月曜日のニュースで、先週末の台風のために初冠雪した富士山の雪が吹き飛ばされたことを知り、この夏に行けなかった(と言うか混雑がイヤで行くのをためらっていた)富士山に初めて登ってやろうと、やる気満々で水曜日の朝4時に家を出ました。登山道は最も登りやすいと思われる表富士の富士宮口ルートを選び、御殿場ICで東名高速を下りて富士山スカイラインに入ると、朝焼けの富士山がきれいに見えました。この辺は紅葉も真っ盛りで、気分良くドライブします。
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月曜日のニュースで、先週末の台風のために初冠雪した富士山の雪が吹き飛ばされたことを知り、この夏に行けなかった(と言うか混雑がイヤで行くのをためらっていた)富士山に初めて登ってやろうと、やる気満々で水曜日の朝4時に家を出ました。登山道は最も登りやすいと思われる表富士の富士宮口ルートを選び、御殿場ICで東名高速を下りて富士山スカイラインに入ると、朝焼けの富士山がきれいに見えました。この辺は紅葉も真っ盛りで、気分良くドライブします。
表富士五合目の駐車場には6時40分に到着。準備を整えてから五合目の施設でお手洗いを借りてから出発したので、登り始めたのは45分くらいになります。この5合目で2400mですから、ちょっとすると酸素が薄くなるでしょうから、しっかり大きく呼吸しつつ登りました。
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表富士五合目の駐車場には6時40分に到着。準備を整えてから五合目の施設でお手洗いを借りてから出発したので、登り始めたのは45分くらいになります。この5合目で2400mですから、ちょっとすると酸素が薄くなるでしょうから、しっかり大きく呼吸しつつ登りました。
まだこの辺は風がちょっと強いかなと言う程度でしたが、徐々に勢いが増してきたので、帽子を調整して頭にきつめに掛かるようにしておきました。
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まだこの辺は風がちょっと強いかなと言う程度でしたが、徐々に勢いが増してきたので、帽子を調整して頭にきつめに掛かるようにしておきました。
六合目では登山道が閉鎖されています。9月10日で閉山になりますから、一応こうなっていますが、実際には建物の右側に道がしっかりできています。もちろん閉山後ですから、ここから先はどこの施設も閉じています。自己責任での登山になります。
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六合目では登山道が閉鎖されています。9月10日で閉山になりますから、一応こうなっていますが、実際には建物の右側に道がしっかりできています。もちろん閉山後ですから、ここから先はどこの施設も閉じています。自己責任での登山になります。
新七合目の山荘が見えますが、意外と登山道の勾配が厳しくなくて、丹沢の平均的なルートの勾配くらいですから、思いの他楽に感じていました。まだこの辺りでは息苦しさは感じませんでした。
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新七合目の山荘が見えますが、意外と登山道の勾配が厳しくなくて、丹沢の平均的なルートの勾配くらいですから、思いの他楽に感じていました。まだこの辺りでは息苦しさは感じませんでした。
新七合目の山荘の脇で小休止。西からの風がどんどん強くなってきましたが、建物があるとうまく風下になってくれます。
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新七合目の山荘の脇で小休止。西からの風がどんどん強くなってきましたが、建物があるとうまく風下になってくれます。
宝永山を見ると、丁度同じ位の高さになっています。2800mほどの高さのようですから、徐々に登りで息切れしやすくなってきました。
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宝永山を見ると、丁度同じ位の高さになっています。2800mほどの高さのようですから、徐々に登りで息切れしやすくなってきました。
登山道の右側に宝永山の噴火による大きな地滑り跡が見えてきました。いつも見ている丹沢側からだと見えませんが、南側から見るとごっそりえぐられたように見えるところです。
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登山道の右側に宝永山の噴火による大きな地滑り跡が見えてきました。いつも見ている丹沢側からだと見えませんが、南側から見るとごっそりえぐられたように見えるところです。
足元はまだまだ歩きやすい火山灰質のところが多いのですが、風が時折砂を飛ばしてくるので、あまり前や上を向いていられずに、下向きで歩くことが多くなります。
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足元はまだまだ歩きやすい火山灰質のところが多いのですが、風が時折砂を飛ばしてくるので、あまり前や上を向いていられずに、下向きで歩くことが多くなります。
