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記録ID: 1634218
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

イヤガ谷東尾根〜君影ロックガーデン〜妙号岩〜烏原〜石井ダム〜鈴蘭台

2018年10月30日(火) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
1:11
合計
5:46
8:39
27
神鉄「鈴蘭台」駅
9:06
9:08
1
イヤガ谷東尾根 登山口
9:09
9:10
0
君影ロックガーデン 分岐
9:10
9:11
9
四等三角点(366.8m)
9:20
9:30
16
君影ロックガーデン
9:46
9:50
33
鉄塔下の転換点
10:23
10:26
10
どんぐり広場
10:36
10:38
2
烏原(からすはら)大橋北詰
10:40
10:42
3
妙号岩 取り付き(上り)
10:45
10:51
22
妙号岩・北峰
11:13
11:20
19
妙号岩・中峰
11:39
11:45
13
妙号岩・南峰
11:58
12:06
14
イヤガ谷東尾根 合流
12:20
12:21
14
神戸港展望場所
12:35
12:36
11
鵯越方面 下り分岐(南側)
12:47
12:48
22
六甲全山縦走路・烏原跳水地分岐 合流
13:10
13:11
13
石井ダム方面 分岐
13:24
13:35
0
石井ダム(ダム上広場)
13:35
13:35
2
角木(つぬぎ)橋
13:37
13:37
5
石井一里橋
13:42
13:42
1
妙号橋
13:43
13:43
16
烏原大橋南詰
13:59
13:59
7
菊水管理道 入口
14:06
14:10
15
菊水山周遊路(鈴蘭台ルート)上り口
14:25
神鉄「鈴蘭台」駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)神戸電鉄「鈴蘭台」駅から徒歩でイヤガ谷東尾根の登山口へ
(帰り)石井ダム「烏原橋」から徒歩で神戸電鉄「鈴蘭台」駅へ
コース状況/
危険箇所等
【「イヤガ谷東尾根」全般について】
良く整備された非常に歩きやすい散策道で、荒れた箇所もほぼないので危険はまったくない印象。全体的に陽射しが入って明るく、道幅も広いので安心して歩ける。南北にまっすぐ伸びている道なので、迷うこともないと思う。

【「イヤガ谷東尾根」〜「君影ロックガーデン」について】
東尾根同様に非常に歩きやすい明瞭な道。君影ロックガーデンは超巨大な一枚岩の岩塊だが、周囲は切り立っているので岩上の端っこでは油断しないように。

【「君影ロックガーデン」〜「烏原大橋」への下りについて】
岩塊上からは一見どこからも下れそうに思えないが、北の端っこ(=鈴蘭台の街並みが見渡せる方向)に大きな松の木があり、その根元から下っていくルートがある。ザレて滑りやすい急斜面をこなすと尾根道に乗れるが、三か所ほど倒木が行く手を遮っている。気にせずにまたいで越えていくほかはない。
鉄塔を過ぎた直後に尾根からはずれて右方向へ折り返し、谷へと下っていくが、ここからは踏み跡が一切ないので、谷筋のえぐれを目指して降下していく。最難関の道探りとなる。地図も参照しつつ自分の現在位置の把握ができることが必要。

【「烏原大橋」〜「妙号岩・南峰」への上りについて】
かなりきわどい、危険な登りが続く。登るのがやっとの急斜面、乗り越えていかないと進めない巨岩、そびえる岩と切り立った絶壁とに挟まれた極めて狭く細い足場の急登の連続、など高所恐怖症気味の人には苛酷すぎる上り道が続く。一歩間違えてバランスを崩すと谷底へと真っ逆さま、死は免れないだろうなと思わせる。高所恐怖のあまり足が進まず身動きが取れない人もいるかもしれないと感じた。

【「妙号岩・南峰」〜「イヤガ谷東尾根」について】
妙号岩・南峰からの山道は、最初だけ滑りやすそうな個所があるものの、一転してなだらかな山道になるので、概ね安心して歩ける。快適な林道。

【「イヤガ谷東尾根」〜「六甲全山縦走路・烏原」への下りについて】
東尾根自体は前述のとおり歩きやすい散策道。鵯越方面との分岐地点以降はいわゆる鉄塔巡視道となるが、踏み跡は明瞭なので迷うことはない。やや急下りな個所もあるが特に問題はない程度。鵯越駅から続いている六甲全山縦走路へと合流する。(烏原貯水池方面との分岐道標の地点)

【「石井ダム」越えの散策路について】
石井ダムの300段の階段はらせん階段状。少し登ると踊り場があるという繰り返しなので、まったく疲れることなくあっという間に登れる。ただ高度感はすごいので高所恐怖気味の人はダム側の柵に近付きすぎないようにしておこう。
石井ダム上はびっくりするぐらい広い休憩場のある展望場所となっている。石井ダム上からは平行道の広い舗装道と4つの橋上を歩いて鈴蘭台駅まで向かう形で、危険とは皆無。
神鉄「鈴蘭台」駅からおよそ25分ほどで「イヤガ谷東尾根」登山口に着く。ロードミラーが目印で、入口にはピカチュウの絵看板とともにいつもの茶色の案内道標が立っている
2018年10月30日 09:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/30 9:06
神鉄「鈴蘭台」駅からおよそ25分ほどで「イヤガ谷東尾根」登山口に着く。ロードミラーが目印で、入口にはピカチュウの絵看板とともにいつもの茶色の案内道標が立っている
「イヤガ谷東尾根」に入ってすぐに2分岐があり、左折すると「君影ロックガーデン」へ。ほんの1分程度で四等三角点があるが、こんなところに唐突として存在しているのが驚き
2018年10月30日 09:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 9:11
「イヤガ谷東尾根」に入ってすぐに2分岐があり、左折すると「君影ロックガーデン」へ。ほんの1分程度で四等三角点があるが、こんなところに唐突として存在しているのが驚き
こんな感じの明るい道が続いていて気持ちが良い。途中にある小さな分岐ではすべて左方向へ
2018年10月30日 09:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 9:13
こんな感じの明るい道が続いていて気持ちが良い。途中にある小さな分岐ではすべて左方向へ
ほどなく「君影ロックガーデン」と呼ばれる巨大な岩塊が現れる。思わずおおっ!と声が出る
2018年10月30日 09:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/30 9:21
ほどなく「君影ロックガーデン」と呼ばれる巨大な岩塊が現れる。思わずおおっ!と声が出る
黒い岩と白い岩のコントラストが素晴らしい。前方には南に続く「イヤガ谷東尾根」の稜線が見えている
2018年10月30日 09:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 9:23
黒い岩と白い岩のコントラストが素晴らしい。前方には南に続く「イヤガ谷東尾根」の稜線が見えている
奥のほうへと回り込んでみる。「君影ロックガーデン」は270度以上が見渡せ、神戸の海を中心に位置すると絵になる風景が広がる
2018年10月30日 09:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/30 9:25
奥のほうへと回り込んでみる。「君影ロックガーデン」は270度以上が見渡せ、神戸の海を中心に位置すると絵になる風景が広がる
さらに西側へ回り込んで「菊水山」と電波塔方向を正面から眺める。巨大な白い岩塊との対比が美しい。向こうからこちら側はどう見えているんだろうか
2018年10月30日 09:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 9:26
さらに西側へ回り込んで「菊水山」と電波塔方向を正面から眺める。巨大な白い岩塊との対比が美しい。向こうからこちら側はどう見えているんだろうか
「君影ロックガーデン」からは北方向に鈴蘭台の街並みが見えるが、下方に松の木があり、その下に薄い踏み跡が発見できる。パッと見ただけでは分かりづらいが、良く探すと気付く
2018年10月30日 09:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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10/30 9:29
「君影ロックガーデン」からは北方向に鈴蘭台の街並みが見えるが、下方に松の木があり、その下に薄い踏み跡が発見できる。パッと見ただけでは分かりづらいが、良く探すと気付く
滑り落ちそうな急斜面の先に尾根道が続き、いくつもの倒木を越えた先に鉄塔がある。鉄塔を右に見て左を下るとこのような赤いマーキングのある大木が2本立っている。ここを越えたらすぐ右折して、正面に続く尾根筋を離れる
2018年10月30日 09:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 9:46
滑り落ちそうな急斜面の先に尾根道が続き、いくつもの倒木を越えた先に鉄塔がある。鉄塔を右に見て左を下るとこのような赤いマーキングのある大木が2本立っている。ここを越えたらすぐ右折して、正面に続く尾根筋を離れる
トラバース気味に黄色いテープを探して、谷への降り口を目指して歩いていく。この木々の景観とこの黄色テープが見つかればOK
2018年10月30日 10:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 10:02
トラバース気味に黄色いテープを探して、谷への降り口を目指して歩いていく。この木々の景観とこの黄色テープが見つかればOK
