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Yamareco

記録ID: 1671330
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ハイキング
東海

駿河/浜石岳/裏側(西側)から静かな山道を辿って周回

2018年12月14日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.7km
登り
747m
下り
734m

コースタイム

出発7:55−枝林道終点8:05−廃屋8:25−茶畑車道8:45−みかん畑車道9:00〜9:35−登山道入口9:40−立花分岐10:40〜11:00−野外活動センター分岐11:30−浜石岳頂上11:45〜12:35−東海・静清庵自然遊歩道入口13:05−坂本口分岐13:20−660m圏東側コブ13:50−のろし台跡14:00〜14:30−陣場山荘廃屋14:45−林道15:25〜15:35−ゴール15:50
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新東名高速道を新清水ICで降り、国道52号線を南下する。番古集落で旧道に入り300m程で左折して小河内川を渡る。沢沿いの林道を300m程進むと、右側の路肩に3, 4台駐車できる空地がある。ICから8km程。
コース状況/
危険箇所等
駐車地点から短い枝林道、和田集落から上がって来るお茶畑車道、さらに但沼集落から上がって来るみかん畑車道を繋いで、但沼ルート280m地点の登山道入口に至る。これらの車道の間は微かな踏跡程度。道標やリボンは皆無。
但沼ルートの登山口からは、良く踏まれた立派な登山道が浜石岳頂上まで続く。至る所に道標が立ち、ロープも張られている。
浜石岳頂上からのろし台跡までは分岐が多いが、必ず道標が立っているので迷うことはないだろう。分岐点以外でも道標が頻繁に立っている上、テープも多い。植林帯では道が小枝で埋められて歩きにくい個所もある。
のろし台跡からは尾根道を下るが道は明瞭な上、道標が多いので安心して降りられる。ただし、倒木が多い。
駐車地点から10m先の橋を渡って枝林道に入り、これをを辿る
2018年12月14日 07:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 7:58
駐車地点から10m先の橋を渡って枝林道に入り、これをを辿る
橋から150m程で林道は終わる。踏跡を辿るとモノラックが現れたので、これに沿ってしばらく進む
2018年12月14日 08:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 8:09
橋から150m程で林道は終わる。踏跡を辿るとモノラックが現れたので、これに沿ってしばらく進む
モノラックは次第に尾根筋から離れるので、右側の急な山腹を突き上げて尾根筋に出ると、木の間、直ぐ上に建物が見えた
2018年12月14日 08:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 8:24
モノラックは次第に尾根筋から離れるので、右側の急な山腹を突き上げて尾根筋に出ると、木の間、直ぐ上に建物が見えた
大きい建物だが長らく使われていない廃屋と言った感じだ
2018年12月14日 08:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 8:28
大きい建物だが長らく使われていない廃屋と言った感じだ
先程と別のモノラックが建物の西側から現れ、尾根上目がけて伸びているので、これを辿る
2018年12月14日 08:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 8:28
先程と別のモノラックが建物の西側から現れ、尾根上目がけて伸びているので、これを辿る
和田集落から上がって来る車道にあと僅かまで迫るが、体を入れる隙間もないお茶の藪に阻まれる
2018年12月14日 08:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 8:34
和田集落から上がって来る車道にあと僅かまで迫るが、体を入れる隙間もないお茶の藪に阻まれる
お茶薮と格闘したが僅か2, 3m進んだだけで断念。戻って尾根直下の山腹を巻きながら南東に進む
2018年12月14日 08:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 8:40
お茶薮と格闘したが僅か2, 3m進んだだけで断念。戻って尾根直下の山腹を巻きながら南東に進む
7, 80m巻くとお茶の藪が途切れたのでやっと車道に出られた。写真の右側が抜けられなかったお茶の藪。北風対策の防風林らしい
2018年12月14日 08:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 8:45
7, 80m巻くとお茶の藪が途切れたのでやっと車道に出られた。写真の右側が抜けられなかったお茶の藪。北風対策の防風林らしい
ここから100mも行かないうちに車道は終わる。踏跡があったのでこれを辿るが、一部で倒木が邪魔し、抜けるのに手間取る
2018年12月14日 08:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 8:55
ここから100mも行かないうちに車道は終わる。踏跡があったのでこれを辿るが、一部で倒木が邪魔し、抜けるのに手間取る
そろそろ但沼集落から上がって来る車道に出会える頃と思って尾根筋に上ると、南側はみかん畑。柵が邪魔して通れない
2018年12月14日 08:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 8:59
そろそろ但沼集落から上がって来る車道に出会える頃と思って尾根筋に上ると、南側はみかん畑。柵が邪魔して通れない
仕方ない、また北側山腹を5, 60mほど巻き、みかん畑の柵が終わって藪が薄い所で、やっと車道に出られた
2018年12月14日 09:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 9:04
仕方ない、また北側山腹を5, 60mほど巻き、みかん畑の柵が終わって藪が薄い所で、やっと車道に出られた