元祖七合目の山荘がやっと見えてきました。新七合目から意外と離れていました。道も溶岩質が多くなって、勾配もキツくなってきました。この先で突風で帽子が飛ばされ、地滑り地点の方に転がって行って、「あ〜あ、今日は帽子なしか…」と諦めつつ、追いかけて行くと、運の良いことに溶岩の凹凸のところで引っ掛かって、奇跡的に回収できました。(;´д`)=з
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元祖七合目の山荘がやっと見えてきました。新七合目から意外と離れていました。道も溶岩質が多くなって、勾配もキツくなってきました。この先で突風で帽子が飛ばされ、地滑り地点の方に転がって行って、「あ〜あ、今日は帽子なしか…」と諦めつつ、追いかけて行くと、運の良いことに溶岩の凹凸のところで引っ掛かって、奇跡的に回収できました。(;´д`)=з
やっと元祖七合目に到着しましたが、もう結構息苦しくなって酸欠状態が続いています。元々2600mの金峰山や国師ヶ岳に登る程度でも息苦しくなって力が出なくなるように、高山には弱い体質なので、あらかじめ購入しておいた携帯酸素缶で酸素補給すると、面白いように脳に血が廻るような感覚ですっとして、重苦しく感じた視覚もぱっと晴れて行く感じになります。ただし、あくまでも一時しのぎですので、なるべく深呼吸しながらゆっくり歩きます。
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やっと元祖七合目に到着しましたが、もう結構息苦しくなって酸欠状態が続いています。元々2600mの金峰山や国師ヶ岳に登る程度でも息苦しくなって力が出なくなるように、高山には弱い体質なので、あらかじめ購入しておいた携帯酸素缶で酸素補給すると、面白いように脳に血が廻るような感覚ですっとして、重苦しく感じた視覚もぱっと晴れて行く感じになります。ただし、あくまでも一時しのぎですので、なるべく深呼吸しながらゆっくり歩きます。
ブル道が崩落地帯を横切っています。かなり上まで続いていますから、あの道で登るのもありかなと思いました。ただし、当然距離は伸びるでしょうね。
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ブル道が崩落地帯を横切っています。かなり上まで続いていますから、あの道で登るのもありかなと思いました。ただし、当然距離は伸びるでしょうね。
八合目の山荘が上に見えますが、近いように見えてさにあらず。勾配がキツイままで酸欠なものですから、一歩一歩が本当に遅くなっています。時折立ち休みしながら、慌てずに進みます。
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八合目の山荘が上に見えますが、近いように見えてさにあらず。勾配がキツイままで酸欠なものですから、一歩一歩が本当に遅くなっています。時折立ち休みしながら、慌てずに進みます。
岩陰ではこんな風にツララができていました。台風で雪が飛ばされても、基本的にもう気温は0℃以下になることが多いはずですから、当然と言えば当然です。
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岩陰ではこんな風にツララができていました。台風で雪が飛ばされても、基本的にもう気温は0℃以下になることが多いはずですから、当然と言えば当然です。
ようやく八合目に到着しましたが、風が強くてウィンドブレーカーのフードを出していましたが、洗濯の時に紐が取れていたようで、ここの風下になるところで一旦脱いで、何かの時用にいつもリュックの片隅に忍ばせている荷物梱包用の紐を通して代用しました。この紐、今まで一度も使ってきませんでしたが、ここで初めて役立ちました(^∇^)b
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ようやく八合目に到着しましたが、風が強くてウィンドブレーカーのフードを出していましたが、洗濯の時に紐が取れていたようで、ここの風下になるところで一旦脱いで、何かの時用にいつもリュックの片隅に忍ばせている荷物梱包用の紐を通して代用しました。この紐、今まで一度も使ってきませんでしたが、ここで初めて役立ちました(^∇^)b
時折酸素缶を取り出して吸い込みながらゆっくり歩いていると、鳥居が見えてきました。晴れていてもこんな強風が毎日吹き荒れる中でもしっかり立っているのだから、立派なものですね。
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時折酸素缶を取り出して吸い込みながらゆっくり歩いていると、鳥居が見えてきました。晴れていてもこんな強風が毎日吹き荒れる中でもしっかり立っているのだから、立派なものですね。
その先にはこんな二本の柱が立っています。ひょっとするとこれは古い鳥居で、老朽化して柱だけ残ったものなのかも知れませんね。日差しを浴びて何か金色に輝いて見えました。
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その先にはこんな二本の柱が立っています。ひょっとするとこれは古い鳥居で、老朽化して柱だけ残ったものなのかも知れませんね。日差しを浴びて何か金色に輝いて見えました。
その輝きの理由はこれ。亀裂になぜか1円玉・10円玉が無数に差し込まれていて、それが光に反射して木の色と一緒になって金色に見えたんでしょうね。
