ブログ仲間とたっぷり降雪の富士山へ!

2011年12月04日(日) [日帰り]

天候

一日を通じて晴れでした。風も20m以上の予報でしたが無風の時間もあったりで、よい方向に外れました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東名自動車道で御殿場ICまで。途中の足柄SAで車内泊。駐車地は太郎坊トンネル脇の路肩です。駐車場は早々に一杯になったようです。
帰りは東名の通行止めで迂回。

コース状況／危険箇所等

前日までの雪・雨により、降雪は宝永山の高さくらいでした。頂上直下は氷の世界でしたが、アイゼンもしっかりと利きました。ピッケルを使う場面はありません。
直登ルートを使う必要はなく、夏道で十分歩ける程度です。

写真

12/4 6:00

日曜日の午前5時半...多くの人がまだ眠りについている頃、一部の物好きな登山者は山頂を目指し始めます。

12/4 6:12

ちょっと明るくなってきた御殿場市内。

12/4 6:13

富士山の全貌が明らかになってきました。積もったんだね...夏靴で大丈夫だろうか?

12/4 6:22

更に明るくなってきました。

12/4 6:22

富士山もくっきり見えるようになりました。写真を撮っていたらパーティから置いてけぼり...。

12/4 6:28

これ、伊豆大島です。空気が澄んでいて綺麗に見えました。

12/4 6:40

緩い砂の斜面をおしゃべりしながら登ります。そうでなきゃ御殿場は退屈だよ。

12/4 6:45

今日の日の出ー!

12/4 6:50

おお、どんどん近くなってきてるよ?でもまだ標高差2000m位あるんでね?

12/4 6:51

太陽もうちょっとだ!!明けましておめでとう(←違います)

12/4 6:51

やまちゃんも日の出の写真を撮っています。

12/4 6:52

山中湖です。天候もよく、雪も降ったし湖畔では写真を撮りに来たカメラマンが多かったことでしょう。逆に言うと富士山でUNKしちゃったら撮られる?

12/4 7:07

12/4 7:25

避難小屋と同じ高さに着きました。先行者も段々わかるようになった。

12/4 7:32

お疲れ!って程でないよね?ちょっと気温も高いのでアウターを脱ぐ人も。

12/4 7:46

雪が無いのをいいことに、どんどん高度を上げて行きます。先週は若干雪がありました。

12/4 8:38

西側の斜面に雪が見えてきた。本格的に積もるのはまだ先です。

12/4 8:41

輝く太平洋...伊豆大島が神々しい!

12/4 8:44

雪の比率が高くなったけど、まだアイゼンは必要ないです。このくらいの雪なら登山靴で十分!

12/4 8:44

冬靴が重く、ペースが上がらないみたい。

12/4 8:48

6合目に到着しました。小腹が空いたので各々食事に入ります。

12/4 9:27

宝永山と同じ高さです。あっちは風が強いので雪が積もりません。

12/4 9:27

仲良く登ります。この辺なら話しながらでも登れる元気があります。

12/4 9:33

アイゼン履きたくないので岩場を上って行きます。両脇は雪だから無理はしません。

12/4 9:48

12/4 10:05

アイゼン装着しました!これから雪山です。みんな12本歯なのに、私は6本です...。

12/4 10:10

雪にもしっかり食い込んでくれるので6本歯で十分。この先は行ける所までというのが頭の中に。

12/4 10:12

12/4 10:24

大島以外の島が見えます。三宅や式根、神津などなど。

12/4 10:24

7合目が見えてきました。

12/4 10:34

7合目到着しました。まだまだみんな元気です。

12/4 10:35

雲ひとつないいい天気です。高気圧が張り出していて風も思ったほど強くない。

12/4 10:35

12/4 10:35

東京も割りと見えます。やまちゃんは新宿のビル群が見えていたそうですが、見えませんでした。コンタクトを変えたほうが良いみたい。

12/4 10:55

農大のテントです。ひとつ壊れています。中には誰もいなかったので上へ行ったのでしょう。

12/4 10:56

12/4 11:13

この辺りの雪質はこんな感じ。厳冬期じゃないので凍っていません。

12/4 11:39

標識も凍っています。

12/4 11:42

そろそろ出発!

12/4 11:50

段々山小屋も凍ってきました。

12/4 11:50

上を見上げます。頂上はまだ先です。

12/4 11:58

12/4 11:58

アイゼンと靴の重さがかなり来ているみたいです。

12/4 12:05

12/4 12:06

沸き立つ雲と登山者?個人的にベストショット!

12/4 12:09

8合目を越えて行きます。ここからが本番です。

12/4 12:10

長田尾根石碑です。今回は夏道の大弛を使います。厳冬期は尾根を進むのがベストです。

12/4 12:11

12/4 12:11

彼、御殿場は初めてだそうです。気合入っていますね。

12/4 12:13

12/4 12:31

呼吸が辛くて歩くのも一苦労です。それでも1歩ずつ登って行きます。

12/4 12:31

まるでおはじきを踏んでいるかのような感触。

12/4 12:32

屏風岩です。これで風の音を聞き分け、風向きを判断します。

12/4 12:43

岩も凍っています。

12/4 13:07

あとちょっとで頂上だ!中間の窪みです。

12/4 13:07

12/4 13:16

御殿場口の鳥居に着いた!

