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記録ID: 146808
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ハイキング
甲斐駒・北岳

一味違う千頭星山、椹池→南甘利山→大笹池経由のマイナーコース

2011年11月04日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:42
距離
14.5km
登り
1,274m
下り
1,262m

コースタイム

椹池白鳳荘P 8:30 → 南甘利山 9:42 → 10:03 大笹池 10:08 → 甘利山・奥甘利山の鞍部 10:30 → 10:45 奥甘利山 10:50 → 11:10 休憩 11:17 → 千頭星山 11:45 → 11:53 ビューポイント 12:15 → 千頭星山 12:23 → 奥甘利山 12:58 → 甘利山 13:16 → 13:27 甘利山駐車場 13:32 → 椹池白鳳荘P 14:10
天候 晴れのち時々曇り、ほぼ無風。
奥甘利山までの登りはいい加減暑かった!
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甘利山の駐車場に向かう県道(甘利山公園線)の途中、椹池の白鳳荘方面左に入る、白鳳荘前の駐車場に車を止められる。
※ 椹池すぐ手前にきれいなトイレありです、そこを使ってから車を白鳳荘前に入れるといいです。
コース状況/
危険箇所等
椹池 → 南甘利山: マイナーコースらしい道、テープなどによく注意しながら歩かないと迷ってしまいそうなところもあります。道標が一部紛らわしい(意味不明!)
歩きにくい道ではない、危険個所もない。

南甘利山 → 大笹池: 道があまりはっきりしないところもありますがテープが割と豊富、ロープもあったりします。かなりの急坂を標高差150メートルくらい下ります。

大笹池 → 奥甘利山・甘利山の鞍部: 道ははっきりしていて歩きやすいですが、2/3はびっくりするぐらいの急坂。ジグザグなしでまっすぐ上がります。ロープありです。

奥甘利山・甘利山の鞍部 → 千頭星山: 歩きやすいハイキングコース。ただしビューポイントへの道は足場が悪いです。

千頭星山 → 甘利山駐車場: 歩きやすいハイキングコース。

甘利山駐車場 → 椹池: 登山道を歩いたり、県道(甘利山公園線)を歩いたりする道。登山道上の道標が分かりにくい。また、道はだいたいはっきりしていますが明らかに歩く人がほとんどいません。

トイレ:椹池の入口(アクセスのところ参照)、甘利山駐車場。

水場:椹池にはお水を見つけませんでした。大笹池で水が湧いてくる場所から水をペットボトル1本分採って飲みました。他には甘利山の駐車場にあります(ただし、そろそろ凍結して止められるはず)。

白鳳荘からスタートです。 いつも休業していたのです が、今年は営業を再開して いるようです。 ジュース、うどんなども販 売しています。
白鳳荘からスタートです。 いつも休業していたのです が、今年は営業を再開して いるようです。 ジュース、うどんなども販 売しています。
早速、ワケの分からない道 標。 塩沢川?作業施設?ん?

下に置いてある小さな看板 がなければ、どこへ行けば いいのかわかりません。
早速、ワケの分からない道 標。 塩沢川?作業施設?ん?