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その輝きの理由はこれ。亀裂になぜか1円玉・10円玉が無数に差し込まれていて、それが光に反射して木の色と一緒になって金色に見えたんでしょうね。
そのまま少し登ると九合目に到着。どんどん勾配がキツくなるイメージで、溶岩地帯も多くて歩きづらい感じです。今回持って行ったフィルムカメラはトプコン・スーパーDMで、レンズは35mmを付けっ放しにして、山頂で使おうと、25mmと100mmレンズも持って行きました。
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そのまま少し登ると九合目に到着。どんどん勾配がキツくなるイメージで、溶岩地帯も多くて歩きづらい感じです。今回持って行ったフィルムカメラはトプコン・スーパーDMで、レンズは35mmを付けっ放しにして、山頂で使おうと、25mmと100mmレンズも持って行きました。
九合目の山荘はとても作りが良い感じです。しばし、奥のトイレか何かの建物の脇が風下になっているので、一休みしておきます。ここまで他のハイカーさんらは団体さん一組、二人組、単独が四人くらいの皆さんと出会いましたが、皆さん先に行って頂きました(笑。
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九合目の山荘はとても作りが良い感じです。しばし、奥のトイレか何かの建物の脇が風下になっているので、一休みしておきます。ここまで他のハイカーさんらは団体さん一組、二人組、単独が四人くらいの皆さんと出会いましたが、皆さん先に行って頂きました(笑。
こちら側にも鳥居があり、ほんの一時的に勾配が緩みますが、酸欠の体にはこれでもキツいです。
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こちら側にも鳥居があり、ほんの一時的に勾配が緩みますが、酸欠の体にはこれでもキツいです。
上を見ると、また建物が見えてきました。この先にも九合五勺の山荘があるので、左側のやつがそれにあたるのかなと思いましたが、良く見ると右にも建物らしきものが見えます。あれが山頂なのかなと思うと、もうすぐだと言う気分になりますね。
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上を見ると、また建物が見えてきました。この先にも九合五勺の山荘があるので、左側のやつがそれにあたるのかなと思いましたが、良く見ると右にも建物らしきものが見えます。あれが山頂なのかなと思うと、もうすぐだと言う気分になりますね。
しかし、この付近の登りはこんな溶岩地帯の急勾配で、なおさら大変になります。太ももの筋肉が攣りそうになりますが、酸素を補給すると不思議とそれも解消されました。買っておいて良かったです。
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しかし、この付近の登りはこんな溶岩地帯の急勾配で、なおさら大変になります。太ももの筋肉が攣りそうになりますが、酸素を補給すると不思議とそれも解消されました。買っておいて良かったです。
九合五勺の山荘に到着。ここでも多少風が遮られるので、しばし休憩しまして、スマホを取り出すと電波がしっかり4Gで届いているので、メールを送ったり、家に電話したりしていました。
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九合五勺の山荘に到着。ここでも多少風が遮られるので、しばし休憩しまして、スマホを取り出すと電波がしっかり4Gで届いているので、メールを送ったり、家に電話したりしていました。
これが今回持って行った携帯酸素缶で、小さいサイズですが10L容量のものです。ネットショップの説明書きには20回くらい吸えるとありましたが、実際は大きく吸い込むと12回ほどで空になっちゃいます。ここで1本目がなくなったので、2本目をリュックから取り出しましたが、1本1500円もするので、コスパはあまりよろしくありません。でも、ないと自分の体質ではとても高山は無理かなと思いました。
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これが今回持って行った携帯酸素缶で、小さいサイズですが10L容量のものです。ネットショップの説明書きには20回くらい吸えるとありましたが、実際は大きく吸い込むと12回ほどで空になっちゃいます。ここで1本目がなくなったので、2本目をリュックから取り出しましたが、1本1500円もするので、コスパはあまりよろしくありません。でも、ないと自分の体質ではとても高山は無理かなと思いました。
登りを再開して振り返って下を見ると、宝永山があんなに低いところに見えました。奥には伊豆半島の山々が見えますが、手前には強風が西から雲を吹き込んできていますね。
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登りを再開して振り返って下を見ると、宝永山があんなに低いところに見えました。奥には伊豆半島の山々が見えますが、手前には強風が西から雲を吹き込んできていますね。
山頂が見えてきました。しかし、見えていてもなかなか遠くて時間が掛かりますね。目安では九合五勺から山頂まで30分となっていましたが、これまでの感覚からするともっと掛かる感じですね。