踏み跡のない荒れた斜面を南東方向にしばらく下っていくと、谷筋が現れる。無事に谷筋を見つけたら、後はそこを忠実に下っていくだけだ。石が転がって足場が不安定で、かなり歩きづらいので注意
2018年10月30日 10:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 10:10
踏み跡のない荒れた斜面を南東方向にしばらく下っていくと、谷筋が現れる。無事に谷筋を見つけたら、後はそこを忠実に下っていくだけだ。石が転がって足場が不安定で、かなり歩きづらいので注意
下りきったところにこのような柵がある。右手奥には猪の捕獲オリも設置してある。この柵を右端のほうの隙間から無理矢理に越えていく
2018年10月30日 10:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 10:20
下りきったところにこのような柵がある。右手奥には猪の捕獲オリも設置してある。この柵を右端のほうの隙間から無理矢理に越えていく
柵を越えたところは「どんぐり広場」というようだ。ここから左に歩き「どんぐり橋」を渡って舗装道なりに進む。右手からくる広い本道に合流したら、スイッチバックして逆方向へ進む
2018年10月30日 10:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 10:24
柵を越えたところは「どんぐり広場」というようだ。ここから左に歩き「どんぐり橋」を渡って舗装道なりに進む。右手からくる広い本道に合流したら、スイッチバックして逆方向へ進む
少し歩くと「烏原大橋」の北詰に到着するのでこれを渡る。目の前、正面には「妙号岩」がそびえているのが見えている
2018年10月30日 10:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 10:37
少し歩くと「烏原大橋」の北詰に到着するのでこれを渡る。目の前、正面には「妙号岩」がそびえているのが見えている
「烏原大橋」の南詰のところに「妙号岩」への登り口がある。兵庫登山会の案内看板も立っている。ガードレールと鉄柵を越えるのにちょっと苦労
2018年10月30日 10:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 10:40
「烏原大橋」の南詰のところに「妙号岩」への登り口がある。兵庫登山会の案内看板も立っている。ガードレールと鉄柵を越えるのにちょっと苦労
斜面を登り、草木を分けて進むとすぐに「妙号岩」北峰が現れる。50m以上あるだろう、巨大な岩の壁が頭上にそびえていて圧巻だ
2018年10月30日 10:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 10:45
斜面を登り、草木を分けて進むとすぐに「妙号岩」北峰が現れる。50m以上あるだろう、巨大な岩の壁が頭上にそびえていて圧巻だ
少し回り込むと「妙号岩」の名前の由来である「南無阿弥陀佛」の刻印が見える。ここは場所が狭いので後ろに下がれない。真下からだとこのぐらいが精一杯だ
2018年10月30日 10:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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10/30 10:46
少し回り込むと「妙号岩」の名前の由来である「南無阿弥陀佛」の刻印が見える。ここは場所が狭いので後ろに下がれない。真下からだとこのぐらいが精一杯だ
岩の壁がさらに続いているがそれに沿って奥へ奥へ。トラバース気味の山道の途中にこの場所。ここから右手の急斜面を無理矢理登っていく
2018年10月30日 11:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:04
岩の壁がさらに続いているがそれに沿って奥へ奥へ。トラバース気味の山道の途中にこの場所。ここから右手の急斜面を無理矢理登っていく
急斜面は相当にきつい勾配で、虎ロープが張ってあるが、これがないと登れないかもと思わせるほどだ。こういう箇所での虎ロープは本当に有難い。先人に感謝
2018年10月30日 11:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:07
急斜面は相当にきつい勾配で、虎ロープが張ってあるが、これがないと登れないかもと思わせるほどだ。こういう箇所での虎ロープは本当に有難い。先人に感謝
虎ロープの直後は大きく右に旋回して踏み跡を探して登る。分かりづらいが、頑張って登るとこのような風景が目に入る。上が開けているで正解ルートだと分かる
2018年10月30日 11:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:12
虎ロープの直後は大きく右に旋回して踏み跡を探して登る。分かりづらいが、頑張って登るとこのような風景が目に入る。上が開けているで正解ルートだと分かる
尾根に乗った。右手の奥に「妙号岩・中峰」の突端の岩場がある
2018年10月30日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:18
尾根に乗った。右手の奥に「妙号岩・中峰」の突端の岩場がある
