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記録ID: 181813
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ハイキング
奥多摩・高尾

日蔭名栗峰南尾根〜入奥沢(浅間尾根)中腹道

2012年04月12日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:35
距離
12.5km
登り
1,256m
下り
1,256m

コースタイム

08:30 歩きだし
08:55 取り付き
10:00 1261mポイント
11:00 石尾根縦走路
11:20 日蔭名栗峰山頂
11:40 鷹ノ巣避難小屋 11:55
12:25 中腹道分岐
13:00 山葵田跡
13:30 林道終点出会い
14:05 オートバイ駐車地
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
峰谷林道までオートバイで。
コース状況/
危険箇所等
今回入山届は自宅に。(つーか、もし何かあったとき救助要請は家族が出さなければならないので、これが一番かと…)

日蔭名栗南尾根は危険箇所なし。ただ、上部のヤブで擦過傷はご覚悟。
入奥沢中腹道は山慣れてないと少々怖いかもです。結構な高度感のある道が山腹につけられており、人があまり通らないせいか崩壊個所や不明瞭な箇所もあります。滑落するとかなりヤバいでしょう。

もえぎの湯・麻葉の湯(三河屋)・松乃温泉(水香園)のどれかに入れます。
今回食事は鳩美で。温泉はナシ。

峰谷林道入ってスグのところに止めました。
2012年04月12日 08:30撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 8:30
峰谷林道入ってスグのところに止めました。
道なりにしばらく進むと坊主谷を橋で渡り引き続き茂窪谷左岸を行きます。すると写真のように道が二手に分かれます。右に行きます。
2012年04月12日 08:53撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 8:53
道なりにしばらく進むと坊主谷を橋で渡り引き続き茂窪谷左岸を行きます。すると写真のように道が二手に分かれます。右に行きます。
そして少し行くと写真左に見えている擁壁がありその先で取り付き。写真中央に薄い踏み跡。
2012年04月12日 08:55撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 8:55
そして少し行くと写真左に見えている擁壁がありその先で取り付き。写真中央に薄い踏み跡。
尾根のほとんどが自然林の南尾根。傾斜はきついがこの時期歩くにはサイコーです。
2012年04月12日 09:15撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 9:15
尾根のほとんどが自然林の南尾根。傾斜はきついがこの時期歩くにはサイコーです。
1000m辺りからアセビが出てきます。
2012年04月12日 09:24撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 9:24
1000m辺りからアセビが出てきます。
1261m地点。
2012年04月12日 10:02撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 10:02
1261m地点。
1400m付近ではスズタケがちらほら出てきて…最終的には腕が傷だらけになりました。しかし踏み跡はしっかりしています。迷うことはありません。
2012年04月12日 10:28撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 10:28
1400m付近ではスズタケがちらほら出てきて…最終的には腕が傷だらけになりました。しかし踏み跡はしっかりしています。迷うことはありません。
縦走路に出ました。
2012年04月12日 10:59撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 10:59
縦走路に出ました。
縦走路を七つ石側に数メートル進み岩っぽいところを取り付き点としてさらに高みを目指します。写真は縦走路から10mくらい上がったところから。
2012年04月12日 11:01撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 11:01
縦走路を七つ石側に数メートル進み岩っぽいところを取り付き点としてさらに高みを目指します。写真は縦走路から10mくらい上がったところから。
重畳たる山並みの向こうに富士。
2012年04月12日 11:06撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 11:06
重畳たる山並みの向こうに富士。
日蔭名栗山頂直下の南側防火帯より。
2012年04月12日 11:06撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 11:06
日蔭名栗山頂直下の南側防火帯より。
奥から大菩薩連嶺・牛の寝・天平〜鹿倉・登り・赤指の各尾根やピークの皆様。Boss富士の右はMr.雁が腹摺と楢の木尾根。
2012年04月12日 11:16撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 11:16
奥から大菩薩連嶺・牛の寝・天平〜鹿倉・登り・赤指の各尾根やピークの皆様。Boss富士の右はMr.雁が腹摺と楢の木尾根。
お馴染の山頂標です。山頂の北側に放置されていることが多い…そーいえば草冠は?
2012年04月12日 11:20撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 11:20
お馴染の山頂標です。山頂の北側に放置されていることが多い…そーいえば草冠は?
Mr.三頭は大きな山体です。
2012年04月12日 11:24撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 11:24
Mr.三頭は大きな山体です。
奥に奥の院、大岳、御前の皆様も顔を見せています。左はMr.鷹ノ巣。
2012年04月12日 11:26撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 11:26
奥に奥の院、大岳、御前の皆様も顔を見せています。左はMr.鷹ノ巣。
中腹道分岐点。標高は1500m。道票には過去に奥方面(中腹道)が付けられていたことが窺われます。
2012年04月12日 12:26撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 12:26
中腹道分岐点。標高は1500m。道票には過去に奥方面(中腹道)が付けられていたことが窺われます。
こんな感じでロープ張られてます。跨ぐか潜るかします。ボクは潜りました。(どーでもいいか)
2012年04月12日 12:26撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:26
こんな感じでロープ張られてます。跨ぐか潜るかします。ボクは潜りました。(どーでもいいか)
1350m付近で目立つ白樺が出てきました。
2012年04月12日 12:39撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:39
1350m付近で目立つ白樺が出てきました。
1230m付近。石垣でしっかり道が整備されています。ここまでとこの後とでは道の様相が一変します。
2012年04月12日 12:48撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 12:48
1230m付近。石垣でしっかり道が整備されています。ここまでとこの後とでは道の様相が一変します。
入奥沢本流を渡って見下ろすと下には…山葵田の跡ですね。
2012年04月12日 12:59撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:59
入奥沢本流を渡って見下ろすと下には…山葵田の跡ですね。
この残置ロープ結構貧弱なんですがこれがないとここヤバいです。先の事考えてボクはここでロープをすぐ出せるようにしました。
2012年04月12日 13:09撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:09
この残置ロープ結構貧弱なんですがこれがないとここヤバいです。先の事考えてボクはここでロープをすぐ出せるようにしました。
支沢を挟んで急峻な山腹に付けられた道。幅は20センチくらいのところもあります。この辺は落ちたら沢まで行くでしょう。100m以上の滑落です。こんなのが続きます。
2012年04月12日 13:09撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:09
支沢を挟んで急峻な山腹に付けられた道。幅は20センチくらいのところもあります。この辺は落ちたら沢まで行くでしょう。100m以上の滑落です。こんなのが続きます。
一つ目の短い植林帯これが出てくると林道まであと少しです。
2012年04月12日 13:16撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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一つ目の短い植林帯これが出てくると林道まであと少しです。
二つ目。この道は植林が出てくるとホッとします。
2012年04月12日 13:21撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 13:21
二つ目。この道は植林が出てくるとホッとします。
二つ目のトラロープ。
2012年04月12日 13:27撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:27
二つ目のトラロープ。
真っ直ぐ行く道と左に降りて行く道があります。
2012年04月12日 13:28撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 13:28
真っ直ぐ行く道と左に降りて行く道があります。
左に降りると林道です。ここは林道終点部。
2012年04月12日 13:29撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 13:29
左に降りると林道です。ここは林道終点部。
ボクはもう少し進んで正面崩れた場所から林道にtouch down.
2012年04月12日 13:34撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:34
ボクはもう少し進んで正面崩れた場所から林道にtouch down.
バイクに戻りライダーに変身です。
2012年04月12日 14:06撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 14:06
バイクに戻りライダーに変身です。

感想

松浦隆康さん著の「バリエーションハイキング」という本に以前から気になっていたコースがのっていました。「入奥谷中腹道」と言うらしいんですが、中腹と言うなら鷹ノ巣山浅間尾根中腹道じゃないのかしらんとか思いつつ、いそいそ計画を立てて行ってきました。

登りは日蔭名栗峰南尾根をとりました。ヤブが以前より薄くなったと聞いたからです。確かに踏み跡も明瞭でいくらか薄くなってはいましたが…。
とにかく登りに採るとスズタケがこちら側に向いて倒れているので屈もうが何しようが刺さるささる…。一応藪漕ぎ用のシャツ着てったんですが今日は暑くて着てられず両腕擦過傷だらけです。
それにしてもこの尾根は乗ってからずっと自然林で素晴らしいですね。ヤブコギがなければ年に何度も訪れたい尾根です。

避難小屋でメシにしてさて、いよいよ楽しみのコース。
地形図によるとここも自然林が多く中腹道の分岐辺りを見る限り素晴らしくいいコースなのだろうとワクワクしながら進んで行きました。
確かに始めはブラボーを連発したくなるようなコースです。しかし1200m台まで下げてくるとだんだん支沢が近づき、そして…。
奥多摩では唐松谷林道が通行危険となっていますが、あれの10倍くらい危険だと考えていいと思います。
まず道が狭く崩壊している箇所もある、かなり急峻な山腹に付けられている、そして不明瞭な箇所もある、ということでまぁ沢沿いの急峻な山腹に付けられた道ですからそんなにいい道を期待する方が甘いのかもしれませんがけっこうマジモードでいかないと痛い目にあいそうです(痛いですめばいいが…)。
しかし人があまり入らない分、自然林をはじめとした周りの環境は実にすばらしく、沢を挟んで向かいの水根山南西尾根や榧の木山ノボリ尾根なんかをしばらくぼんやり見ていたい気分になります。
ということで、この中腹道はブラボーであり且つべラボーなコースでした。

山に慣れていない方と行くときはロープ必携です。

暖かな一日はライダーにとって睡魔との闘いともなる一日です。
今日は勝利しました。


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