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山頂が見えてきました。しかし、見えていてもなかなか遠くて時間が掛かりますね。目安では九合五勺から山頂まで30分となっていましたが、これまでの感覚からするともっと掛かる感じですね。
しばらく火山灰質で歩きやすかったですが、すぐに溶岩地帯になって勾配が一層厳しくなります。時折ロープをつかんで登ることも多くなりましたが、風がとにかく強くて体が動かされるので、それを防ぐためにロープにつかまる感じでした。
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しばらく火山灰質で歩きやすかったですが、すぐに溶岩地帯になって勾配が一層厳しくなります。時折ロープをつかんで登ることも多くなりましたが、風がとにかく強くて体が動かされるので、それを防ぐためにロープにつかまる感じでした。
下にもあったツララが、溶岩の風下ではちょくちょく見られます。一部氷が2〜3mの幅で残ったところもありましたが、日差しを浴びても気温が低くて解けることはないようですね。
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下にもあったツララが、溶岩の風下ではちょくちょく見られます。一部氷が2〜3mの幅で残ったところもありましたが、日差しを浴びても気温が低くて解けることはないようですね。
そして、山頂手前の鳥居が目前に見えてきました。苦しいながらも何とかやってきましたが、あとほんの一歩です!
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そして、山頂手前の鳥居が目前に見えてきました。苦しいながらも何とかやってきましたが、あとほんの一歩です!
表富士の山頂には浅間大社があります。ここに到着する頃には、往路で先に進んでもらった皆さんが戻ってくるところでしたが、この時点で12時半ですから、出発から5時間45分ほど掛かっています。
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表富士の山頂には浅間大社があります。ここに到着する頃には、往路で先に進んでもらった皆さんが戻ってくるところでしたが、この時点で12時半ですから、出発から5時間45分ほど掛かっています。
山頂の風圧は一層厳しくて、台風時に外で体を斜めに前倒しして風に抗して立っているような感覚でした。当初お鉢廻りをしたいと思っていましたが、とてもこの風では無理だと思って、剣ヶ峰までの往復だけにしておくことにしました。
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山頂の風圧は一層厳しくて、台風時に外で体を斜めに前倒しして風に抗して立っているような感覚でした。当初お鉢廻りをしたいと思っていましたが、とてもこの風では無理だと思って、剣ヶ峰までの往復だけにしておくことにしました。
剣ヶ峰までは片道20分となっていますが、前からのとにかくモーレツな風が吹いてくるので、大変ゆっくり小股で歩かないと自分がクレーターに飛ばされそうな勢いで、とてもすいすいとは歩けません。
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剣ヶ峰までは片道20分となっていますが、前からのとにかくモーレツな風が吹いてくるので、大変ゆっくり小股で歩かないと自分がクレーターに飛ばされそうな勢いで、とてもすいすいとは歩けません。
雪が残って氷結したところもあって慎重に進みますが、前から吹いてくる風が砂をバチバチ飛ばしてくるので、後ろを向いて撮っています。
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雪が残って氷結したところもあって慎重に進みますが、前から吹いてくる風が砂をバチバチ飛ばしてくるので、後ろを向いて撮っています。
こうして見ると、剣ヶ峰は結構勾配の厳しい登りがありますね。顔を上げていると目に砂が入ってくるので、顔を下げながら歩かざるを得ません。
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こうして見ると、剣ヶ峰は結構勾配の厳しい登りがありますね。顔を上げていると目に砂が入ってくるので、顔を下げながら歩かざるを得ません。
最後の登りは火山灰の滑りやすいキツい勾配で、顔に当たる風がとにかく冷たくて、痛い感じでした。片手で顔を覆いながら歩いていましたが、手のかじかみもかなりきています。いつもは冬でも指先の開いた手袋を使っていましたが、ここでは厚手ではないけれど、ゴムコーティングされた作業用手袋と、指先の開いた手袋を重ねていましたが、指先のかじかみは2日経った今でも残っています。画像は前を向いていられないので、下に向けて撮っていますが、勾配のキツさが分かりますね。
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最後の登りは火山灰の滑りやすいキツい勾配で、顔に当たる風がとにかく冷たくて、痛い感じでした。片手で顔を覆いながら歩いていましたが、手のかじかみもかなりきています。いつもは冬でも指先の開いた手袋を使っていましたが、ここでは厚手ではないけれど、ゴムコーティングされた作業用手袋と、指先の開いた手袋を重ねていましたが、指先のかじかみは2日経った今でも残っています。画像は前を向いていられないので、下に向けて撮っていますが、勾配のキツさが分かりますね。
