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Yamareco

記録ID: 1671605
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

北野谷〜堂徳山〜三森谷東尾根〜北野青龍神社

2018年12月06日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.2km
登り
345m
下り
331m

コースタイム

日帰り
山行
2:55
休憩
0:28
合計
3:23
8:23
21
JR「三ノ宮」駅
8:44
8:48
0
JR「新神戸」駅
8:48
8:48
5
北野背山散策路(北野道)入口
8:53
8:54
11
合の谷 分岐
9:05
9:08
9
北野谷への石垣 分岐
9:17
9:18
19
桜谷第二堰堤(北野谷)
9:37
9:38
13
桜谷堰堤(北野谷)
9:51
9:54
9
右岸側の崩落地点(北野谷)
10:03
10:04
5
谷筋2分岐(北野谷)
10:09
10:10
14
桜谷川右1号堰堤(北野谷)
10:24
10:25
6
左俣谷上り詰め地点(北野谷)
10:31
10:32
4
天神谷東尾根ルート 合流
10:36
10:36
2
城山道 合流
10:38
10:38
5
堂徳山方面 分岐
10:43
10:43
0
堂徳山(山頂三等三角点)
10:43
10:43
2
三森谷東尾根 下り口
10:45
10:45
6
鉄塔(三森谷東尾根)
10:51
10:52
22
案内板のある展望小ピー ク(三森谷東尾根)
11:14
11:17
0
2分岐(三森谷東道ルート分岐)
11:17
11:19
0
イノシシ除け扉
11:19
11:23
3
北野町西公園
11:26
11:27
19
北野青龍神社・三森稲荷神社
11:46
加納町交差点
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)JR三ノ宮駅から徒歩で北野背山散策路の新神戸駅側上り口へ
(帰り)北野青龍神社から徒歩でハンター坂経由で加納町交差点へ
コース状況/
危険箇所等
【「北野背山散策路(北野道)」について】
良く整備されていてアップダウンも少なく非常に歩きやすい。


【「北野谷」について】
枯れ谷の様相で水はなかった。谷の入り口あたりから既に荒れ気味で、谷は全般にかなり荒れた状況になっていた。大きな斜面崩落やそれらに伴う多数の倒木あり。通行に大きな支障が生じている箇所もあって、遡行には相当な苦労があるので、冒険好き以外にはお薦めしない谷。

最初の難関である「桜谷第二堰堤」は右岸側から巻くが、堰堤間際に細い虎ロープが付けてあったものの、斜面の角度がかなり急で、立ち木も少なく足場も柔らかい土で崩れやすく足が思うように踏ん張れなかった。ここは相応の技術が必要。というか諦めない忍耐が必要。

次の難関である「桜谷堰堤」も右岸側から巻くが、支谷のように見えるところに細い虎ロープが付けてあった。ロープ頼りで登り始めるとすぐに右の堰堤側に曲がっていくのがルートだが、こちらも狭い急斜面で足場も心許なく、かなりの緊張を強いられた。堰堤上から上流の河原へ下りていく際、虎ロープはあるもののかなりの急斜面の砂地なので慎重さが必要。

その先には、右岸側で大規模な斜面崩落があり、多数の木々が土砂崩れとともに谷の中央付近全体を塞ぐように倒れていて、完全に通行不能状態となっていた。谷そのものを普通に遡行することは極めて困難。よって崩落した斜面に沿って越えていくしかないと今回は判断してそこを慎重に進んだが、それには相応の危険と表裏一体。(他にも巻けるルートがあるかもしれないが、今回はそれらを確認する余裕がなかった)
その崩落個所を越えてすぐのところに2分岐地点があって、左俣を行かなければいけないため、周囲を大きく巻くこと自体が難しいと思う。

谷筋の2分岐地点は、多数の倒木のために分岐地点であることすら分かりづらくなっていた。2分岐があるという事前知識がなかったら、多分判断が付かなかったと思われるほどに酷く荒れていた。もし気付かなかったら、自然と右俣へと進んでいきそうになる状況だったので、くれぐれも注意が必要なポイント。

2分岐で左俣へ進むと、大きな倒木や転がった巨石の洗礼。これらを何とか乗越えて進んだ先には「桜谷川右1号堰堤」がそびえているのでそれが目印。右岸側に細い虎ロープがあったが、ここもかなりの急斜面。だがそれまでの堰堤越えに比べると随分と安全か。