岩場の上に乗って南を見るとこのような風景が広がる。登って来て良かったと思える瞬間で、さらにこの先で出会うであろう絶景を期待させてくれる
2018年10月30日 11:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/30 11:16
岩場の上に乗って南を見るとこのような風景が広がる。登って来て良かったと思える瞬間で、さらにこの先で出会うであろう絶景を期待させてくれる
「中峰」からは巨岩を正面突破で越えるようにしながら、さらに登っていく。途中で北方向に先程登っていた「君影ロックガーデン」が良く見える(写真の中央最上段の白い岩)
2018年10月30日 11:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:19
「中峰」からは巨岩を正面突破で越えるようにしながら、さらに登っていく。途中で北方向に先程登っていた「君影ロックガーデン」が良く見える(写真の中央最上段の白い岩)
「中峰」から「南峰」へ向かう道中は危険。岩壁と断崖に挟まれたような狭い場所を恐る恐る通過していく。先が見えず、高度感があるのでかなり怖かった・・・足がすくみそう
2018年10月30日 11:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:36
「中峰」から「南峰」へ向かう道中は危険。岩壁と断崖に挟まれたような狭い場所を恐る恐る通過していく。先が見えず、高度感があるのでかなり怖かった・・・足がすくみそう
それでも途中で振り返って絶景を確認する。菊水山からの北へ連なる稜線と、奥のほうには鈴蘭台の街、下にはダム上流の散策路の舗装道や橋などもすっきりと良く見える
2018年10月30日 11:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:36
それでも途中で振り返って絶景を確認する。菊水山からの北へ連なる稜線と、奥のほうには鈴蘭台の街、下にはダム上流の散策路の舗装道や橋などもすっきりと良く見える
北東の方向、今登ってきた稜線を見下ろすと「妙号岩・中峰」の3つの岩場が良く見える。ここまで登ってきたんだという感慨に耽るが、高くてちょっと怖い
2018年10月30日 11:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:37
北東の方向、今登ってきた稜線を見下ろすと「妙号岩・中峰」の3つの岩場が良く見える。ここまで登ってきたんだという感慨に耽るが、高くてちょっと怖い
滑りやすい岩場をさらに登っていくと平坦になってほっとして生きた心地(ちょっと大げさかな)がする。T字路で左折するとすぐに「妙号岩・南峰」が姿を見せる
2018年10月30日 11:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:39
滑りやすい岩場をさらに登っていくと平坦になってほっとして生きた心地(ちょっと大げさかな)がする。T字路で左折するとすぐに「妙号岩・南峰」が姿を見せる
「妙号岩・南峰」は広い砂地といくつもの巨岩の重なりで成り立っている。東に「菊水山」と電波塔、菊水ルンゼが一望できる
2018年10月30日 11:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:42
「妙号岩・南峰」は広い砂地といくつもの巨岩の重なりで成り立っている。東に「菊水山」と電波塔、菊水ルンゼが一望できる
「南峰」からの南方向の景観が抜群。これはここまで来て見る価値がある絶景だ
2018年10月30日 11:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:43
「南峰」からの南方向の景観が抜群。これはここまで来て見る価値がある絶景だ
「南峰」から「イヤガ谷東尾根」へ向かう道は歩きやすくて、ほぼ安全なのでやれやれだった。ここがその合流点で、左手から下ってきた
2018年10月30日 11:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 11:59
「南峰」から「イヤガ谷東尾根」へ向かう道は歩きやすくて、ほぼ安全なのでやれやれだった。ここがその合流点で、左手から下ってきた
「イヤガ谷東尾根」の快適な山道を緩やかに下っていくと、突然視界が開ける場所に出る。そこからは神戸の港町の風景が一望できた。中央左にはハーバーランドとポートタワーも良く見えた。こんなところから見えるんだ
2018年10月30日 12:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 12:20
「イヤガ谷東尾根」の快適な山道を緩やかに下っていくと、突然視界が開ける場所に出る。そこからは神戸の港町の風景が一望できた。中央左にはハーバーランドとポートタワーも良く見えた。こんなところから見えるんだ
「イヤガ谷東尾根」の本道である鵯越駅へと向かう分岐をスルーし、そのまま直進して鉄塔巡視道を下ると、鵯越駅からの全山縦走路にここで合流する。ここは烏原貯水池への分岐道標だ
2018年10月30日 12:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 12:47
「イヤガ谷東尾根」の本道である鵯越駅へと向かう分岐をスルーし、そのまま直進して鉄塔巡視道を下ると、鵯越駅からの全山縦走路にここで合流する。ここは烏原貯水池への分岐道標だ