下に置いてある小さな看板 がなければ、どこへ行けば いいのかわかりません。
まあ、道はいい感じです!
まあ、道はいい感じです!
が、分かりにくい。 ここでは右へ曲がります。
が、分かりにくい。 ここでは右へ曲がります。
笹が出てきました。 南甘利山、後ひと頑張り。
笹が出てきました。 南甘利山、後ひと頑張り。
南甘利山の山頂。何もあり ません・・・
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南甘利山の山頂。何もあり ません・・・
木の間から、甘利山です。
木の間から、甘利山です。
ここから、道が割と不明瞭 ですがテープを追えば大丈 夫。 どんどん高度を下げます。
ここから、道が割と不明瞭 ですがテープを追えば大丈 夫。 どんどん高度を下げます。
また分岐に来ました。 右は「空池」。すぐ近くみ たいなので、行ってみる と・・・名前の通り、空っ ぽの池でした。
また分岐に来ました。 右は「空池」。すぐ近くみ たいなので、行ってみる と・・・名前の通り、空っ ぽの池でした。
千頭星山、「高くそびえ る」ように見えるのが新鮮 です。 (これからそこへ登ると思 うとちょっと気が遠くなり ますが)
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千頭星山、「高くそびえ る」ように見えるのが新鮮 です。 (これからそこへ登ると思 うとちょっと気が遠くなり ますが)
大笹池。 雰囲気はとても「山奥」な 感じ。 獣の足跡もたくさん。
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大笹池。 雰囲気はとても「山奥」な 感じ。 獣の足跡もたくさん。
水が完璧に透き通ってい る。 また、しばらく見ている と、あっちこっち、ぶくぶくぷくぷくと水が湧き上が ってくる。 不思議!
水が完璧に透き通ってい る。 また、しばらく見ている と、あっちこっち、ぶくぶくぷくぷくと水が湧き上が ってくる。 不思議!
奥甘利山への登り返しは、 急坂だ、という噂は聞いて いましたが、まったくその 通り。ふー・・・
奥甘利山への登り返しは、 急坂だ、という噂は聞いて いましたが、まったくその 通り。ふー・・・
奥甘利山を見上げます。 風がなくて日差しが強く て、とにかく暑いです。
奥甘利山を見上げます。 風がなくて日差しが強く て、とにかく暑いです。
これから向かう千頭星山。 だいぶ低く見えてきまし た。
これから向かう千頭星山。 だいぶ低く見えてきまし た。
鞍部に着きました。 そんなに長くなかったな。 でも、暑い・・・早く木陰 に潜りたい!
鞍部に着きました。 そんなに長くなかったな。 でも、暑い・・・早く木陰 に潜りたい!
奥甘利山を越えると八ヶ岳 がきれいに見えます。
奥甘利山を越えると八ヶ岳 がきれいに見えます。
いつもの歩きなれている道 ですが、今日は別のルート で来ているのできつく感じ ます。
いつもの歩きなれている道 ですが、今日は別のルート で来ているのできつく感じ ます。
千頭星山の笹原、やっと着 きました!
千頭星山の笹原、やっと着 きました!
富士山の定番写真・・・
富士山の定番写真・・・
そして薬師岳の定番写真。
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そして薬師岳の定番写真。
ビューポイントでしばしボ ーっと休憩。 相変わらずいい眺め!
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ビューポイントでしばしボ ーっと休憩。 相変わらずいい眺め!
辻山、来年また登ります よ!
辻山、来年また登ります よ!
地蔵岳も見えます。
地蔵岳も見えます。
この谷の手前の底に、大笹池があるはずです。
この谷の手前の底に、大笹池があるはずです。
甘利山に来ました。
甘利山に来ました。
木道から千頭星山を見ま す。
木道から千頭星山を見ま す。
甘利山の駐車場の横にある つつじ苑。 今日は閉まっていました。 周りのネットは、冬のため の鹿対策です。
甘利山の駐車場の横にある つつじ苑。 今日は閉まっていました。 周りのネットは、冬のため の鹿対策です。
さて、椹池へ降ります。 駐車場の脇から登山道に入 ります。
さて、椹池へ降ります。 駐車場の脇から登山道に入 ります。
道がまあまあ、かな。 しっかりしていますが、歩 かれていません。
道がまあまあ、かな。 しっかりしていますが、歩 かれていません。
いったん県道に出て、また ここで登山道です。
いったん県道に出て、また ここで登山道です。
この道標。「甘利山神社」 への分岐ですが、実はここ に入るべきでした。「甘利 山神社」が「椹池方面」を 意味するのを知らなくて (というか、地図などにも ありません!!)・・・
この道標。「甘利山神社」 への分岐ですが、実はここ に入るべきでした。「甘利 山神社」が「椹池方面」を 意味するのを知らなくて (というか、地図などにも ありません!!)・・・
まっすぐ行って、県道に下 りてしまいました。 かなり余計な歩きでした。 ここから椹池へ、最後の登 山道の部分です。
まっすぐ行って、県道に下 りてしまいました。 かなり余計な歩きでした。 ここから椹池へ、最後の登 山道の部分です。
階段が整備されていますが 完全に小枝と葉っぱに埋ま っています。 よく見ないと道が分かりま せん。
階段が整備されていますが 完全に小枝と葉っぱに埋ま っています。 よく見ないと道が分かりま せん。
でも紅葉がきれい! 椹池のすぐ近くです。
でも紅葉がきれい! 椹池のすぐ近くです。

