常楽院平-梓久保林道-岩屋林道-岩小屋(Vルート/奥秩父)『2011年11月3日』
hachi
Yamaotoko7
- GPS
- 10:55
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 806m
- 下り
- 806m
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�…耕邯�南佐久郡川上村大字秋山字宮沢
【●今回のコース●】
<※行き※>
『常楽院平(町田市市民休暇村(町田の小屋)/標高1300m/6:20/登山開始)-
第一造林小屋(7:20)-梓久保林道ゲート(7:43)-第二造林小屋(8:25)-
第三造林小屋(8:39)-手前の岩小屋(11:07)-岩小屋(標高2180m/11:49/44分休憩)』
<※帰り※>
『岩小屋(12:34)-第三造林小屋(15:22)-第二造林小屋(15:37)-
第一造林小屋(16:37)-常楽院平(町田の小屋/標高1300m/17:15/登山終了)』
| 天候 | 晴れ時々曇・1時間ほど少量の小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
【★バス利用はこちらへ★】 川上村営バス(JR小海線信濃川上駅〜梓山or川端下) http://www.vill.kawakami.nagano.jp/kanko/04_access.html 【★バス利用者は日帰が困難なので付近の小屋情報★】 町田市自然休暇村(通称:町田の小屋)(常楽院平) http://www.machidakyukamura.jp/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【●登山道状況(全区間Vルート(線無し))●】 �‐鏗擶（拭疎莪貘の咯�屋:林道歩きで道迷い危険箇所は無し ��第一造林小屋〜第二造林小屋:崩壊橋を巻く、沢の渡渉 �Ｂ萋鸞の咯�屋〜第三造林小屋:半壊橋を渡る、道迷い注意 �ぢ荵安の咯�屋〜手前の岩小屋:道型完全不明瞭、沢筋の危険な道、激ヤブ 道、枝沢多し、道迷い頻繁、倒木多し �ゼ蠢阿隆箴�屋〜岩小屋:道型完全不明瞭、沢筋の危険な道、激ヤブ道、 枝沢多し、道迷い頻繁、倒木多し、熊の痕跡 【★下山後の湯★】 ヘルシーパークかわかみ http://www.vill.kawakami.nagano.jp/shisetu/01_healthypark.html |
写真
今まではこの岩小屋が本物の岩小屋と信じられてきたようですが、昔のガイドブックの写真とは違うとhachi隊長が言っておりましたので、周辺に似たような岩小屋が無いかを探索。
hachi隊長が右側の沢には人があまり入らないので、右側の沢に本命の岩小屋が眠っているのではないかと判断されたので、右側の沢の上流を目指す
【★hachi隊長が本命の岩小屋を発見(標高2180m/11:49)★】発見日時:2011(平成23)年11月3日・午前11時49分
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手前の岩小屋とは規模が違って大きくて、昔のガイドブックには20名ほど入れると書いてある。ちなみに今まで岩小屋と思われてきた手前の岩小屋は小さいので4名ほどしか入れません。
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感想
【★感想と解説★】
今回はヤマレコの知人のhachi氏が長年において調査研究をしていた奥秩父の岩屋林道(廃道/激ヤブ道)の岩屋を探しに行く山行としてhachi氏の助手として同行登山をさせてもらいました。
まず初めにVルートの取付地点である常楽院平(町田市自然休暇村/通称:町田の小屋)から梓川沿いの準崩壊林道を国師ヶ岳の稜線を目指しながら進みます。しばらくすると第一造林小屋の工事用プレハブが見えてきます。ここからは第二造林小屋へ向かうために崩壊橋を巻いて沢を渡渉します。第二造林小屋はブリキ造りで、小屋の中は三つの造林小屋の中でも比較的綺麗なので緊急時のビバークは出来ます。第二造林小屋から第三造林小屋までは20分ほどで着きますが、第三造林小屋は鉄砲水で半壊しておりますので緊急時のビバークには適しておりません。第三造林小屋から手前の岩小屋までの道は道ではなく、不明瞭なケモノ道のような道なき道を延々と歩きます。沢の渡渉が数回と、緩いヤブ崖を巻いたり、道迷いを数回したりして手前の岩小屋にたどり着きますが、仮に私一人での単独登山ならば完全に道迷いをしていたと思います。
そして手前の岩小屋は3人くらいしか入れない小さなものでした。本来は手前の岩小屋が本当の岩小屋であると最近まで信じられていたようですが、今回ハッチー先輩が発見された岩小屋は手前の岩小屋から数百メートルほど右側の枝沢を登った場所にありました。この岩小屋は昔の山岳ガイドブックや古地図などにも載っている荘厳なもので非常に感動しました。この岩小屋で45分ほど休憩をして、もと来た沢筋のヤブ道を引き返して下りは4時間35分ほどで登山口の常楽院平へ戻りました。今回の総括は奥秩父研究家のhachi氏の岩小屋探索山行に助手として同行させていただけた事と、今までで一番にパンチが効いた激ヤブ系ショボ山のVルートを歩けた事と岩小屋を発見できたことに感無量です。
梓川岩小屋(岩屋)の昔のガイドブックのコピー(hachi氏・提供)
http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/upimg/pt/257230e96921226cbc57547dbadbb714.JPG
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