みかん畑車道は200m程で終わり、終点直前が登山道入口。本日初めて道標を見る。この先、道標は随所に立っていた
2018年12月14日 09:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 9:41
みかん畑車道は200m程で終わり、終点直前が登山道入口。本日初めて道標を見る。この先、道標は随所に立っていた
良く管理された登山道が続く。崖際の危険個所にはロープが張り巡らされている
2018年12月14日 09:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 9:45
良く管理された登山道が続く。崖際の危険個所にはロープが張り巡らされている
植林帯の中を歩き易い立派な山道が緩やかに登って行く
2018年12月14日 10:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 10:02
植林帯の中を歩き易い立派な山道が緩やかに登って行く
孟宗竹の間を上がって行くが、転落防止のためかロープが張ってある
2018年12月14日 10:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 10:16
孟宗竹の間を上がって行くが、転落防止のためかロープが張ってある
緩やかな樹林中なのにロープが付いている。山道から外れて迷わないように、とのことかしら
2018年12月14日 10:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 10:31
緩やかな樹林中なのにロープが付いている。山道から外れて迷わないように、とのことかしら
小尾根を乗り越すところで送電線の下をくぐった
2018年12月14日 10:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 10:35
小尾根を乗り越すところで送電線の下をくぐった
その7, 80m程先で立花ルートの分岐があり、何本も道標が立っていた。さった峠まで行けるらしい
2018年12月14日 10:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 10:39
その7, 80m程先で立花ルートの分岐があり、何本も道標が立っていた。さった峠まで行けるらしい
急な登りには階段やロープが設置されている
2018年12月14日 11:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 11:10
急な登りには階段やロープが設置されている
野外活動センターへの分岐。由比駅からセンターまで車で上がれ、そこから30分も掛からないらしい
2018年12月14日 11:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 11:28
野外活動センターへの分岐。由比駅からセンターまで車で上がれ、そこから30分も掛からないらしい
そこから直ぐにパラボラアンテナの建つ無線中継局があった
2018年12月14日 11:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 11:32
そこから直ぐにパラボラアンテナの建つ無線中継局があった
明るく開けた浜石岳の頂上は目の前。なだらかな芝生の広場が気持ちよさそう
2018年12月14日 11:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 11:44
明るく開けた浜石岳の頂上は目の前。なだらかな芝生の広場が気持ちよさそう
浜石岳の頂上に着いた。山名板の向うに富士山が聳えているが、中腹に雲が掛かっているのが残念
2018年12月14日 11:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 11:58
浜石岳の頂上に着いた。山名板の向うに富士山が聳えているが、中腹に雲が掛かっているのが残念
駿河湾を囲むように、東の麓に蒲原町、富士川の向うに富士市の街並みが望める。愛鷹山塊はすっぽりと雲に覆われている
2018年12月14日 12:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 12:32
駿河湾を囲むように、東の麓に蒲原町、富士川の向うに富士市の街並みが望める。愛鷹山塊はすっぽりと雲に覆われている
南南西方向には、三保の松原に囲まれた清水港の海面が光っている
2018年12月14日 12:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 12:32
南南西方向には、三保の松原に囲まれた清水港の海面が光っている
北北西には十枚山の右側に南アルプスの雪山が顔を出しているがどこだろう。赤石岳かしら
2018年12月14日 11:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 11:49
北北西には十枚山の右側に南アルプスの雪山が顔を出しているがどこだろう。赤石岳かしら
頂上から北に向かって降りると、100mも行かずに林道に出る。トイレもあった
2018年12月14日 12:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 12:37
頂上から北に向かって降りると、100mも行かずに林道に出る。トイレもあった
その直ぐ先で再び山道に入ると、100m程先にまた無線中継局があった。しかもアンテナが2本も建っている
2018年12月14日 12:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 12:43
その直ぐ先で再び山道に入ると、100m程先にまた無線中継局があった。しかもアンテナが2本も建っている
植林帯を下る。道が不明瞭な個所もあるが、幹に巻かれたテープが案内してくれる
2018年12月14日 12:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 12:51
植林帯を下る。道が不明瞭な個所もあるが、幹に巻かれたテープが案内してくれる
再び林道に降りる。出口には道標が立ち階段が付いている
2018年12月14日 12:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 12:58