本当に苦労して一歩小股に進んでは立ち止まりつつ進んで、やっと剣ヶ峰の建物の下に到着。あとは階段を登れば日本での最高地点に到達できます。
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本当に苦労して一歩小股に進んでは立ち止まりつつ進んで、やっと剣ヶ峰の建物の下に到着。あとは階段を登れば日本での最高地点に到達できます。
そして、三角点に到達! 午後1時丁度になりました。さすがにここからの眺めは最高ですね。これこそ大パノラマでした。ただし、フィルムカメラで写真を撮ろうとしたら、冷たい風にずっとさらされていたせいか、突然動かなくなってしまいました。これまで15枚くらいしか撮っておらず、これからと言う時に不具合が出てしまってガッカリでした。ちなみに症状は分かってますので、帰宅後一発で直りました。
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そして、三角点に到達! 午後1時丁度になりました。さすがにここからの眺めは最高ですね。これこそ大パノラマでした。ただし、フィルムカメラで写真を撮ろうとしたら、冷たい風にずっとさらされていたせいか、突然動かなくなってしまいました。これまで15枚くらいしか撮っておらず、これからと言う時に不具合が出てしまってガッカリでした。ちなみに症状は分かってますので、帰宅後一発で直りました。
もちろん山頂での記念写真も撮っておかないといけません。モーレツな風も建物のおかげで大分遮られていたので、向かいの壁にカメラを置いても飛ばされずに済みました。
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もちろん山頂での記念写真も撮っておかないといけません。モーレツな風も建物のおかげで大分遮られていたので、向かいの壁にカメラを置いても飛ばされずに済みました。
クレーターの北側の様子。本当なら1時間掛けてお鉢廻りをしたかったのですが、この日の風では危険なので断念しました。
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クレーターの北側の様子。本当なら1時間掛けてお鉢廻りをしたかったのですが、この日の風では危険なので断念しました。
山頂はさすがに寒いので、記念写真を撮ったら草々に浅間大社の方に戻って遅い昼食を取ることにします。
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山頂はさすがに寒いので、記念写真を撮ったら草々に浅間大社の方に戻って遅い昼食を取ることにします。
危険な急な下りを終えて平坦なところに戻りましたが、砂がバチバチと当たってきているのはずっと同じです。
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危険な急な下りを終えて平坦なところに戻りましたが、砂がバチバチと当たってきているのはずっと同じです。
氷結区間もまた滑らないようにゆっくり小股で進みますが、ストックのストラップだけ持ってぶら下げると、風の勢いで画像のように横に向いてしまいます。
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氷結区間もまた滑らないようにゆっくり小股で進みますが、ストックのストラップだけ持ってぶら下げると、風の勢いで画像のように横に向いてしまいます。
閉鎖されている浅間大社の片隅で風を避けながら、ここで「出前山頂」タイム。これこそ究極の「出前山頂」ですが、富士山山頂での沸点は88℃なので、どうかなとは思ったものの、何とかしっかり調理できました。ただ、冷めるのも早かったです(^∇^)v
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閉鎖されている浅間大社の片隅で風を避けながら、ここで「出前山頂」タイム。これこそ究極の「出前山頂」ですが、富士山山頂での沸点は88℃なので、どうかなとは思ったものの、何とかしっかり調理できました。ただ、冷めるのも早かったです(^∇^)v
昼食時に単独のハイカーさんと談笑して下山を開始したのが午後2時15分頃。下山は3時間ほどだとのことですから、何とか明るいうちに戻れそうです。
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昼食時に単独のハイカーさんと談笑して下山を開始したのが午後2時15分頃。下山は3時間ほどだとのことですから、何とか明るいうちに戻れそうです。
溶岩地帯は下りですと歩きづらいので、なかなかスピードが上がりません。ストックを持つ手もしっかり体を支えるために力が入ります。
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溶岩地帯は下りですと歩きづらいので、なかなかスピードが上がりません。ストックを持つ手もしっかり体を支えるために力が入ります。
上から見るとあの緑の見えるところまで下らないといけないので、かなり距離があるなと、つくづく思いました。
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上から見るとあの緑の見えるところまで下らないといけないので、かなり距離があるなと、つくづく思いました。
