33

田牛海岸2

5/2 10:40

ハート形に岩が削られているとのこと。

5/2 10:46

ハート形に岩が削られているとのこと。
何となく，そう見えなくもない。

5/2 10:48

しばらく，山道風の道を歩く。

5/2 10:49

きれいな岩山。

5/2 10:56

解説。

5/2 10:57

砂浜の急斜面（傾斜30度）を利用した，「サンドスキー」が楽しめる。今度やってみたい。

5/2 10:58

砂浜の急斜面（傾斜30度）を利用した，「サンドスキー」が楽しめる。今度やってみたい。
中々の，急斜面。

5/2 11:02

海

5/2 11:16

岩の門から見た伊豆諸島。

5/2 11:17

同じく。

5/2 12:26

伊豆急下田駅から1駅先の蓮台寺駅。温泉目当て。

5/2 12:30

金谷温泉。江戸時代からの老舗。

5/2 12:30

藤の美しさ。香りも良し。

5/2 12:31

庭園

5/2 12:31

入口

5/2 12:33

風情がある。

5/2 12:33

浴室手前

5/2 16:06

帰りのスーパービュー踊り子号車内において。
伊豆急下田駅の駅弁（名物の金目鯛の弁当）である。

5/2 16:06

帰りのスーパービュー踊り子号。
意外と空いていた。

撮影機器：

GR II リコー

装備

個人装備

Ｔシャツ 登山用ズボン ＧＰＳ 地図 携帯電話（ＧＰＳ及び昭文社地図内臓） 肩掛け鞄（１５００円） スニーカー（ただし ザンバラン。） 飲料２ℓ カメラ 昼食 携帯電話予備電池等。

備考

熊鈴（動物出現）

感想

ハッシー

　今回は，2泊3日の伊豆旅行に行ってきた。そのついでとして，近所の里山を登山してみた。

　掲出写真は，観光のものが多いものの，ヤマレコの場であることに徴して，なるべく掲出を控えているので，この程度で御容赦願いたい。観光話題については，別に記す。

　初日は，新宿駅から特急（スーパービュー踊り子号）で伊豆急下田駅に向かい，駅前のホテルに宿泊した。このホテルは，簡素で古いが，1階に実質的経営者の女将さんが営む地産品の料理店があり，中々利便性が高い。何よりも，当該女将さんを始めとするホテルの方々の御好意は素晴しく，ここでは述べないが，色々，お世話になった。今後も利用したい。

　さて，当日は，近所の散策として，下田といえば，アメリカのペリーが黒船で来日し，鎖国を解いて文明開化のきっかけとなった地であることから，この辺の観光を済ませた。

　次に，翌日は，まさに，ヤマレコに書くべきこととして，近隣の山を登った。それは，寝姿山を始めとする里山である。寝姿山は，ロープウェイで山頂付近（徒歩40分手前）まで行くことができ，誰でも気楽に登れる山であるが，私は，それでは面白くないと考え，ふもとから，アプローチを試みた。

　山の下の車道を歩いていると，赤テープを発見。しかも，うっすらと踏み跡がある。すぐにGPSで位置を確認すると，武山に通ずる登山道のような気がした。そこで，武山（寝姿山の南部）を登ろうと思い，歩みを開始した。

　しかし，すぐに，踏み跡はなくなり，急斜面の直登を余儀なくされた。まあ，200mもない低山だからと思いつつ，強引に直登を進めたが，前日に酒を飲み過ぎたせいもあり，力が入らず（というかヘロヘロ状態。），かなり苦戦した。何とか，山頂らしき所に到達。何もない。

　その後，トラロープがあったので，それに従い，急降下を開始した。しかし，藪に覆われ，藪漕ぎ状態となった。一部負傷。「こんな低山，しかも観光で訪れているのに・・・。」という思いを抱きつつ，何とか，林道に到達し，しばらく歩く。すると，寝姿山山頂に向けた登山道が現れた。高低差は，ほぼない。迷いなく，登り，あっけなく，寝姿山に到達した。

　誰もいない，山名標識もない，静かな山頂である。ロープウェイの客は，山頂までは行かないのだろう。しかし，山頂は，広々とした草原であり，とても美しい。アジサイが豊富に群生しており，6，7月は，より美しいだろう。

　その後，ロープウェイ方面に足を延ばし，下山をする。

　次の日（本日）は，海を見たいと思い，地元の方の御案内もあり，タクシーで，穴場スポットに行った。素晴らしい景色である。その後，再度，駅の方に戻り，電車に乗り，江戸時代からの格式ある温泉旅館の日帰り温泉に浸かった。ここは，今まで行った温泉の中で最高である。

　ゆったり，まったり，伊豆旅行を満喫し，かつ，里山山行（バリエーションルート）も成し遂げた。良かった。