感想

椹池から南甘利山・大笹池を経由して千頭星山に登るコースはだいぶ前から気になっていました。
5、6年前、一度今日と同じところから歩きだしては、変な標識に混乱して引き返して、結局車で甘利山の駐車場まで行ったこともあります。

今回は、いろいろ情報を収集してから再挑戦でした。

道はいかにもマイナールート、静かで、獣道もたくさん。
クマよけの鈴がなければかなり心細かったと思います!

いつもと違う角度から甘利山なども見えるのかなと期待もしていましたが、残念ながら南甘利山には木が邪魔して眺めなど何もありませんでした。

それでも良かった、印象深かったのは大笹池でした。何とも言えない雰囲気、水を飲みにくるたくさんの獣の足跡。人間としては侵入者のような気持ちになる場所でした。

そこから見上げる千頭星山の姿、森の雰囲気も、言葉で表せない「何か」特別なものを持っているという気がしました。

今度は、大笹池経由で登って、帰りには甘利山山頂から大笹池を経由しないで直接南甘利山に下りる道を試してみよう。





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コメント

いろんなルートがありますね
こんにちは
甘利山、登山し始めに登りましたが
こんな、山奥風のルートがあったんですね。

なかなか侮れませんね。。。
2011/11/4 21:05
順調ですね
C-chan さま

お気に入りの千頭星山
お天気で紅葉も

体調も順調なようで何よりジャマイカ
Y-chanも北岳で、、、

何れも裏山感覚で羨ましいいっす

これからもっと寒くなっても歩くの継続ですね

芋も鍛えて来年に備えます、、、 ですが、、
2011/11/4 22:21
秘密の小道ですね。
こんな感じの道、好きですね〜。 C-chanさんの好きな甘利山と先頭星山の魅力がアップしましたね  身体も段々戻ってきている様で良かったです。

雪の時期も素敵そうに見えるんですけど、椹池までなら車は入れるのかな?それともやっぱり冬季は通行止め?

まあなんとなれば、通行止めの所から歩けば良いのだけど、地元に住んでいないとちょっとやる気がしないかも。。。
2011/11/4 23:32
甘利山だけでも
madahaさん、おはようございます!

甘利山はすぐ近くまで車で入れるのでその下にある道はほとんど歩かれていません。というか、知られていない、とも思いますね・・・

いつもの甘利山→千頭星山のルートよりは面白さも歩きごたえもかなり増えます

時間がなければ、千頭星山までいかないで、甘利山から南甘利山へ直行する道から椹池へ戻っても面白いかもしれません(甘利山山頂に標識あり)。
2011/11/5 6:34
芋さんも来年楽しみですね!
芋先生、おはようございます、

おかげさまで昨日は今までずっと残っていた痛みもなく急坂で足に力を入れて歩けました
久しぶりにたたかったのは暑さでした

これから寒くなりますが、今度の冬は蛾ヶ岳を毎週歩いてでも来年に向けてトレーニングするつもりです。

芋さんも鍛えて来年バリバリ歩きましょうね
2011/11/5 6:39
「小道」という表現がぴったりです
Futaroさん、おはようございます、

昨日歩いた道、本当にマイナーな感じがしますが、心に響くいい道でした。

冬の間(例年ですと12月10日〜GW前まで)、甘利山公園線は閉鎖されますから椹池へも車で行けません。
ゲートは標高500メートルくらいですから椹池まで標高差700メートルの道路歩きになるのかな(登山道はないと思います)。