「桜谷川右1号堰堤」の先はひたすら谷筋の斜面を遡行するが、岩や巨石がごろごろしていて歩きづらく危ない。登り詰めた地点からはほぼ直角に左折して、相当な急斜面を登るのだが、ここにも細い虎ロープがあるのでこれを頼りに登る格好に。もしここにロープがないとかなり厳しい登りの連続となる。上に行くと踏み跡がはっきりしてくるので、それに沿って進めば「天神谷東尾根ルート」の上部地点に合流する形。


【「三森谷東尾根」について】
「二本松」側から「堂徳山」の山頂へと向かう道を進み、「行き止まり」と表示されている道標を無視して三等三角点へ向かう。その先に明確な幅広い踏み跡があるが、そこから下るのが「三森谷東尾根」。
踏み跡もはっきりしていて、幅も広いので、かなり歩きやすい道だった。快適といっても良いほどだった。なのでここがなぜ「行き止まり」と道標に示されているのかが良く分からない。道が崩れている訳でもなく、ルートの途中には案内板と展望所があり、下りの終着点には広い公園もあるので、余計に謎が深まる。ここは正直、隠れお薦めルートかも。
新神戸駅の高架をくぐって右手の坂すぐのところにあるのが「北野背山散策路」への入口。この石段を登っていくとほどなく快適な平行道になってくれる
2018年12月06日 08:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
12/6 8:48
新神戸駅の高架をくぐって右手の坂すぐのところにあるのが「北野背山散策路」への入口。この石段を登っていくとほどなく快適な平行道になってくれる
良く清掃され整備された道を行く。左手には神戸市街が見下ろせる。やがて市街ビル群を背景に「布引ロープウェイ」の駅舎が見えてくる。駅舎の全容が綺麗に見下ろせるのはここだけだと思う
2018年12月06日 08:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
12/6 8:56
良く清掃され整備された道を行く。左手には神戸市街が見下ろせる。やがて市街ビル群を背景に「布引ロープウェイ」の駅舎が見えてくる。駅舎の全容が綺麗に見下ろせるのはここだけだと思う
いくつかの分岐点を素通りして散策路の3分の1ぐらい歩いたら、この石垣のある分岐点に来る
2018年12月06日 09:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:05
いくつかの分岐点を素通りして散策路の3分の1ぐらい歩いたら、この石垣のある分岐点に来る
地面に埋まっている案内の石板はこのようなもの。東西それぞれのポイント迄の距離が書いてあるが、この数字が目印だ
2018年12月06日 09:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:05
地面に埋まっている案内の石板はこのようなもの。東西それぞれのポイント迄の距離が書いてあるが、この数字が目印だ
この石垣のところから北へ「北野谷」へと入っていく。いきなりわくわくするようなワイルド感ある景観だ。(なぜここを桜谷と呼ばずに北野谷と呼ぶんだろうか・・・ちょっと謎)
2018年12月06日 09:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:06
この石垣のところから北へ「北野谷」へと入っていく。いきなりわくわくするようなワイルド感ある景観だ。(なぜここを桜谷と呼ばずに北野谷と呼ぶんだろうか・・・ちょっと謎)
谷へ入ってすぐの岩の段差が既に少々越えづらいが、そこを越えると目の前にいきなりの大木の倒木。こんな谷に来るもの好きな山行者を出迎えてくれている
2018年12月06日 09:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:11
谷へ入ってすぐの岩の段差が既に少々越えづらいが、そこを越えると目の前にいきなりの大木の倒木。こんな谷に来るもの好きな山行者を出迎えてくれている
低い小さな堰堤を3つ越えると今度は大きな堰堤が姿を現わすが、これが「桜谷第二堰堤」だ。堰堤の前にも貯水槽のようなコンクリ建造物の基礎が並んでいて、ちょっと変わった光景だ
2018年12月06日 09:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:17
低い小さな堰堤を3つ越えると今度は大きな堰堤が姿を現わすが、これが「桜谷第二堰堤」だ。堰堤の前にも貯水槽のようなコンクリ建造物の基礎が並んでいて、ちょっと変わった光景だ
コンクリ建造物の左手を回り込むように進むと、「桜谷第二堰堤」の真下にと到達する。見上げるとそれなりにでっかい
2018年12月06日 09:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:22
コンクリ建造物の左手を回り込むように進むと、「桜谷第二堰堤」の真下にと到達する。見上げるとそれなりにでっかい
「桜谷第二堰堤」のすぐ左手(右岸側)の斜面から巻いていく。良く見ると虎ロープがあるのでこれに思い切り頼りつつ、足場の緩い急斜面を必死に登っていった。かなり疲れる・・・
2018年12月06日 09:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:23
「桜谷第二堰堤」のすぐ左手(右岸側)の斜面から巻いていく。良く見ると虎ロープがあるのでこれに思い切り頼りつつ、足場の緩い急斜面を必死に登っていった。かなり疲れる・・・
登りきって堰堤の上に立ち、登ってきた急斜面を見下ろした。斜度が伝わるだろうか
2018年12月06日 09:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:29
登りきって堰堤の上に立ち、登ってきた急斜面を見下ろした。斜度が伝わるだろうか
「桜谷第二堰堤」の上から黄色の紅葉が楽しめた。先が見えない行程なのであんまり心の余裕はなかったけど、何となくほっとした