12/4 13:16

おめでとう!この写真はやまちゃんにも送っておいたからね!全世界に配信だ!

12/4 13:17

ついでに私も到着!元気だよー!

12/4 13:17

ポーズをwということでこんな感じでいいですか?

12/4 13:18

冬の静岡側は初めてです。

12/4 13:19

おお、みんな真っ白だ!

12/4 13:20

お疲れ!まだまだ元気だね!

12/4 13:21

噴火口も真っ白になりました。

12/4 13:24

やっぱり富士宮の神社の方が気になりますね。勿論こんな感じに真っ白だ!

12/4 13:25

頂上直下の鳥居も凍っています。

12/4 13:28

剣が峰とコノシロ池。誰も馬の背にはいません。池も雪の下です。

12/4 13:28

ここの隙間は風が強いんですよ。

12/4 13:37

登頂を終えた人たち。

12/4 13:37

みんなブログつながりなんですよ。

12/4 13:43

記念撮影をしました。写真を撮ってくれたSさん、ありがとうね!

12/4 13:46

12/4 13:47

12/4 13:48

はーい、個人的に撮って貰ったよ!

12/4 14:11

さぁ、寒いからみんなで帰ろう!

12/4 14:15

下りでのアイゼンもしっかり利いています。

12/4 14:21

長田尾根レクチャー。ただ遊びに行っているわけではないのです。

12/4 14:27

12/4 14:27

太陽と斜面...綺麗ですね

12/4 15:06

太陽が富士宮方面に隠れてしまった!

12/4 15:07

一人怪我したけど、みんなで降ります。富士山綺麗だな。

12/4 15:09

おしゃべりしながら下山です。もう怖いところはありません。

12/4 15:52

影富士です。綺麗に見えています。

12/4 15:57

12/4 16:29

もうちょっとで駐車場。のんびり行きます。

12/4 16:41

ありがとう、富士山。暫く雪はないけどまたのぼりに来るよ!

撮影機器：

FinePix F550EXR 富士フイルム

感想

sprinter

天気予報で積雪のマークが週末にかけてあり、これは雪富士を期待できると思い、ブログ仲間で富士山登ってきました。
結果的には宝永山以上にたっぷり雪を被った富士山を満喫できました。ただ、残念なことに反対側の吉田で単独で入山した大学生が9合目から行方不明とのことです。風で飛ばされたか、滑落したかです。当日、吉田側のほうが盛況だったそうですが、雪上訓練の割合が大きいと思います。生死如何に関わらず、早く見つかることを祈ります。

太郎坊トンネル脇の駐車場は4時半くらいには埋まっていたそうで、それ以降は同じく太郎坊脇の御殿場口への分岐下に駐車することになりました。
日も明けない5時半過ぎに駐車場から樹林帯を抜け、一同山頂を目指しました。
次郎坊を見ると巻き上げられた砂が襲い掛かっていました。幸運なことに私達のパーティはその被害に遭うことも無く、中継小屋・そして6合目の山小屋までたどり着くことが出来ました。

6合より上はアイゼン必須になります。それでも6本歯で登頂出来るくらいの雪質です。同じくピッケルの必要性はあまりないです。8合より上は氷の世界で、ピッケルも必要と言われれば必要なのかな?程度で...私は夏靴にダブルストック、6本アイゼンと完全になめ切っていました。ただ、今年の富士山の雪具合は例年よりも少なく、冬の厳しさからはちょっと離れています。この装備でも余裕を持って登頂できました。

御殿場からは20数名がアタックしていましたが、結局半分ちょっとしか辿りつけていません。それだけ雪の歩きにくさや、風に影響を受けています。
でも当日の風も予想よりも弱く、上部でも無風状態になることもしばしば。

山頂では全てが一面銀世界、鳥居にもエビの尻尾が少しだけ出来ていました。
下山時では怪我人が出てペースダウン。しかし下山が遅れると雪や土質が変わり、2時遭難となるので、怪我人の荷物を分担して下山。日が落ちるくらいに太郎坊に全員たどり着けました。

この先、晴れ予報ですが、冬装備はしっかり揃えて登るのが得策ではないでしょうか?

コメント

ibuki89

すっごっ〜 雪の富士山(>_<)
こんばんは〜
雪の富士山･･･すばらしい〜
富士山は一度は登る山・あとは見る山･･･と聞き、何年か前に登って素晴らしい朝日も拝みました
廻りの人にも･･一度は登る山と言ってきましたが･･･いつかは雪の富士山に、一度は挑戦してみたいなぁ･･･と思う山行記録でした
素晴らしい山行記録・写真 ありがとうございました

sprinter

ありがとうございます
ibuki89さん、こんばんは。
私も多くの拍手を戴いて感激です。冬富士は危険を伴いますが、それ故得られるものもあると思います。
春先でしたら風も弱まり、氷から雪へ変わって歩きやすくなりますのでオススメです。