会津駒ヶ岳 【滝沢口往復】
- GPS
- 08:58
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
天候 | 晴→曇→ゲリラ豪雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝沢登山口に登山ポストあり 危険箇所は特に気付きなし 下山後の温泉は桧枝岐村に多数あり |
写真
感想
田島から南郷に出て桧枝岐村に向ったのですが
舘岩川合流から上流の352号沿いの伊南川が
先日の大雨の被害がとても酷くて驚きました。
国道は川砂があがり、路側には泥が積まれ
半壊や全壊の家屋も見られました。
土砂崩れの泥流も多く発生していました。
滝沢登山口到着が7時20分頃となってしまい
林道路肩の駐車スペースもギリギリでした。
さすが大人気の駒ヶ岳ですね。
そらに登山口のアブさんの数が半端なくて
準備するのもひと苦労でした。
08年に単独で訪れた会津駒ヶ岳
紅葉期で涼しかったこともあり
あまり登りが苦しかった記憶もなかったのですが
今回は水場まで2時間(前回1時間5分)
そして駒の小屋まで4時間(前回2時間20分)をかけて
ゆっくりと登ってきたために
かなりバテバテになってしまいました。
駒の小屋からの下山と同時に降りだした雨
空を見ても本降りにはなりそうにありませんが
一応ザックカバーとレインウェアを装着
15分ほどで雨も上がり日差しも戻りました。
これで安心してしまった私は
久々本格登山で足の痛む娘さんに合わせて
休みながらゆっくり下山としました。
時折すれ違う小屋泊の常連さんたちと挨拶しながら
水場を通過して10分位経った頃
突然降り始めた雨は、先ほどのものとは気配が違います。
森の中ですが、木の傘が通用しない雨脚に
ずぶ濡れになりながら再度レインウェアに着替えます。
あっという間に登山道は川と化し
登山口への長い急坂はステップすら確認できないほどの
水嵩になってしまいました。
薄暗くなった森は視界も悪く木の葉を叩く雨の轟音で
会話もできません。
さらに雷が追い討ちをかけてきます。
夕立というには激しすぎる・・これはゲリラ豪雨ですね。
この事態で私が何より不安に感じたのは、
朝に車窓から目にした伊南川の氾濫の姿
この雨が続けば、また道路まで溢れてこないとも限りません。
それは帰れなくなる恐れすらあるということです。
足の痛みに堪えて、川となった急坂と雷に泣きながら
それでも休まずに急いで駆け下りる娘さん
豪雨の中を1時間耐えて登山口にたどり着きました。
ザックとウェアをトランクに放り込み
ずぶ濡れのままでとにかく伊南川から離れる田島まで
一目散に車を走らせました。
幸いにも桧枝岐の里では雨は弱まり、小降りになりました。
先日の磐梯山沼ノ平での落雷に続いて
再び山の怖さを体験することとなりましたが
無事下山できて本当にホッとしました
さすがに帰宅後は疲れた様子だった娘さんも
次の日にはお盆のお墓参りに同行して
いただいた小遣いに幸せの絶頂となっていました。
よろしければblogにお立ち寄りください。
「磐梯山ナチュラリズム」
http://yumechanman.blog19.fc2.com/
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