2018年12月06日 09:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:29
「桜谷第二堰堤」の上から黄色の紅葉が楽しめた。先が見えない行程なのであんまり心の余裕はなかったけど、何となくほっとした
堰堤の滑りやすい斜面をずりずりと下って河原上流へ。地面が深くえぐれていたり、倒木があったり、ひどい荒れようだ
2018年12月06日 09:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:33
堰堤の滑りやすい斜面をずりずりと下って河原上流へ。地面が深くえぐれていたり、倒木があったり、ひどい荒れようだ
踏み跡も曖昧な状態が続くが、とりあえずそのまま谷を遡行していくと「桜谷堰堤」が見えてきた。ここも写真左手に見える青いマーキングがされている方向へ進み、左手から巻いていく
2018年12月06日 09:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:36
踏み跡も曖昧な状態が続くが、とりあえずそのまま谷を遡行していくと「桜谷堰堤」が見えてきた。ここも写真左手に見える青いマーキングがされている方向へ進み、左手から巻いていく
ここも虎ロープ頼りとなるが、狭い斜面を堰堤に近付くように登っていった。とにかく落ちないようにしないといけない。随所にある青いマーキングが正しい進路を示すが、木の幹に直接スプレーするのはちょっといかがなものか・・・
2018年12月06日 09:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
12/6 9:41
ここも虎ロープ頼りとなるが、狭い斜面を堰堤に近付くように登っていった。とにかく落ちないようにしないといけない。随所にある青いマーキングが正しい進路を示すが、木の幹に直接スプレーするのはちょっといかがなものか・・・
堰堤に一番近付いたところで見下ろして撮影。この斜面の急角度が分かる。この斜めのコンクリが階段になっていれば良かったのに、と思うものの、急角度すぎて怖いか・・・
2018年12月06日 09:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:43
堰堤に一番近付いたところで見下ろして撮影。この斜面の急角度が分かる。この斜めのコンクリが階段になっていれば良かったのに、と思うものの、急角度すぎて怖いか・・・
登りきって堰堤の上に立つと、堰堤上には多数の枝をもつ倒木が重なっている状況
2018年12月06日 09:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:44
登りきって堰堤の上に立つと、堰堤上には多数の枝をもつ倒木が重なっている状況
堰堤上から河原へ下りるのだが、倒木の幹が邪魔になっている。ここにも幸いに虎ロープが括り付けてあったので、これを全面的に信頼して後ろ向きに慎重に下っていった。もしロープがなかったら厳しい箇所だ
2018年12月06日 09:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:46
堰堤上から河原へ下りるのだが、倒木の幹が邪魔になっている。ここにも幸いに虎ロープが括り付けてあったので、これを全面的に信頼して後ろ向きに慎重に下っていった。もしロープがなかったら厳しい箇所だ
ここが最大の問題箇所。右岸斜面が大きく崩落し、その影響で多数の倒木が谷筋を完全に埋めてしまっていて、谷筋を進むことは到底不可能な状況になっている。写真の右半分が谷筋、のはずなのだが、まるで見えない
2018年12月06日 09:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/6 9:54
ここが最大の問題箇所。右岸斜面が大きく崩落し、その影響で多数の倒木が谷筋を完全に埋めてしまっていて、谷筋を進むことは到底不可能な状況になっている。写真の右半分が谷筋、のはずなのだが、まるで見えない
どうしようかと散々悩んだ挙句、意を決して左手(右岸側」の斜面に無理矢理に登って、谷筋を見下ろすとこんな感じ。谷が見えない。青いマーキングのある木すらも根こそぎ倒れている
2018年12月06日 09:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:59
どうしようかと散々悩んだ挙句、意を決して左手(右岸側」の斜面に無理矢理に登って、谷筋を見下ろすとこんな感じ。谷が見えない。青いマーキングのある木すらも根こそぎ倒れている
倒木で埋まった谷筋と、崩落した土斜面との隙間にもぐりこんで、わずかな空間から前へ前へと進むしかなかった。奥に見える石の転がった地点を目指す格好
2018年12月06日 09:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 9:59
倒木で埋まった谷筋と、崩落した土斜面との隙間にもぐりこんで、わずかな空間から前へ前へと進むしかなかった。奥に見える石の転がった地点を目指す格好
この最大の難所をくぐり抜けて振り返って撮影。崩落した斜面の様子が分かるだろうか。斜面は角度がきつすぎて、斜面そのものを通過するのはしんどそうに見えた
2018年12月06日 10:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
12/6 10:01
この最大の難所をくぐり抜けて振り返って撮影。崩落した斜面の様子が分かるだろうか。斜面は角度がきつすぎて、斜面そのものを通過するのはしんどそうに見えた
最大の難所のすぐ目の前にあるのが、谷筋の2分岐地点。倒木が酷すぎて、うっかりするとここが大切な2分岐とは見えないので要注意だ
2018年12月06日 10:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:03
最大の難所のすぐ目の前にあるのが、谷筋の2分岐地点。倒木が酷すぎて、うっかりするとここが大切な2分岐とは見えないので要注意だ
2分岐では左へ、左俣を進むのが正しいルート。そこもいきなり多数の倒木で行く手を遮られているので、狭くなった隙間などから岩を越えてとにかく前へと進む。遠くに「桜谷川右1号堰堤」が見えているのが目印だ
2018年12月06日 10:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:05
2分岐では左へ、左俣を進むのが正しいルート。そこもいきなり多数の倒木で行く手を遮られているので、狭くなった隙間などから岩を越えてとにかく前へと進む。遠くに「桜谷川右1号堰堤」が見えているのが目印だ
「桜谷川右1号堰堤」も左手(右岸側)から巻いていく。ここにも虎ロープがあるが、ここは斜面に足場を確保できるので、今迄のことを思うと随分と楽に感じる
2018年12月06日 10:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:09
「桜谷川右1号堰堤」も左手(右岸側)から巻いていく。ここにも虎ロープがあるが、ここは斜面に足場を確保できるので、今迄のことを思うと随分と楽に感じる
「桜谷川右1号堰堤」の上に立つと見事な紅葉が見られた。この谷一番の紅葉ポイントはここだろう。というか他にはほとんどないに等しかった
2018年12月06日 10:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/6 10:13
「桜谷川右1号堰堤」の上に立つと見事な紅葉が見られた。この谷一番の紅葉ポイントはここだろう。というか他にはほとんどないに等しかった
左俣をそのまま忠実に、迷いなく遡行し続けるが、巨岩や石がごろごろしていて歩きづらい。振り返るとそこそこの斜度があるのが分かる。ここはめげずに登っていくだけ
2018年12月06日 10:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:14
左俣をそのまま忠実に、迷いなく遡行し続けるが、巨岩や石がごろごろしていて歩きづらい。振り返るとそこそこの斜度があるのが分かる。ここはめげずに登っていくだけ
ここが谷筋を上り詰めた最終地点付近となる。ここまで来たら稜線の光が見えてきてほっとする。この地点まで来たらほぼ90度左折して、最後の急斜面を登っていく。手掛かりの木立が少ないのだが、有難いことにここにも虎ロープが張ってあるのでそれを頼りにすることに
2018年12月06日 10:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:25
ここが谷筋を上り詰めた最終地点付近となる。ここまで来たら稜線の光が見えてきてほっとする。この地点まで来たらほぼ90度左折して、最後の急斜面を登っていく。手掛かりの木立が少ないのだが、有難いことにここにも虎ロープが張ってあるのでそれを頼りにすることに
ロープ自体が道しるべにもなっている。頑張って数分ほど登るといきなりはっきりした踏み跡が出てくるので、それに沿って稜線方向へ。「天神谷東尾根」の最上部に合流する
2018年12月06日 10:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/6 10:29
ロープ自体が道しるべにもなっている。頑張って数分ほど登るといきなりはっきりした踏み跡が出てくるので、それに沿って稜線方向へ。「天神谷東尾根」の最上部に合流する
「天神谷東尾根」から「城山道」へ向かう途中、美しい紅葉がまだ残っていた。なかなか粘り強い、頑張り屋さんの紅葉だなあ
2018年12月06日 10:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/6 10:35
「天神谷東尾根」から「城山道」へ向かう途中、美しい紅葉がまだ残っていた。なかなか粘り強い、頑張り屋さんの紅葉だなあ
「城山道」に合流。そのまま二本松方向へと直進。あまりに楽な道にほっとするも、頭上の林がなくなって雨に打たれるこことに
2018年12月06日 10:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:36
「城山道」に合流。そのまま二本松方向へと直進。あまりに楽な道にほっとするも、頭上の林がなくなって雨に打たれるこことに
ほどなく現れる「堂徳山・市章山・碇山」方面分岐から「堂徳山」の山頂を目指す
2018年12月06日 10:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/6 10:38
ほどなく現れる「堂徳山・市章山・碇山」方面分岐から「堂徳山」の山頂を目指す
「市章山・碇山」へ向かう分岐点まで来た。ここで「行き止まり」と表示のある方向の道へ直進
2018年12月06日 10:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:42
「市章山・碇山」へ向かう分岐点まで来た。ここで「行き止まり」と表示のある方向の道へ直進
すぐに右手の草むらの中に「堂徳山」の山頂の三等三角点がある
2018年12月06日 10:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/6 10:43
すぐに右手の草むらの中に「堂徳山」の山頂の三等三角点がある
そこから先は「三森谷東尾根」ルートの下りとなる。この尾根道はかなり幅広くて踏み跡もしっかりしているので、快適に歩ける。「北野谷」がきつかったので余計にそう感じた
2018年12月06日 10:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:44
そこから先は「三森谷東尾根」ルートの下りとなる。この尾根道はかなり幅広くて踏み跡もしっかりしているので、快適に歩ける。「北野谷」がきつかったので余計にそう感じた
すぐに鉄塔があり、回り込むように下っていく。相変わらず広くて明確な道が続いていく
2018年12月06日 10:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:45
すぐに鉄塔があり、回り込むように下っていく。相変わらず広くて明確な道が続いていく
ほどなくここの分岐点に。ここでは左の下り道を行く。右は本当に行き止まりらしいが、尾根を下るので当然左の下り道を選ぶべし、だ
2018年12月06日 10:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:48
ほどなくここの分岐点に。ここでは左の下り道を行く。右は本当に行き止まりらしいが、尾根を下るので当然左の下り道を選ぶべし、だ
しばらく下ると、林野庁の「堂徳山国有林の治山事業」という案内板が立つ展望の広場に出る。神戸港が見えるが、木が伸びて少し見えにくくなっていた
2018年12月06日 10:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:51
しばらく下ると、林野庁の「堂徳山国有林の治山事業」という案内板が立つ展望の広場に出る。神戸港が見えるが、木が伸びて少し見えにくくなっていた
このように幅広の下りが続く。斜度も緩やかなので、やっぱり快適な尾根道だ
2018年12月06日 10:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 10:56
このように幅広の下りが続く。斜度も緩やかなので、やっぱり快適な尾根道だ
途中右手の谷側に、目にも鮮やかな紅葉があった。真っ赤というのはこういうのを言うんだろうな
2018年12月06日 10:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/6 10:59
途中右手の谷側に、目にも鮮やかな紅葉があった。真っ赤というのはこういうのを言うんだろうな
広場のようにかなり広くなっている平坦な場所もあり、このような特徴的な木々もある。良い目印になりそうだ
2018年12月06日 11:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/6 11:01
広場のようにかなり広くなっている平坦な場所もあり、このような特徴的な木々もある。良い目印になりそうだ
火気に注意、のリス看板。他には見かけなかったので、これも良い目印
2018年12月06日 11:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 11:07
火気に注意、のリス看板。他には見かけなかったので、これも良い目印
木の柵で作られた土止めがある。もしかしたら昔はここが少し崩れていて通れなかった期間があったのかもしれないが、見る限りは幅広いしっかりした道が続いているので全く問題なしだ
2018年12月06日 11:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 11:12
木の柵で作られた土止めがある。もしかしたら昔はここが少し崩れていて通れなかった期間があったのかもしれないが、見る限りは幅広いしっかりした道が続いているので全く問題なしだ
4分岐地点に出た。これは振り返って逆方向から撮影。下ってきた方向から見て、右は「三森谷東道」という危険道、正面は河原に降りて堰堤で行き止まり、左は北野の市街へ下る正規ルート
2018年12月06日 11:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 11:16
4分岐地点に出た。これは振り返って逆方向から撮影。下ってきた方向から見て、右は「三森谷東道」という危険道、正面は河原に降りて堰堤で行き止まり、左は北野の市街へ下る正規ルート
4分岐地からスイッチバック的に左折してすぐ目の前に「イノシシ除け扉」。ということは即ちここで下山完了だ
2018年12月06日 11:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 11:17
4分岐地からスイッチバック的に左折してすぐ目の前に「イノシシ除け扉」。ということは即ちここで下山完了だ
イノシシ除け扉を出てすぐのところに立派な「北野町西公園」が広がっている。身支度を整え直すのには最適な場所だろう。靴を洗える水道があれば最高なのだが
2018年12月06日 11:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/6 11:19
イノシシ除け扉を出てすぐのところに立派な「北野町西公園」が広がっている。身支度を整え直すのには最適な場所だろう。靴を洗える水道があれば最高なのだが
「北野町西公園」を後にして市街へ。振り返るとこんな風景。左側のレンガ色の階段を登っていくと正面にさっきのイノシシ除け扉がある
2018年12月06日 11:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 11:21
「北野町西公園」を後にして市街へ。振り返るとこんな風景。左側のレンガ色の階段を登っていくと正面にさっきのイノシシ除け扉がある
公園から階段を下って右折してすぐのところに「北野青龍神社」がある。どうやら昔より綺麗になっているようだ。この後は北野を通りハンター坂を下り、二宮にある天然温泉へと直行した。やれやれだ
2018年12月06日 11:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/6 11:26
公園から階段を下って右折してすぐのところに「北野青龍神社」がある。どうやら昔より綺麗になっているようだ。この後は北野を通りハンター坂を下り、二宮にある天然温泉へと直行した。やれやれだ

