ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1193800
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

川苔山(川乗山)で雷雨に遭遇→撤退

2017年07月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:14
距離
11.5km
登り
973m
下り
976m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:31
休憩
1:39
合計
4:10
10:35
3
11:11
11:12
39
11:57
13:28
4
13:32
13:38
36
14:14
14:14
29
14:45
ゴール地点
天候 晴れのち雷雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
撤退時に滝周辺までは急傾斜の下降になりました。雨が降っていたら滑落のリスクが高まります(降り出す前に通り過ぎた)。

落ちた先は奈落で、転落死亡事故も起きているので細心の注意が必要です。鳩ノ巣駅から登って川乗橋を目指す場合は普通に下降路となり、死亡事故は下降時に起きています。
川乗橋に着いたのが10時半。予定では16時半に鳩ノ巣駅。
川乗橋に着いたのが10時半。予定では16時半に鳩ノ巣駅。
しばらくは林道歩き。暑い。
しばらくは林道歩き。暑い。
細倉橋。ここから登山道。
細倉橋。ここから登山道。
沢沿いで気持ちがいい。
2
沢沿いで気持ちがいい。
川苔山は何回登っても良い山です。
1
川苔山は何回登っても良い山です。
百尋の滝に到着。
百尋の滝に到着。
滝の写真。どうしても人が写っちゃう。
3
滝の写真。どうしても人が写っちゃう。
雷鳴が聞こえ始めたので撤退。
1
雷鳴が聞こえ始めたので撤退。
あっという間に沢が増水。30分後には濁ってたので早く撤退してよかった。
2
あっという間に沢が増水。30分後には濁ってたので早く撤退してよかった。
細倉橋に着いた。雨が写る程の豪雨です。
1
細倉橋に着いた。雨が写る程の豪雨です。
林道が沢になってました。
林道が沢になってました。
小降りになってきたけど山頂はまだ雲の中。
1
小降りになってきたけど山頂はまだ雲の中。
14時の降雨量(下山後にキャプチャ)。北西から南東に移動するので、山頂から鳩ノ巣駅に向かうコースは終始赤エリアだったと思われる。
14時の降雨量(下山後にキャプチャ)。北西から南東に移動するので、山頂から鳩ノ巣駅に向かうコースは終始赤エリアだったと思われる。
撤退を決めた30分後の雨雲(これも下山後にキャプチャ)。こんなの来てるって知ってたらすれ違った人全員引き止めてた。
撤退を決めた30分後の雨雲(これも下山後にキャプチャ)。こんなの来てるって知ってたらすれ違った人全員引き止めてた。
赤い線が本来のコース。左の川乗橋から入って山頂を経て鳩ノ巣駅に降りる。青が今回の撤退コース。
赤い線が本来のコース。左の川乗橋から入って山頂を経て鳩ノ巣駅に降りる。青が今回の撤退コース。

感想

昨日、奥多摩の川苔山にテストをしに行ったのですが、途中から雷雨になりました。

そもそも天気予報をちゃんと見てなかったのも問題ですが、夏の雷雨を甘く見てました。

川乗橋の登山口に立ったのが10時半。この時点でやや遅いのですが、ちょっと都合がありまして。

川乗橋から50分ほどの林道歩きになります。天気は晴れ、太陽が照りつけて気温が高く、汗がだくだく出てきます。

細倉橋を経て登山道に入り、百尋の滝までは暑いながらも順調でした。

滝を過ぎた辺りで薄暗くなり風が出てきて『ひと雨来るかなぁ』なんて思ってました。

山頂手前、足毛岩の分岐から山頂北西尾根に乗るルートを3分ほど登ったところで北西から雷鳴が聞こえました。

更に5分ほど登っていくとまた雷鳴が聞こえて音も大きくなりました。

明らかに北西から雷雲が近づいてる。

よし、帰ろう。

この時点で13時。山頂まで標高差300m。

山頂は諦めるとして(もう20回以上登ってるし)、稜線を越えて本来のゴールである鳩ノ巣駅に降りるか、スタートの川乗橋に降りるか迷ったんですが、行程としては戻るほうが圧倒的に短く、早く林道に出られるので戻る方を選択。

そこからは早かった。

下りですからサクサク戻ります。

途中、中高年男女ペアと若い女性ペアとすれ違い、「雷が鳴ってるから帰ります。この雷鳴であと300m登る勇気はないです」と伝えましたが、4人は山頂を目指したようです。

まだこの時点では雨は降ってなくて、むしろ青空だったので山頂に行っちゃうのも仕方ないのかも(こちらも無理には止められないし)。

更に、非常に軽装(スニーカーととても小さな街用リュックサック)な女性が前から来たので「雷雨が来ますよ」と言ったけど、多分その人も山頂へ。

5人とすれ違って滝の方へ戻ってると、空は青空になり『ありゃ、失敗したかな、でもいいや、今日は帰ろう』なんて心のなかで呟いてると…。

左後方からザーッ!っという音が聞こえました。

あれ?沢の音?と思って木の隙間から山頂方向を見ると見えない。

山頂が水煙で見えなくなってました。あんな降り方初めて見た。

雷はほぼ真上でドッカンドッカン。

やべぇ、と思いつつも、滝方面への下降路は転落死多発地帯で、特に下りでの事故が多いので慎重に下り、滝はスルーして水場がある辺りへ。

ここで豪雨になりました。

急斜面は終わっていますが、まー、本当にバケツを引っくり返したような猛烈な雨でした。

カッパを着ててもほぼ無意味(汗もかくし)。ザックカバーを付けてもザックがビショビショ。

靴もアプローチシューズだったので浸水してガッポガッポ。

全身ずぶ濡れで、沢登りをしてる様でした。

普通の登山でここまで濡れたのは初めてですよ。

登山道はほとんど沢。滝のようになっている場所もあったくらいです。

細倉橋に着いたのが14時。川乗橋に14時45分。

通信が繋がったので雨かしら?の画面を見ると、これからまた豪雨が来るみたいだったので大沢バス停(小さな商店がある)まで歩いて、自販機で買ったコーラを飲みながら雨宿りをし、駅でズボン、シャツ、靴下を替えてビニール袋を履いた上に濡れた靴を履いて帰りましたとさ。

夏の雷雨を甘く見たらダメですね!

しかし、1時間早く登ってたら鳩の巣への下りで雷雨に捕まり、ひたすら長い樹林帯歩きになっていたと思うので、今回に限って言えばラッキー。

雷鳴が聞こえた時点で引き返して正解でした。
(そもそもこんな日に登るなというのは別にして。今週の平日で登らなきゃいけなくて、他の日は予定が空いてなかったのでねぇ・・・)

登り慣れた山でも天気一つで大違いですね。慣れた山でも馴れ合っちゃいけないなと反省しました。

皆様におかれましても、山の天気を甘く見ず、適切に安全な判断をしていただければと思います。
(まったく、偉そうな事を言えるもんじゃありませんが^^;)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2251人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら