諏訪湖の御神渡認定

- GPS
- --:--
- 距離
- 432m
- 登り
- 0m
- 下り
- 2m
天候 | 晴れて寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
http://snownagano.blog.shinobi.jp/Entry/617/も参照して下さい。 |
写真
感想
今冬は久しぶりの厳冬で-10度以下になる日が何日もありました。ここ数日は今冬一番の寒気が入り各所で最低気温の極値を更新するほどの寒さでした。そのお陰で諏訪湖の御神渡の兆候ができた、と言う報道も多くなったので現地確認に行って来ました。
帰宅後ラジオで「八剣神社が御神渡と認定した」と報道がありましたので、正式な御神渡となったようです。正式には一之御神渡、二之御神渡、佐久の御神渡の3本がなければならないのですが、報道によると5本のせり上がりが確認されているそうです。
自宅から真直ぐ諏訪湖に向かった地点の舟渡川(ふなとがわ)先にある御神渡です。画面の左右に延びている白い帯が御神渡です。まだせり上がりが低く迫力に欠けます。以前に融けた時に風で打ち寄せられた氷の破片が再凍結した部分もあります。
報道で良く出てくる紫の法被を着た神社総代の二人は私の住む地区の総代さんです。私も10年以内にお役が回ってきます(汗)
最後に写っている泉のような噴出は「釜穴」と言って、天然ガスが湧き出している所です。泡がボコボコ絶えず出ているので凍りません。少ししか出ない所は薄い氷が張ってしまい、うっかりその上を歩くとドボンと落ちます。親父たちは子供の頃マッチを持って諏訪湖に行き中心部に穴を開けて火をつけて遊んだそうです。それ故わが地区の子供達の眉毛は燃えてなかったという伝説があります(笑)
我が家の直ぐ裏を流れている旧六斗川(きゅうろくとがわ)先の御神渡です。こちらには大勢来ていました。恐らくこれが本命の一之御神渡になると思われます。亀裂の方向の対岸にある茶色の建物がホテル山王閣でそのすぐ左が諏訪大社下社秋宮になります。伝説では諏訪神社上社の男神・建御名方神(タケミナカタノカミ)が下社の女神・八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)のもとへ通った道筋といわれています。
祖父(1904-1992)の話では戦時中に戦車の演習を諏訪湖上で行った事もあったそうです。氷が一尺も沈んだと言っていた記憶があります。親父や叔父叔母の子供時代には諏訪湖2週のスケート大会もあったそうです。私も中学生まではこっそり諏訪湖でも滑ってました。対岸の高校に通うのに氷上を自転車で渡った猛者もいたようです。
コメント
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4季ぶりの御神渡りですね。めでたい!!
釜穴、初めて聞きました。おもしろい現象ですね。
昔の写真も興味深いです。昔は、しっかり凍って、ハデに割れてたんですね。
私が諏訪に来たのは1984年の4月頭ですが、その時、諏訪湖湖岸に分厚い氷が流氷のように積み重なっていたのを思い出しました。
あの年も寒くて雪の多い年でした。そうです、諏訪湖も3月一杯位凍っていて、猟師の間では「何時開氷するか」を賭けていたとか、いないとか、そんな噂がありました(笑)
1970年代までは御神渡は当たり前で、開けの海が珍しかったのですが、近年では逆転ですね。神社総代は2年任期なんですが、凍る年と凍らない年では仕事量がかなり違うようです(苦笑)
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