お賽銭の柱に戻ってきましたが、まだ九合目。先は長いです。
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お賽銭の柱に戻ってきましたが、まだ九合目。先は長いです。
八合目からの下りは階段区間が少し続きますが、同じ急勾配でも溶岩のところよりはるかに楽ですね。
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八合目からの下りは階段区間が少し続きますが、同じ急勾配でも溶岩のところよりはるかに楽ですね。
時間も段々経っていって日影が多くなってきました。どんどん西からの風で流れ込んできた雲が近付いてくる様子が分かります。
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時間も段々経っていって日影が多くなってきました。どんどん西からの風で流れ込んできた雲が近付いてくる様子が分かります。
このゴロタ石の下りも面倒で、なるべく早く歩きたいのですが、この石が邪魔でスピードアップしません。もうこのように暗くなってきたのに、この辺で登ってくるハイカーさんとすれ違いました。夜のうちに戻るのかな?
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このゴロタ石の下りも面倒で、なるべく早く歩きたいのですが、この石が邪魔でスピードアップしません。もうこのように暗くなってきたのに、この辺で登ってくるハイカーさんとすれ違いました。夜のうちに戻るのかな?
左を見ると赤富士ならぬ赤宝永。夕日がとてもきれいに見えます。
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左を見ると赤富士ならぬ赤宝永。夕日がとてもきれいに見えます。
そして草が生えているところまで下ってきました。もう六合目は目の前です。
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そして草が生えているところまで下ってきました。もう六合目は目の前です。
西に目をやると、雲の上から南アルプスの山々が頭を出していますが、きれいですね。
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西に目をやると、雲の上から南アルプスの山々が頭を出していますが、きれいですね。
振り返って見ると、今下ってきた富士山の荒涼とした山肌が夕日に照らされて赤っぽくなって見えます。
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振り返って見ると、今下ってきた富士山の荒涼とした山肌が夕日に照らされて赤っぽくなって見えます。
正面を見ると、雲だらけながら、真ん中にこっちにも富士山みたいなやつがありました。何でも富士山みたいに見えちゃいます(笑。
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正面を見ると、雲だらけながら、真ん中にこっちにも富士山みたいなやつがありました。何でも富士山みたいに見えちゃいます(笑。
そして駐車場に戻ったのが午後5時15分ですから、きっちり3時間で下れました。酸欠になりやすい自分でも、何とか富士山に登れましたが、やはり気楽に登れるような山ではないですね。それでも、人生初の富士登頂を達成することができて、大変面白い一日になりました!
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そして駐車場に戻ったのが午後5時15分ですから、きっちり3時間で下れました。酸欠になりやすい自分でも、何とか富士山に登れましたが、やはり気楽に登れるような山ではないですね。それでも、人生初の富士登頂を達成することができて、大変面白い一日になりました!
トプさん、こんばんは!
11月に富士山とは恐れ入りましたm(_ _)m
かなり寒かったでしょ?
私は5月始と9月末に行きましたが、かなり寒かったですね(^^;
お見事なのは夕陽もですが、富士山での出前山頂ですね〜(^^)
おいしさも一際ですね!
久しぶりにコッフェル持って登ろうかな
oobantouさん、有り難うございます!
11月と言っても1日ですし、何より雪がないことが分かっていたので、歩くこと自体は問題ない感じです。
ただ、何しろ風の勢いがもの凄くて、しかも冷たいために、1日体をさらしていたら鼻風邪を引いてしまいました。
ばばっちい話ですが、鼻水が流れ出てくるのを手袋で拭いていると、こすれて鼻の下が腫れて痛くなったところに冷たい風が容赦なく吹きすさびますんで、今もまだ腫れたようになっています。
指先もジンジンした感触がまだ残っていますように、さすがに丹沢の真冬よりも冷たいことが身をもって分かりました。
「出前山頂」はやはりどこで食べても美味しいですが、この日は日本最高地点だと思うとなおさらでした(^∇^)v
もう富士山は当分なしですが、多少なりとも丹沢のバリルートで鍛えたので、勾配の厳しさ等は問題なしでした。
ただ、酸欠さえなければ、もっともっと楽に歩けたのでしょうね。
その点、まだまだ修行が足りませんね。
トプさん、おはようございます。
富士山、初登頂おめでとうございます!
