寂地山〜額々山(河津峡より)
- GPS
- 10:24
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 867m
- 下り
- 859m
コースタイム
13:40下山開始―額々山―1227mピーク―15:421116m分岐―16:43川そば踏み跡―16:48橋ー17:08林道終点ー17:30駐車場所
天候 | 曇り時々晴れ、山頂辺りでは小雨も降る |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス | 広島からだと国道186線羅漢温泉道の駅のすぐ先を左折、羅漢山のそばを通り深谷に向かう(冠高原、寂地峡からでも行ける)。山口県と島根県の県境にある深谷峡そばの脇道から長瀬峡を目指し、河津の村に向かう。河津村に入る手前の別れ道で右手に橋が見えるので、その橋を渡って道なりに進むと未舗装路になり、河原そばでやがて行止まりとなる。その行止まり手前に十分に車を回せるぐらいの広い所もある。そこまで突っ込むか、村の手前で置くかは下山予定地をどこにするかで臨機応変に…。ちなみに広島市西区からでは距離67〜68キロというところですが、後半の道が細いので時間は掛かります。90分〜110分という所でしょうか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
河津峡の下部は踏み跡を辿っています。高巻きと沢歩きを繰り返し、途中の簡単そうな小滝は登ったりして詰めていますが、ヤバそうな滝を直登しない限りは、近くに高巻けるような潅木等などもあり、無理せず高巻く限りでは特に危険箇所はないと思います。 しかし高巻くということは川の上の方を歩いているということなので誤って落ちたりしないように用心して下さい。無理は禁物です。下見に行った時は登山靴で歩きましたが、よく滑ったのでこの日は地下足袋に実家に転がっていた細めの荒縄で歩きました(細めだったせいか、途中で切れて一度やり直しました)。 下山は額々尾根を歩き、1116mピークより南に向けての尾根を下りました。出だしと最後はピンクテープがありましたが、途中の結構長い距離には無かったので、地図と磁石は必須です。所々”おいおいっ!”というような急な所もありますが、そんなところは少し周りこめば大丈夫だと思います。 |
写真
感想
川津峡から寂地山に登れることを知ったのは、数年前に”ヤブ山突撃隊”のHPを見てからで、それ以来いつの日か歩いてみたいものだと思っていましたが、登山口までが意外に時間が掛かることやら、また”果たして行けるのか!?”という思いもあり、なかなか踏ん切りがつかずにいました。
そこで7月後半のとある日曜日、取り合えずは様子見を兼ねてどんな感じの所なのか行ってみることにしました。
手前の長瀬峡までは子供達が小さい頃に遊びに行ったことがありますが、その先は初めてのことでした。しかし、河津村手前の別れ道も直ぐ分かり、林道を進むと川そばで林道が崩壊していました。ここいらから歩くのかと思いつつ、林道終点まで行き、その後は踏み跡を辿ったり川歩きをしたりしながら、大滝の所まで行き、その滝は過去の記録を頼りに少し戻ってその高巻きルートを辿り、滝の上部まで行ってみて、”これならどうにか登れそうだな…”と思いました。
あとは下山ルートを右谷山の方からにするか、額々尾根の方からにするかのどちらかですが、額々尾根の様子を見たかったので今回は額々尾根の方から下山することにしました。
さて当日は始終アブに悩まされ、かなり刺されてしまいました。長袖でも薄手のシャツの上からガンガン刺してきます。特に肩回りとかリュックで服が肌に引っ付いている所などがひどく刺されてしまいました。
しかしそんな被害を差し引いても河津峡はいい所でした。岩床、ゴーロ、ゴルジュ、ナメラ、滝など様々な景観を楽しませてくれます。大滝の高巻きは丸太の橋が落ちていましたが、その上部に潅木等もあり、たいした恐怖感もなく越えることが出来ます。
下山ルートは、山頂到達時間により、1116mピークからとしました。本当は額々尾根を昔、村人が峠越えに使っていた河津越まで辿って下山したかったのですが、時間的に無理っぽくなったのでここから下山しています。下見の段階で、橋の先にピンクテープがいっぱいある所があり、地図を眺めるとどうやら1116ピークから下山するとここに着くのだろうと予想出来たので、ダメな時はこのルートからエスケープしようと思っていました。
ここからの下山は基本的に植林地の際を歩きつつ、尾根を辿る感じです。途中で植林地帯が切れる所は潅木等がありますが、そんなに長くはありません。
額々尾根はふっと踏み跡があったりしますが、無きに等しい所も多々あります。地図と磁石は必須です。また、今回は辿ることが出来なかった西のよけ岩からの展望もかなりのものだと聞いていますので、そこまで行けなかったことが少し残念です。途中の展望岩から眺めた景色もなかなかの景観でしたので、見通しの利く落葉時期にでもまたのんびりと歩いてみたいと思う尾根でした。
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