硫黄岳
- GPS
- 27:02
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,212m
- 下り
- 1,211m
コースタイム
12:10赤岳山荘-ランチ休憩-12:50出発
15:00赤岳鉱泉
宿泊
7:30赤岳鉱泉
9:10赤岩の頭-休憩-9:30出発
10:20赤岳鉱泉-荷物を回収・ランチ休憩-12:00出発
13:30美濃戸山荘-休憩-13:50出発
14:30美濃戸口
天候 | 6/30 晴れ時々くもり 7/1 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
15:00美濃戸口-茅野駅15:40-17:50茅野駅発新宿行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口〜赤岳鉱泉〜赤岩の頭まで道迷いしそうな箇所はありません。 広い川原から橋を渡り、まき道側に進むと1箇所倒木がありました。 荷物が大きい方や小柄な方は少し苦労しそうです。 ●トイレ情報(全てトイレットペーパーあり、チップ制50〜100円) 八ヶ岳山荘 赤岳山荘 美濃戸山荘 赤岳鉱泉 ●水場 八ヶ岳山荘 赤岳山荘 美濃戸山荘 赤岳鉱泉 |
写真
感想
登山としては初めての八ヶ岳です。
初級者なので道迷いの少ない北沢ルートで、一日目は赤岳鉱泉を目指します。
茅野駅からバスに乗るのに、バス停の標識がなく少々迷いました。
改札を出て売店と立ち食い蕎麦屋の間の出口を左側に下りればバス乗り場です。
バスのチケットを窓口で事前に買いました。
あと、バス停あたりにはお弁当屋さんがあるので調達するにも便利そうです。
美濃戸口までは40分くらいでしょうか。
八ヶ岳山荘前にバスが到着します。
室内の無料休憩所らしきものがありましたが入りづらかったので、
外のベンチを借りて準備をしました。
正面入口の右手側に飲むこともできる水道がありました。
登山ポストや、山小屋の営業状況、天気情報もありました。
トイレは50円のチップ制ですが、トイレットペーパーもありました。
今回のコースのトイレは50〜100円程度のチップ制ではありますが、
どこでもトイレットペーパーが設置されていて、
自分で持っていたものは使いませんでした。
1時間ほどで「やまのこ村」「赤岳山荘」「美濃戸山荘」に到着します。
どこも湧き水が流しっぱなしになっていて飲むことができるようです。
私たちは赤岳山荘で肉うどんを食べました。
おかみさん?が、ぶっきらぼうで始めは少し怖かったですが
お話してみるといい方でした。
ここでも湧水を水筒に補給して出発しました。
水が冷たくておいしいんです。
今回は500ml水筒とタイガーのステンレスボトル350ml、
予備で500mlの水を持っていきましたが予備の水はあけないで済みました。
途中で水を補給できるのでとても良かったです。
さらに30分ほどは、舗装路というか砂利道が続きます。
これが結構きついです。
帰りも同じルートでしたが、足の裏が痛くなりました。
広い川原に出てしばらくすると道も細くなり山道になります。
このコースはキレイな沢と水の音、コケがとても美しいです。
木道や鉄筋の橋も整備されているので危ない箇所がないのも
初級者にはたすかりました。
ずっと森の中を歩いて行きますが、少し開けてくると
赤岳鉱泉に到着します。
アイスキャンディーの残骸があり、そのあたりから
赤岳〜横岳が見えてとてもかっこよかったです。
写真を撮るのもここがいいと思います。
赤岳鉱泉はウッドデッキにベンチとテーブルがあって
炊事場、水場もありテントの方には使いやすそうでした。
ただ、テント張る場所が少なそう・・
若干斜めになっている場所が多い気がしました。
いい場所は早いもの勝ちぽく見えました。
15時に到着した時点ですでに10個以上は張られていたように思います。
受付のお兄さんも従業員の方も感じがよかったです。
小屋内も掃除が行き届いていて、清潔感があり
想像していた小屋よりずっと素敵で、下手な民宿よりはるかに快適です。
今回は個室を用意してもらえ個室代は1室5000円の部屋でした。
その個室が超広い。
6枚の布団は余裕ですね。頑張れば8枚もいけるかも。
ここに二人ではとても贅沢でした。
また、風呂があるのもいいですね。
しばらく誰も入っていなかったようでお湯が激熱でびっくりしましたが
水で加減していい感じにできます。
食事は、夜はステーキと野菜いっぱいのポトフ。
ズッキーニやトマト、メロンなど山小屋で食べられると思いませんでした。
朝は焼魚と温泉卵など。
御飯や汁物はおかわり自由です。
超グルメではないけど、普通においしいです。
あえて悪い点といえば、普通のホテルと比べれば壁が薄いので
隣の部屋や談話室の声、廊下を歩く足音、かなりうるさいです。
小屋の常識はわかりませんが、電気がつく前から大きな声で話して
足音もバタバタ、ドアを閉める音はバタン・・
少しデリカシーのなさを感じました。
あとは、部屋の暖房が夜は付くのですが、
朝は電気が通らないみたいで付かないんです。
廊下や食堂ののストーブも消されているので寒かったです。
二日目は午後から雨のはずが、朝から相当な雨。
硫黄岳を目指して進みます。
樹林帯は雨も直接当たらず、風も感じず、問題なかったのですが
赤岩の頭に着いたら一変、風とガス。
硫黄岳もまったく見えません。
硫黄岳方向をしばらく眺めていましたが、道が見えない状況だったので
ここでやめておこうかと悩んでいると
山頂から降りて来た方から話かけてくれて
「強風で3分くらいしかいられないよ」と。
ユルユルな私たちにはやっぱりムリだねってことで
今回はあきらめました。
早めに赤岳鉱泉に戻り、ぬれた服を乾かしてもらいながら
ゆっくりランチをして、預けていた荷物を回収して出発しました。
あいにくの雨でしたが、逆にコケや植物が生き生きしていて
とても素敵でした。
レインウエアを着て、レインハットにザックカバーもしていましたが
結構ぬれました。
折りたたみ傘を差したほうが良かったのかなと後から思いました。
美濃戸口まで戻り、このままではバスに乗れないほど濡れと汚れでしたので
八ヶ岳山荘の前をお借りして支度をさせてもらいました。
塗れたものをグラナイトギアのエアジップサックに入れたのですが
自宅に帰って見たら、水漏れしてました。
濡れすぎるとあまり効果がないのかもしれません。
硫黄岳に行けなかったので予定より一本早いバスでした。
茅野駅でお土産を買ったり、観光案内所の方とお話したりして
それもまた楽しかったです。
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