自分も山開きシーズンは混むので、いつもずらして登っています。
今年はまだ登っていませんけど(^^;
富士山の風は半端ないですよね、
以前、御殿場ルートで砂嵐に襲われた時は大変でした(^^;
それにしても日本一の「出前山頂」最高でしたね(#^^#)
ちなみに、下山は、山小屋関係者がいない時期はブル道を使うと良いですよ、
ほとんどフラットな下り坂なので膝に負担がかからず、早く下山する事ができます。
ただ、ルートを外れると大変ですので慣れてからのほうがいいですよ(*^_^*)
youさん、有り難うございます!
初めて登った感想は、やっぱり酸欠が自分にはネックだとつくづく思いました。
でも、一応の対策をしていたので、何とかなって良かったです(^∇^)v
youさんの足なら、かなり登りが長くなる御殿場口でも余裕でしょう!
是非、来年にでも精進口登山道+吉田口登山道で一合目からの富士登頂にチャレンジしてみて下さい。
自分にはとても無理ですが、剛脚のyouさんのレポートを読んで、まるで自分が歩いているみたいな気分になりますから、そんなyouさんのレポートでVR(バーチャルリアリティですよ)的に楽しみたいな〜、なんて勝手に考えています(^∇^)v
ブル道はやはりフラットで歩きやすいですか!
実はあれを横目に見て、向こうから帰ろうかなと思いましたが、何しろ初めてなので控えときました。
あとは御殿場口の方へ下って途中からブル道で富士宮口方面に戻って一周するような作戦も考えましたが、とにかく強風で、絶えず耳元で「ゴォ〜〜〜ッ」と鳴っている状態でしたから、積極的な気分になりませんでした(笑。
初登頂おめでとうございます。
指先に関しては多分しもやけでしょう。
自分は一度富士山で凍傷になり約半年指に痛みを感じていました。
パソコンのキーボードが痛い感覚でした。11月以降の富士山は南極でも耐えられるグローブがおすすめです。私は風が強いので富士山断念して11/3赤岳山頂からから最高の富士山を眺めていました。
goro4さん、初めまして。
何とか目標を達成できて、充実の一日になりました。
指先は寒さからのかじかみだと思っていたら、3日目の今日もまだ感覚がおかしいので、色々調べたら、これまた高山病の症状の一つで、血行が悪くなって酸素が充分送られなかったことからくる神経系の一部損傷みたいです。
ほとんど痛くもなんともなく、ただ「ジーン」とした感覚が残るだけで、指先の感触もありますから、しばらくすると自然と治るものらしいです。
右手はもうほぼ治りましたが、左はまだちょっと残ってます。
もちろん寒さからも血行が悪くなった原因になります。
雪がなくてももう真冬装備でないと富士山は厳しいですね。
初富士山登頂おめでとうございます
雲が少なく見晴らしがいいのはこの時期ならではですね!
須走は半分くらい樹林帯を歩く変化ある楽しい道ですし、
御殿場は他では味わえない雄大な景観ですよ
緩い風予報狙ってまた歩いてみて下さい
kanenokiさん、コメント有り難うございます!
頂上でお話した須走から登られてきた方でしたか。
あちらのルートからですと、山頂に到着しても剣ヶ峰まではそこそこ時間が掛かる中、あの強風ですから大変でしたでしょう。
富士山の登山道は色々あって、大昔バイクで走れた頃は、滝沢林道で五合目まで行って、精進口登山道で下るとか、鳴沢林道で五合目まで進むとか、色々走ったことがありますが、こうして自分の足で五合目から上に登ることになろうとは、若かりし頃には全く考えていませんでした。
須走も御殿場口も、一度歩いてみたいルートですが、酸欠になりやすい自分にはなかなか気軽に行けないのがツラいところです(^∇^)v
来年の9月10日以降にまたチャレンジしたいなと思います。
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