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は今週末予定の山行の参考に、ということで北野町の背山周辺の未踏ルートを歩いてみることにした。
予報では昼から天候が危うい感じなので、短時間で終了するよう、あまり遠出や長歩きはしないことを考え、北野町の背山周辺にあるたくさんのルートの中で「北野谷」を遡行し、「天神谷東尾根」への合流後は「城山道〜堂徳山山頂」を経由して、「三森谷東尾根」を下って北野町へ出るコースを考えた。

さて当日は朝から曇り。山手は今にも降りそうな感じだったが中止はせずに強行。
メインメニューの「北野谷」へと入ってからほどなく、頭上の木の葉を打つ雨音がしてきて、なんと朝の内から早くも降られるという展開になってしまって、正直ガッカリ。
とはいえ、頭上に木々が茂る林の中を歩いていると、意外と雨粒には当たらずほとんど濡れないという状況だったので(多少は濡れるが)、中止せずにそのまま最後まで強行突破することにした次第。谷歩き中から堂徳山山頂あたりまでは降られていたが、「三森谷東尾根」を下る頃には運良く雨が一時的に止んで、雨で滑るなどの危険もなく無事に下山出来た。人徳か?・・・(笑)

さて「北野谷」は初見という大きなハンデはあったものの、それを斟酌してもかなり厳しい谷だった。
とにかく大きく荒れていて、踏み跡は曖昧だし、倒木は多いし、谷道は割れてえぐれているし、堰堤越えの斜面は急すぎるし、土が簡単に崩れて踏ん張れないし、の連続。まあそこまでは何とか越えても、2分岐直前にある右岸斜面の大崩落と多数の倒木による谷道封鎖状態にはホトホト難儀した。正面突破はどうやっても無理なので、崩れた斜面の脇をすり抜けて進んだが、そのルートを判断するまでにかなり悩んで時間も要したが、なかなか厳しい状況だった。その後の2分岐も荒れていて通過するのに一苦労、その先の遡行も苦労し、尾根に合流するための最後の急登もきつかった。

「三森谷東尾根」は一転して楽な尾根下り道だった。当初は踏み跡がかなり曖昧なのではないかと危惧していたが、実際に歩いてみるとむ踏み跡ははっきり分かる状態だった。むしろ快適なぐらい気分良く歩ける道だったので、ある意味拍子抜け。この道の状態を鑑みるに、結構な人数が足を踏み入れているのではないかなあ、と思う。「行き止まり」と道標に表示する必要はないだろうというのが感想。機会があればこれからも利用したくなる感じ。

下った後は「青龍神社」に立ち寄り、そのまま北野町を歩いてハンター坂を下り、加納町交差点を経て神戸クアハウスへ直行した。温泉で疲れを癒しているうちにまた外は雨の音。出てきたときには雨はまた止んでいてラッキー。みかんを3盛ほどお土産に購入して今回も無事に帰宅した。

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