再び林道に降りる。出口には道標が立ち階段が付いている
650mコブ東側を巻く林道を300m程進み、東海・静清庵自然遊歩道の案内で山道に入る。以後、この案内板が頻繁に立っていた
2018年12月14日 13:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 13:04
650mコブ東側を巻く林道を300m程進み、東海・静清庵自然遊歩道の案内で山道に入る。以後、この案内板が頻繁に立っていた
杉の小枝が散乱して歩きにくい。手製の道標も随所で見かける
2018年12月14日 13:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 13:09
杉の小枝が散乱して歩きにくい。手製の道標も随所で見かける
坂本口ルートの分岐に来たが、倒木や崩落のために通行禁止になっていた
2018年12月14日 13:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 13:21
坂本口ルートの分岐に来たが、倒木や崩落のために通行禁止になっていた
この案内板は分かり易い
2018年12月14日 13:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 13:21
この案内板は分かり易い
のろし台跡が660m圏コブのどこにあるか不明だ。東西二つのコブの鞍部に出ると、東のコブに向かった木にテープが付いている
2018年12月14日 13:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 13:42
のろし台跡が660m圏コブのどこにあるか不明だ。東西二つのコブの鞍部に出ると、東のコブに向かった木にテープが付いている
テープに誘われて東のコブに向かう。倒木だらけで踏跡も無いなだらかな斜面を進み100m程でコブの上に着くが何も無い
2018年12月14日 13:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 13:49
テープに誘われて東のコブに向かう。倒木だらけで踏跡も無いなだらかな斜面を進み100m程でコブの上に着くが何も無い
鞍部まで戻り、明瞭な道を一登り、1, 2分で西側のコブの上に出た。のろし台跡とその謂を刻んだ立派な碑が建っていた
2018年12月14日 13:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 13:58
鞍部まで戻り、明瞭な道を一登り、1, 2分で西側のコブの上に出た。のろし台跡とその謂を刻んだ立派な碑が建っていた
ここから、先ほど歩いて来た浜石岳北側の頂上稜線と、無線中継局の2本のアンテナを確認できる
2018年12月14日 14:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 14:00
ここから、先ほど歩いて来た浜石岳北側の頂上稜線と、無線中継局の2本のアンテナを確認できる
ここに立っている案内板はおかしい。石碑によると、ここはのろし台跡で標高660mを超える。654m地点の陣場山は南西150m先のはず
2018年12月14日 14:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 14:29
ここに立っている案内板はおかしい。石碑によると、ここはのろし台跡で標高660mを超える。654m地点の陣場山は南西150m先のはず
654m地点の東側を巻き気味に緩く下る。倒木が多く、道も小枝で埋まって不明瞭だが、幹に巻かれたテープが案内してくれる
2018年12月14日 14:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 14:30
654m地点の東側を巻き気味に緩く下る。倒木が多く、道も小枝で埋まって不明瞭だが、幹に巻かれたテープが案内してくれる
なだらかな尾根を下って行くと、崩れて屋根だけとなった陣場山荘が哀れ
2018年12月14日 14:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 14:46
なだらかな尾根を下って行くと、崩れて屋根だけとなった陣場山荘が哀れ
明瞭な登山道が続くが、様々な種類の道標が頻繁に立っているので安心
2018年12月14日 15:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 15:04
明瞭な登山道が続くが、様々な種類の道標が頻繁に立っているので安心
幅広い尾根から細尾根に変わり、さらに急下降になると、ジグザグが切ってある上に転落防止のロープまで張ってある
2018年12月14日 15:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 15:18
幅広い尾根から細尾根に変わり、さらに急下降になると、ジグザグが切ってある上に転落防止のロープまで張ってある
みかん畑の上まで降りて来ると、近道の案内があったのでこちらに入る
2018年12月14日 15:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 15:26
みかん畑の上まで降りて来ると、近道の案内があったのでこちらに入る
みかん畑の中をジグザグに降りる
2018年12月14日 15:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 15:27
みかん畑の中をジグザグに降りる
1, 2分で車道に出た。後はヘアピンカーブが続く車道を800m程ゆるやかに降りればゴール
2018年12月14日 15:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 15:35
1, 2分で車道に出た。後はヘアピンカーブが続く車道を800m程ゆるやかに降りればゴール
ゴール直前、愛車が見えて来た。今朝、手前の橋を左岸に渡ってから枝林道を登り始めたのだ
2018年12月14日 15:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
12/14 15:51
ゴール直前、愛車が見えて来た。今朝、手前の橋を左岸に渡ってから枝林道を登り始めたのだ
撮影機器:

感想

日本中が寒気団にすっぽり覆われ、まだ12月だと言うのに真冬の寒さが続く。駿河ならば少しは暖かいだろう、と、浜石岳に登ることにした。

この山は富士山の展望台として人気があるようで、由比駅から青少年野外活動センターまで車で上がれ、そこから1時間もかからずに頂上に着くらしい。でも、これでは面白くない。
たまたま西側の国道52号線の但沼集落を起点として周回するルートが紹介されていたので、これを逆回りで辿ることにした。由比駅からのルートが表側とすれば、こちらは裏ルートに相当するが、人気(ひとけ)の無い静かな山歩きが楽しめそうだ。

ここで、駐車地点から但沼ルート280m地点の登山道入口までのアプローチに一工夫した。
案内書に紹介された通りのルートを辿ると、駐車地点から一度国道に出て但沼集落に入り直し、この集落からクニャクニャとヘアピンカーブが続くみかん畑車道を延々と歩かなければならない。おおよそ3km近い車道歩きは単調で、退屈であろう。
そこで、コース紹介に記述したように、3本の車道を繋ぐことによって、但沼ルートの登山道入口に着くことが出来た。車道歩きは合計しても400mそこそこ。ただし、お茶畑車道に出る直前ではお茶の密藪に阻まれ、みかん畑車道に出る直前ではミカン畑の柵に阻まれた。それぞれを回避するのに梃子摺ったので、但沼ルートの登山道入口まで実働で1時間10分も掛かってしまった。

このアプローチルートにより、案内書通りの国道経由を大幅にショートカットできたが、時間的には大差ない結果となった。でも、車道を延々と歩いて辟易とするよりも、地形図を読みながら進むべき道を自分で切り開いて行った方が遥かに楽しい。まあ、道を楽しむ、まさに道楽ですね。

当初、アプローチとして、枝林道に入ったら直ぐに、但沼ルート280m地点の北西尾根を直登するルートも候補に考えていた。しかし、現場に行ってみると尾根末端近くに大きな露岩が見えたので、このルートはあっさりと諦めて、3本の車道を繋ぐルートを採った。
でも、お茶畑車道、みかん畑車道に出る直前で、あんなに手間取るならば、280m地点の北西尾根を直登した方が正解だったかもしれない。取付いてみれば、露岩を巻くことはさほど困難ではなかったのではないか。お茶畑車道、みかん畑車道に惑わされ、小手先のルート選択をしたけれど、280m地点北西尾根の方が余程すっきりしている。まあ、結果論ですけどね。

但沼ルートに入れば、浜石岳の頂上までは楽勝。良く踏まれた登山道が続く比較的なだらかな登りで、道標も完備しているのでルート探索に気を遣う必要は全くなかった。

浜石岳の頂上からのろし台跡経由の番古ルートを降りたが、ここにも至る所に道標が立っていて安心して歩けた。ただし、倒木が多い上、山道を埋める小枝が邪魔して歩きにくい個所が多かった。
地元の方の話では、8月末の台風で暴風による被害が酷かったらしい。里はもとより山中でもしかり。多くの木々が倒され、登山道を塞いでいた。4ヶ月の間に大分整備したようだが、まだまだ処理しきれずに残っていた。

浜石岳の頂上では入れ代わり立ち代わり人々が訪れて賑やかだった。それに比べると、上りの但沼ルートで会ったのは1人だけ。下りの番古ルートでは誰にも会わず、静かな山旅を満喫できた。
穏やかな天候に恵まれ、寒さを感じることもなく、ゆっくりペースで歩み、のんびりと休憩を取れた。
さらに、今回は登山口に辿り着くまでのアプローチも楽しめた。里道の処理に3つの車道を繋いだショートカットルートを選んだが、なかなか手応えがあった。
今回は変化に富んで充実した山行でした。

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