そこからはしばらく菊水山方面へと全山縦走路を歩く。神鉄の「旧菊水山駅跡」を過ぎた先の分岐から左折して「石井ダム」へと向かう
2018年10月30日 13:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 13:11
そこからはしばらく菊水山方面へと全山縦走路を歩く。神鉄の「旧菊水山駅跡」を過ぎた先の分岐から左折して「石井ダム」へと向かう
すぐに「石井ダム」が目の前に。ここからでも巨大さは感じるが、実際にダム越えの階段を登り始めると、想像以上の巨大さであることを改めて実感する
2018年10月30日 13:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 13:15
すぐに「石井ダム」が目の前に。ここからでも巨大さは感じるが、実際にダム越えの階段を登り始めると、想像以上の巨大さであることを改めて実感する
左手かららせん状に組まれた300段ほどの階段を登っていくが、ここは意外ときつくない。「須磨アルプス」へ向かう「栂尾山」の長い石階段のほうがよっぽどきついよ
2018年10月30日 13:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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10/30 13:18
左手かららせん状に組まれた300段ほどの階段を登っていくが、ここは意外ときつくない。「須磨アルプス」へ向かう「栂尾山」の長い石階段のほうがよっぽどきついよ
「石井ダム」の真上に出た。広い、広すぎる。休憩ベンチも作られていて、まるで公園のようだ
2018年10月30日 13:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 13:26
「石井ダム」の真上に出た。広い、広すぎる。休憩ベンチも作られていて、まるで公園のようだ
北西を見る。左端にあるのが管理所、そこから順に「角木橋」「石井一里橋」「妙号橋」が続いている。奥の中央右にそびえているのがたぶん「妙号岩・南峰」だろう
2018年10月30日 13:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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10/30 13:28
北西を見る。左端にあるのが管理所、そこから順に「角木橋」「石井一里橋」「妙号橋」が続いている。奥の中央右にそびえているのがたぶん「妙号岩・南峰」だろう
北東を見る。「菊水山」からの周遊路のなだらかな稜線の落ちた先に「烏原大橋」が見えている。もちろん右上には「菊水山」の2本の電波塔もしっかり
2018年10月30日 13:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 13:30
北東を見る。「菊水山」からの周遊路のなだらかな稜線の落ちた先に「烏原大橋」が見えている。もちろん右上には「菊水山」の2本の電波塔もしっかり
南を見る。六甲全山縦走路方面となり、神鉄の線路と隧道、今は閉鎖となった菊水ゴルフクラブなども眼下に一望できる。高度感が半端なくて直下を見下ろすと怖すぎる
2018年10月30日 13:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 13:30
南を見る。六甲全山縦走路方面となり、神鉄の線路と隧道、今は閉鎖となった菊水ゴルフクラブなども眼下に一望できる。高度感が半端なくて直下を見下ろすと怖すぎる
管理所でしばらく時間を費やしたが所期目的果たせず、止む無く管理所を後にして散策路を北へ歩く。振り返ると「石井ダム」の雄姿がちょっと名残惜しい感じ
2018年10月30日 13:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 13:37
管理所でしばらく時間を費やしたが所期目的果たせず、止む無く管理所を後にして散策路を北へ歩く。振り返ると「石井ダム」の雄姿がちょっと名残惜しい感じ
「烏原大橋」を渡りきって北詰を越えたあたりからも、西に「君影ロックガーデン」が良く見える。なかなか素晴らしい
2018年10月30日 13:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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10/30 13:44
「烏原大橋」を渡りきって北詰を越えたあたりからも、西に「君影ロックガーデン」が良く見える。なかなか素晴らしい
地図を見ながら鈴蘭台の街中へと向かうが、街中が実は一番の難所だと思う。途中になんと神鉄の大きな車両倉庫があった。この後は迷わないように、線路沿いに歩くことを心がけ「鈴蘭台」駅へ無事到達した
2018年10月30日 14:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/30 14:05
地図を見ながら鈴蘭台の街中へと向かうが、街中が実は一番の難所だと思う。途中になんと神鉄の大きな車両倉庫があった。この後は迷わないように、線路沿いに歩くことを心がけ「鈴蘭台」駅へ無事到達した