私は来年の5月、このコースを再訪しようと思っています
2011/11/5 6:46
塩沢川沿いに登れるかも
塩沢川河川公園に車を止めるか、もっと林道の終点まで行って車を止め、塩沢川沿いに登って椹池に至る道が有りそうです。

でも2万5000分の1の地形図でも、大笹池は載っていないですね。結構林道が入り組んでいて迷いそうですが、それなりに何とかなりそうです。冬の晴れた日にぽけぽけ歩くのは良いかもしれません
2011/11/5 11:32
マイナールート
C-chanさん

千頭星山お疲れ様でした。

なんだか季節外れの暖かさが続いてますね。

>人間としては侵入者のような気持ちになる場所でした
静か過ぎるルートですね。
この辺り動物の宝庫ですもんね。
熊スズ必需で晴れた日でないと心細くなりますね
2011/11/5 17:44
その手もありましたね
Futaroさん、こんばんは、

おおお、地図を確認したら、確かに塩川沢から入れそうですね。

芦安へ向かう道の途中に信号があって、そこから南甘利山方面への看板みたいのもあったという気がします・・・

そういえば、芦安から千頭星山に登る長い道も以前にはあったらしいのですが今は荒廃しているとか。
山頂へどこから上がるのかも分かりません
2011/11/5 21:26
甘利山、千頭星山
C-chanさん、はじめまして。cirrusと申します。

11月3日に、C-chanさんのホームグラウンドにお邪魔していました。
甘利山も千頭星山も初めて行ったのですが、笹原や周りの景観が素晴らしく、最高の気分を味わえました。
3日は、天気が今一でしたが、天気が良いと更に素敵な景色を堪能できるのですね!

椹池近辺の紅葉は、車から見ても、とてもキレイでした。
静かで、自然をそのまま味わえるルート、とてもうらやましいです。
また、お邪魔します!
2011/11/5 21:27
本当に奥深いところです
kankotoさん、こんばんは、

昨日の暑さ、本当に参りました・・・飲み物も予想以上に早く減って、大笹池で補充できなかったら途中から引き返さざるを得なかったかもしれません。

千頭星山の名前も、獣が多いという由来があるそうです。
お天気も霧だったら結構怖かったかもしれません・・・

でもいい雰囲気だしちょっと面白いルートなのでまた来年、新緑を楽しめる時に登ってみたいです
お花にも何か会えるのかな?
2011/11/5 21:32
うらやましいです!
cirrusさん、初めまして&こんばんは、

オオナジカと辻山のレポ、先ほどうらやましく拝見しました
去年の年末は怪我をしてしまってまだ今年はオオナジカ峠までの道で精いっぱいでした・・・

cirrusさんが迷った場所、私も2008年初めて歩いた時に、そこで下る道を指すテープを見ては、そんなに降りるのがおかしいとすごく戸惑ったのを覚えています。
辻山の登りも、カーブなのにまっすぐ行ってしまうところ結構ありますよね。

今度、日が長い時、一度鳳凰の稜線まで行ってみてください、そこから千頭星山と辻山を眺めるのも楽しいです
2011/11/5 21:43
よかったです。
鳳凰三山、千頭星山と体調はよくなっているようですね。よかったです。私の友人も毎週どこか山登りをしていたら、足の裏を故障して直るのに1年くらいかかりました。最近別の友人で毎日剣道していた元気な人が足を痛めました。なんでもやりすぎは気をつけないといけませんね。
2011/11/7 12:51
やりすぎ注意、ですね
kentzさん、こんばんは、

そうですね、まだ体力は去年と比べて半分くらいですがしますが少しずつ本来の歩きが戻ってくる気がします。

それでも今回は力を入れすぎたかもしれません、歩いているときに久しぶりに痛みがなかったので思いっきり歩きましたが、そのせいか?、一昨日の夕方から昨日まで腰が痛くて左足を上げられなくなってしまいました。
今日はだいぶ回復していますがちょっとがっかりです。

来週、また歩きたいなあ
2011/11/7 20:22
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