小櫃川水系キンダン川
- GPS
- 02:18
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 262m
- 下り
- 204m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は上記コミュニティーバスの四方木または西原バス停を利用可能。 なお、平成24年3月20日現在で、上総亀山方面からの道は斜面崩壊で通行止めになっていました。 自動車を利用される方はご注意ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
終了点から県道までは踏み跡とテープをたどれば行けますが、踏み跡が紛らわしいところがあったり、テープがなかったりするところがあります。 無事遡行したからといって気を抜かずに、最後まで慎重に歩きましょう。 |
写真
感想
1 序
キンダン川。
キンダンですよ、キンダン。
初めて聞いたときに「禁断の地」なんて言葉を思い浮かべて
いろいろと妄想してしまいました (´∀`)
それ以来数ヶ月、ようやくキンダン川を目指す機会に恵まれたのでした。
2 敗退
いきなりでなんですが、初めてのアタックは平成24年2月25日でした。
天気予報だと午前中は曇りないし弱い雨のようだったので行ってみました。
が、現地は強い雨。
とりあえず入渓するもとてもじゃないけど徒渉できる状態ではありません。
バスも3時間くらいないので、簡単に行けたら禁断の地じゃないなどと
アホなことを嘯きながら安房天津まで歩いて帰りました (´;ω;`)
3 リベンジ
で、その後いろいろと忙しかったのですが、
ようやく平成24年3月20日にリベンジの機会を得られました。
ということで、ようやく本題です。
(1)入渓点〜キンダン川出合
前回の奔流は嘘のように、小櫃川は穏やかな流れです。
このあたりで遊ぶのも楽しいかもしれません。
出合のあたりで硫黄臭がありました。
(2)キンダン川出合〜川廻し跡
つまらない河原歩きが続くという情報を得ていたので全く期待していませんでしたが、
所々にナメがあります。
意外とナメがあるじゃないか〜と思い始めたころ、左手に怪しげな斜面が。
立ち止まったポイントがよかったため、川廻しの穴の上部が見えました。
こういう偶然がないと分からないよな〜と思いつつ、斜面を登って川廻し跡を通過。
いずれ全部崩れてしまうんでしょうね。
(3)川廻し跡〜ゴルジュ入り口
少しナメがありますが、基本的には普通の河原歩きです。
かなり退屈ですが、禁断の地に行くための試練と考えて(←まだ言うか)、
さくさく進みます。
幸か不幸か距離を稼げました。
(4)ゴルジュ入り口〜終了点
様相ががらっと変わります。これまでは河原メインで稀にナメという感じでしたが、
このあたりからはメインがナメになります。
普通は、ナメには多少のでこぼこがありますが、
全くでこぼこがないようなところもあります。
目をつぶったまま歩いても転ばないかも。
また、房総の沢はコケで滑りやすいというイメージがあるのですが、
このあたりは全然滑りませんでした。
もちろん、コケが繁茂しているところは避けたこともありますが。
要するに、とても歩きやすいです。
テンション上がりまくりです (・∀・)
ただ、終了点直前の淵に泥がたまっていたのは困りました。
足が沈むばかりで前に進みません。
(5)終了点〜県道
ここでさんざん迷ったという記録を見ていたので、
この池ノ沢歩道が核心部と見ていました。
しかし、ところどころわかりにくいところはあるものの、
踏み跡やテープを慎重に追いかけていけば何とかなります。
そうこうするうちに、この踏み跡のゴールの目標の青い屋根の民家が見えてきました。
核心部は無事クリアしたな、と思いきや、踏み跡が笹藪に突っ込んでいます。
こんなところで藪コギとは。最後の最後に核心部が控えているとは微塵も思いませんでした。
もっとも、目標の屋根は見えているのでそんなに苦労はしないでしょう。
ここを抜ければ県道までほんのちょっとです。
4 まとめ
禁断の地(←いい加減にしろ)にふさわしいナメがあります。
少なくとも沢には危険箇所はありません。
以前行った三間川と比べて滑る箇所は格段に少ないです。
百戦錬磨の沢屋の皆さんにはつまらない沢になるかもしれませんが、
沢デビューの人に沢の楽しさを知ってもらうためにはいい沢だと思います。
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