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は未踏ルートの制覇の一環として、神鉄「鈴蘭台」駅から「イヤガ谷東尾根」「君影ロックガーデン」「妙号岩」「石井ダム」の4つを一度にクリアするコースを組んでみた。

出来るだけ効率的に「一筆書き」の要領でコースを組み合わせることを意識したため、あまり人が歩かないような箇所にも分け入らざるを得ないことになったが、おかげでそこそこ迷ったり難渋した。さらにけっこう高所恐怖症気味なので、スリル満点というか、それを越えそうな恐怖感を感じながらの上りも一部あって難儀した。(高所恐怖症気味なのに山行好き、というのも山歩きあるあるかも)

「イヤガ谷東尾根」は整備され歩きやすくてびっくりした。地元の人の散策道として維持されているのかなという印象。

「君影ロックガーデン」は芦屋のものとは大きく違っていて、ガーデンというよりも巨大な岩塊といったほうが適切。景色は抜群。ここは良いね。
難渋したのは「君影ロックガーデン」から「烏原大橋」への下り。
まずは下り口自体が分かり難い。最初の急斜面は滑りそうで怖い。尾根に乗ると明快になったが、鉄塔から先は尾根を行かないようにとの事前情報に従って、無理矢理に南方向の谷を探したのだが、それが良く分からず少し迷った。結局、地図とGPSを使って谷の位置を割り出して、踏み跡のないところを下っていき、途中からようやく谷筋に入って無事に下ることが出来た。蜘蛛の巣も多いし足元もかなり荒れていたので非常に疲れた。ここを下る人はほとんどいないんだろうな、という感想。

この日の行程で一番怖かったのは「妙号岩・南峰」の上りルートだった。
予め進むべきルートを知っていれば怖さも半減以下だと思うが、何しろ初めて踏み入る場所で、どこをどう登るのが良いのかが全く分かっていない状況。足場がどこに続いているのかも分かっていない手探り状態で行くので、注意すべきポイントすらも把握出来ていない。左手に岩壁、右手はほぼ垂直に切れ落ちたような崖、それに挟まれたわずかな幅の足場を進むのは、高所恐怖の人には苛酷。しかもザレていて滑りやすく、岩の段差があるので足をかけるのも工夫が必要、などなど苦労の連続だった。今にして思えば(=進むべきルートとその様子が知識として分かった今)どこで何をどう注意して進めば良いとか分かるので大丈夫だと思うけれど、初見ではなかなかそういう余裕もなかった次第。それでも写真だけは山のように撮影したので、我ながら頑張ったなあと思う。まあ、もう一度登ってみようとかはあんまり思わないなあ。

「石井ダム」への階段は肩透かしなほど楽だった。脚が休憩できる踊り場が多いのが有難い。ダム上の広さには驚いた。六甲山系最大の巨大ダムだ。平日の時間内だったので管理所でダムカードを貰おうと伺ったが、所員不在で叶わなかったのが残念。
「石井ダム」上流の舗装散策路は快適そのもの。景観も抜群で、ダム湖をはじめ菊水山の山肌や電波塔、菊水ルンゼと思われる谷筋なども見ることが出来た。鵯越から鈴蘭台へ行くのにはこの散策路は楽しくて便利そう。

今回は組んだコース的に、いつものお楽しみの天然温泉でのくつろぎはなし。神鉄「鈴蘭台」駅(=新しく駅ビルに新装!で戸惑った)から大人しくそのまま帰宅した。

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