ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 188558
全員に公開
ハイキング
霧島・開聞岳

開聞岳

2012年05月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:05
距離
8.5km
登り
833m
下り
850m

コースタイム

09:05ふれあい公園駐車場出発-09:10登山口-09:40三合目09:50-10:15五合目10:25-11:05七合目11:15-11:45八合目11:50-13:00山頂到着-昼食-13:30山頂出発-14:30八合目14:40-15:00七合目15:05-15:50五合目16:00-16:20四合目16:25-17:05登山口-17:10ふれあい公園駐車場到着
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自家用車で指宿まで移動.指宿市内の民宿に前泊.
当日朝(08:30ころ),開聞岳麓のかいもん山麓ふれあい公園まで車で移動.
ふれあい公園の駐車場に駐車.駐車場は野外ステージ用の広場を利用したもので,かなりの台数を収容可能.
コース状況/
危険箇所等
登山道は一本道でわかりやすく,比較的よく整備されている.
ただ,七合目以上は岩場が多くなり,足下が不安定になる.
特に,九合目〜山頂直下は急斜面の岩場が多く,不慣れな私にはとてもきつかった.
岩に手をつくため,登山用手袋か軍手を持参したほうがよい.
足場が不安定になる箇所では登山用スティックがとても重宝した.

登山口では入山者名簿に氏名と住所を記入する.登山口には地元の観光協会(?)の方が出店を出しており,
開聞岳登頂証明書を購入できる.

開聞岳麓の集落にはコンビニが2軒あり,飲食物を購入できる.
開聞岳から2〜30分ほど行けば,指宿の温泉街があるので,宿泊には困らない.
温泉は開聞岳周辺にたくさんある.
JR最南端の駅,西大山駅から望む「緑の巨人」・開聞岳.
2012年05月06日 09:55撮影 by  iPhone 4S, Apple
4
5/6 9:55
JR最南端の駅,西大山駅から望む「緑の巨人」・開聞岳.
開聞岳山頂.眼下に池田湖を望む.
2012年05月05日 13:24撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
5/5 13:24
開聞岳山頂.眼下に池田湖を望む.
開聞岳山頂から望む池田湖.遠景に高隈山と桜島.開聞岳足下から池田湖までは「阿多カルデラ」という陥没地形が広がる.開聞岳は阿多カルデラの縁に噴出した火山なのだそうだ.
2012年05月05日 13:25撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/5 13:25
開聞岳山頂から望む池田湖.遠景に高隈山と桜島.開聞岳足下から池田湖までは「阿多カルデラ」という陥没地形が広がる.開聞岳は阿多カルデラの縁に噴出した火山なのだそうだ.
下山後,麓のコンビニから望む開聞岳.開聞岳は下部がコニーデ型の成層火山で,上部がトロイデ型の溶岩ドームからなる.この写真ではコニーデ部分とトロイデ部分の境界がはっきり見える(中腹部の段がついている部分).上部のトロイデ型溶岩ドームは平安時代前期(貞観年間)に噴出したもの.
それを反映するかように,登山道には玄武岩質の火山岩の礫(下部コニーデ由来)とデイサイト質の火山岩(上部トロイデ由来)がたくさん転がっていた.特に,デイサイト質のパン皮状火山弾が目についたような気がする.
2012年05月05日 17:21撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/5 17:21
下山後,麓のコンビニから望む開聞岳.開聞岳は下部がコニーデ型の成層火山で,上部がトロイデ型の溶岩ドームからなる.この写真ではコニーデ部分とトロイデ部分の境界がはっきり見える(中腹部の段がついている部分).上部のトロイデ型溶岩ドームは平安時代前期(貞観年間)に噴出したもの.
それを反映するかように,登山道には玄武岩質の火山岩の礫(下部コニーデ由来)とデイサイト質の火山岩(上部トロイデ由来)がたくさん転がっていた.特に,デイサイト質のパン皮状火山弾が目についたような気がする.
撮影機器:

感想

開聞岳に登ってきた.

かつて指宿まで旅行に行った時,長崎鼻から開聞岳を見て,きれいな円錐形で颯爽とした姿に感動した.
「いつかあの山に登ってやるぞ」と決意してからはや8年.今回やっと開聞岳に登ることができた.

宿から車で開聞岳方面に向かうと,低い山(辻之岳?)の背後から緑色の物体がニョッキリと顔を出しているのが見えた―それは開聞岳のてっぺんだった.開聞岳の姿を形容するならば,さしずめ「緑の巨人」か.麓から山頂を見上げる角度が意外に高い.絶対的なスケールは小さいものの,まるで浮世絵の富士山のような山型である.

登山前に開聞岳を祀る牧聞神社にお参りし,9時すぎに登山を始める.登山道は単調で比較的登りやすい.しかし,4合目付近から登山道に岩が多く露出するようになる.とくに6合目〜7合目付近は岩場が多い.さらに,9合目〜山頂直下までは急斜面な岩場ばかりになる.

最後の岩場を乗り越え,やっとの思いで登頂する.山頂は360°の絶景だった.しかし若者グループ(大学生?)が山頂の一番高い岩場を占領していたので,真の山頂は踏めなかった.残念.

その後,登ってきた登山道をそのまま引き返す.6合目付近から急にバテて脚に力が入らなくなる(クライマーズ・ハイが切れてしまった?).17:00すぎに無事に登山口へ到着する.予定よりも1時間遅れていた.

正直,「たかだか1000mにも満たない山」と思って登っていたが,今までの山行の中でもなかなか険しい登りだった.脚はガクガクになったが,とても楽しい山行だった.

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1619人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 霧島・開聞岳 [日帰り]
開聞岳はこのルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら